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イイね!
2014年08月23日

シマノ鈴鹿ロードで逃げる

シマノ鈴鹿ロードで逃げる ラリホー

どうも、タマゴです。

そんなわけで行ってきましたシマノ鈴鹿ロード。
今年もエントリーはなしで、出展ブースを見学、試乗車荒らしがメイン!
とにかく自転車祭としては最大級なので、それだけでも楽しいんデス!

今回はいつものモイスチャーと、まこちさんをフィハイ(フィットハイブリッド)で回収して現地へ。
遊園地側の入場開始時間を狙っていきました。 天気も心配でしたしね。





さて、前置きはこのくらいで、サクサクと試乗インプレる!







私は初めてパナソニックの試乗車を見ました。展示はあっても乗れないって事がありましたので。


まずはフラッグシップのチタンフレーム『FRT07』から。

このFRT07は2種類の剛性を持たせたフレームがそれぞれラインナップされており、太いチューブを持つ高剛性のバージョンH、細身の普通剛性なバージョンLからチョイスするカタチ。

今回の試乗ではこの2つのバージョンを比べる事が出来ました!


まずはバージョンHから。
体格の大きい、パワーのあるライダー向けとのことですがまさにその通りで、剛性が高く「硬いなぁ・・・自分の脚力ではフレームを反応させられない」と感じるカーボンフレームに近い印象でした。
フレームをしならせるために、強く踏み込むとバイクが豪快に加速していきます。
脚への反発は痛くないのですが、やはり強い加速と速い巡航を維持するには、かなりパワーを掛け続けていないとダメで、脚力より体力をジワ~ッと削られる印象。
振動吸収性などは優れていて、いたって快適な乗り心地!
数値よりも、手に持った感じと走りは軽いです。
軽快な走りと十分言える範囲ですが、後述のバージョンLと比べると疲労度が違います。

バージョンLはベツモノ!
私の体格だと、こちらの方が合っていますね~
しなりを楽に発生させられて軽快にバイクが推進していきます。
しなり⇒返りのリズムが脚や身体にフィットして、絶品の漕ぎ味です!
フォークの出来も申し分なく、もがいてもしっかりと金属フレームらしいダイレクトな加速!
乗り心地はさらに良く、よく出来たクロモリとアルミのいいとこどりみたいなフィーリング!
デローザ・チタニオに続く、「チタンらしさの活きた」バイクでした^^





クロモリフレーム『ORC06』(ORC07?)

パナソニックのクロモリ、「パナモリ」の定番モデル。
アンカーのネオコット乗りとしては、超気になるモデル!!

パッと乗った瞬間から、「うわっちゃべー!」と驚き・・・!
イヤな予感がしたんですよね・・・これ・・・ めちゃくちゃイイ!(笑)
出来のいいクロモリフレーム感てんこ盛り!
乗り心地良し、スムーズな走行感&軽快感、踏み込んだ時の上質なしなりを生み、余分にたわんでしまうような弱さもなく、かと言って脚を攻撃するような”鉄硬さ”も感じない!
下ハンダンシングでスプリントしても、こりゃなかなかええぞぉぉぉ~
クロモリフォークも問題なし!

嫌な言葉ですが、「スペック」で言えば同じクロモリレーサー『コルナゴ マスターX-LIGHT』には到底敵いませんが、『アンカー RNC7』とは”クロモリフレームの魅力”で見ると、実力伯仲!バッチバチ!?
価格は断然ORCが安く、マジでこれ魅力コストレシオに優れまくりです!

しかも・・・




カラー、デザインがカスタムオーダー可能!(アップチャージあり)
圧倒的にアンカーより豊富なバリエーションでもって、自分だけの1台が作れちゃう^^

クラシカルにキメるもよし、最新のパーツてんこ盛りも良し!

どなたにもオススメ出来る、素晴らしいバイクでした^^







ナウなバイクも。 ピナレロ 『ドグマF8』

記憶に新しい今年のツールドフランスでチームSkyが使用していた新作ドグマ!
イギリスのお車メーカー・ジャガーの空力技術が使われた、エアロフレームに生まれ変わりました!

ドグマと言えば、「軽く硬く速い」ですが、この形状が大きく変化したF8もまさにドグマのそれ!
大げさに言えば、目隠しして乗ってもドグマと分かるくらい(笑)
ただ、今回のドグマには”やさしさ”というか、乗り易さが結構加味されており、「貧脚お断り。」の門前払い感は鳴りを潜めました^^
フレームの硬さは相当なモノですが、乗り心地は結構快適方向へ”折れてくれた”感じです(笑)

それでもやはり、私ごとき脚力ではドグマF8の真の実力の片鱗も垣間見れず、ただただ軽量高剛性なフレームが前へ前へと推進していくのを感じるのみ!
前述の”やさしさ”が、多少なりとも”楽しさ”に感じはするんですが、やはり「官能性<推進力」という感覚が優ってます。
私的には、このドグマF8の楽しさは「乗りこなせるか分からない高みに挑む!」に思えました。
以前だと、「硬くて全然乗れまへ~ん!」と泣き言しか出ませんでしたが、F8は「いつかは・・・」とか思っちゃいます(笑)






完成車重量4.65kgの超軽量バイク TREK『EMONDA SLR10』

噂のエモンダSLR乗ってみました!

MADONEが現行のKVF形状になったとき、カッチリ系な高剛性バイクになったので、依然のMADONEのしなやかさや軽い走りが好きな方には「アレ~!?」な感じだったらしいですが・・・

エモンダは「おかえりなさい!昔のマドン!」と呼べるらしいインプレだったんですよね。
で、実際に乗ってみると・・・確かに似ている感じ。 でもちょっぴり違うかも?

まず軽さに目がいきますが、薄肉フレームがソフトさに繋がっているので、パッと乗った感じだと「普通?」な感覚。
バイクを振ってみると確かに軽い。上りはスルスルいく感じ。
しなやかさをかなり感じる剛性感と乗り心地、乗り味も。
TREKらしく、踏み込みもスッと軽いんですが、フレームがややホワッとした感じというか・・・
私の体重だとフレームが軽すぎるみたいで、推進力をそれほど感じませんでした。
50mmハイトのディープリムと組み合わせるとスピードが死ににくいので、オールラウンドに使っていけそうな気配はあったんですが・・・
いかんせん乗り味はやや薄味・。 以前のマドンにあった「驚きの万能感」は感じませんでした。
フォークはやや芯が残る硬さがあり、素早い下ハンダンシングでスプリントすると、しっかり動きについてきてくれます。
「爆走感」が希薄な気がします・・・ 速いは速い、けど速く感じない?
ストレスは少ないので、攻め続けることは可能でしょうね^^;

もしかしたら、イッコ下の『EMONDA SL』の方が、自分にしっくりくるかもしれません!
SCOTTアディクトの時もそんな感じだったので!





デローザ『PLANET』・・・復活した名前ですが、モノはエントリーのカーボンフレーム。

・・・試乗したのはこのプラネットではなく、2014年モデルの『IDOL』です^^;




コレですね(*´з`)

「アイドル」なんてカワイイ名前ですが、デローザの事なのでどうせ(?)レーシーに決まっている!と思って試乗に臨みましたが・・・

「大丈夫、なんでもいける!」でもあり「ガンガン攻めるぜ!」でもある、乗って楽しいバイクでした!
強いバネが芯にあって、でもカツーンと脚に跳ね返るのではなく、グオッグオッと加速していきます。
スプリントっぽくもがいても、ちょうどいい塩梅で動きについてきてくれるので、波長が合うというか・・・
乗って走って楽しむ!という点では難しさはないですね!
乗り心地も想像していたより快適で、ホントにオールラウンダー^^

久々に、デローザの良いカーボンフレームに乗れました!






・・・というところで、鈴鹿サーキットの最終コーナー辺りに「今まさに大雨」なゲリラ豪雨が・・・ どんどんこちらの出展ブースに近づいてくるじゃぁ~ないですかッ!



「あれ・・・雨すごくない?」



「やばくない?コッチくる?」



「キタキタキタキター!!」



「キャァアアアアアアー!」





ボタボタと大粒の雨が出展ブースを襲う! 逃げ惑い、出展テントに避難する参加者ほか(笑)


バケツをひっくり返したような──とはこのこと。
三重県の本気キター!



テント下に逃れても、地面を跳ね返る雨粒で靴はビッショビショァ!



せっかく、テニスラケットでお馴染みの「ヨネックス」のカーボンフレーム『カーボネックス』に試乗しようと思ったのに~!(ノД`)・゜・。
超絶イイらしいですよ、ヨネックス。 チックショー



雨脚が弱くなったスキに(試乗は無理な雰囲気だったので)、ブースを見学・・・

しかしまたも、大雨の第2波が。


もうかなりズブ濡れてしまっていて、しんどいばかり。
引き揚げたくてもテントから出られない・・・が、雨の中をOGKカブトのデカい傘をさして歩く人が。

「ズルい! それイージャン!」






OGKブースで傘ゲットォォ! 


・・・でもやっぱビショ濡れには違いなし! 何をしても無駄だと言わんばかり!
水たまりを超えた川が、鈴鹿サーキット内のいたるところに降臨あそばれました。





強烈な雨音が、私たちのぼやきを掻き消しつつ・・・  撤収。



その帰り道、高速のICまで路面が冠水しまくってました@@









オマケェ


雨の中、見て回って目についたヤーツ。







ハイハイ高い高い! 高級ホイール、”究極の回転体”こと「Lightweight」のホイールに合わせて作られたという、Lightweightのカーボンフレーム『URGESTALT』(ウルグシュタルト)。

ホイール810,000円+フレーム610,000円+コンポ200,000円+もろもろで・・・170万超えて来る感じ?(笑)

乗って・・・みたい?(゚Д゚;)







ちょっと気になった、2年前くらいに日本に入ってきたベルギーのブランド「トンプソン」。

ベルギーと言えばリドレーですが、自転車を国技とするベルギーではトンプソンは老舗中の老舗で、なんと創業90年!!(リドレーは20年くらい)

石畳に鍛えられまくってきた、ベルギーの一大ブランドなんですねぇ。

フラッグシップのエアロフレーム『FORCE』は結構硬めのインプレみたいですが、オールラウンダーの『SIRIUS』はフレーム重量も900gを切っており、かなり楽しそう!
残念ながら大雨で乗れませんでしたが、色々説明が聞けました^^

とくにこれ、カスタムカラーのオーダーが出来ちゃう点!


全部FORCEですが、様々なカラーリング!






高校生?のヒルクライムチャンプのバイク。なんとエアロで軽くないFORCEを使って勝ったんだとか。
色も派手だけど、成績も派手!


配色パターンは各車種1パターンのみですが、アップチャージ2万円で豊富なカラーから選択出来ますし、なにせ塗装のクオリティが高そう!!




ブラックの塗装とカーボン生地そのまま、なんてシブいカラーリングも!



色の境目って、指で触れるとクリアの下でも塗膜の「段差」を感じるんですが、トンプソンは段差なし! 境目によくある塗料の欠けも見当たらず!

同じベルギーで、しかも塗装屋のリドレーより格段にクオリティ高いのでは・・・?(笑)


ミドルクラスのカーボンフレームい以上であればカスタム可能なので、お得かもです!


惜しむらくは、乗れなかったこと!( ;∀;)   トンプソン、気になります。誰か買って!(笑)
ブログ一覧 | みんチャリ | 日記
Posted at 2014/08/23 23:44:46

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つよ太郎さん

この記事へのコメント

2014年8月24日 11:37
お疲れ様でした!

豪雨のせいで午前だけでしたが
初めてだったのもあるけどとても楽しめました^^
これは毎回行きたくなりますね!

もうちょっと素人でも参加できるクラスがあるなら
参加して、ホイールの試乗をやってみたいです(笑)


インプレは、なるほどそうゆう感じなのか~
と思い出しながら楽しく拝見いたしました
個人的には、高いからイイってわけではないな
というくらいの感想でした、性能引き出せないだけなんでしょうけど(爆)
コメントへの返答
2014年8月25日 22:36
お疲れ様でした^^

パナとTREKで長居し過ぎました!
もっとサクサク回ってしまえばよかったなぁ~と^^;
毎回、展示メーカーも色々変わったりするので、おもしろいですね!
もちろん、参加もOK!基本的には何でも出られると思います(笑)

レースでの速さを求めた高額バイクもあれば、材質や生産法で高くなっているものもありますね。
感覚で、これは気持ちいいなぁ速いなぁと思えれば、それだけでもうインプレです!
ビンディングで乗ると、もう少し分かり易いですね!
2014年8月24日 12:38
お疲れ様でした。
試乗だけでも行こうか迷ったのですが、やはり大雨だったのですね。

シマノのサポートカーもレヴォーグになっていたのですね。
完全にレガシィから世代交代したんだな~。

チタンフレームは乗ったことがないので、どんな感じか気になりますね。
タマゴヤさんのインプレを見る限りかなり良さそうで!!
コメントへの返答
2014年8月25日 22:40
入場開始2時間くらいは晴れてたんですが・・・突然きました(笑)

レヴォーグのMAVICカーといい、ハッキリしたカラーリングが似合うので、アレで市販したらいいと思いました(笑)

よく言われるチタンフレームは、アルミの剛性感&反応性とクロモリの快適性、カーボンに近い軽快感を併せ持つ感じ!ってやつですね^^
あとは、しなるかしならずダイレクトか・・・
エヴァディオなんかだと、BB辺りから鳴る音がもろにチタンらしいキンキンと高い金属音で、チタン乗ってるな~!って感じでした(笑)
2014年8月24日 14:29
豪雨の試乗ご苦労様でした。
さぞかし帰りは怠かったことかと。(^^;
昨日の天気は最悪でしたね。
僕も豪雨で川の中を走り、迷子とパンクの最悪ライドとなりまんた!

やっぱチタンがディープフレームのカーボンに見慣れてるぶん新鮮に映りますね。
クロモリもいいけど錆の心配がなく長く付き合えそうだし。

こうやってインプレを聞いてると重量や流行のデザインがイイ!というより
このフレームが好き!という気持ち次第ですね。
速さは個人の努力次第だし。。。
コメントへの返答
2014年8月25日 22:45
試乗中は晴れてましたが、雨で乗れなかった1台がどうしても惜しかったですね~><
鈴鹿の街中も川みたいになっていて、鈴鹿から自走で帰る人、クルマで向かう人・・・結局、その日はレース中止で残念だったんですね~

クロモリはまた別のベクトルというか、「ほっこり系」もあるので、お気楽でいいんですね^^ 錆びたら買い替え!(笑)
チタンはメインじゃないともったいない感じしますね^^;

実際に計測したような速さは分からないので、走らせていて「速く走ってるぜ~!」と感じられれば、楽しいですね!
あっさりと速く走るバイクでも、物足りなさを感じる事が多々ありますよね!
2014年8月24日 18:41
こんばんは。

いっき乗りはいろいろ違いがわかって楽しそう。
出来ればヨネックスのインプレもほしかったので
ぜひとも次はお願いします。

雑誌のインプレよりも近い感じがしてわかりやすいです!
コメントへの返答
2014年8月25日 22:48
こんばんは!

パナソニックの同一フレームで2種の異なる剛性を試せたのは大きかったです!
ヨネックスはホントに悔しいです!
SUPERSIX EVO HI-MODに乗ってる者が、「パネェ!」と言うくらいですので(笑)

インプレは、その人の走力で変わるので、メディアのインプレなんかだとショップ店長や実業団クラスの方々とは違ってきますね^^
それぞれ違うインプレでも、共通するキーワードが重なると、そのバイクの特徴が絞れてきますね!

プロフィール

「スバルもうやだ!」
何シテル?   05/03 18:22
いらっしゃいませ!タマゴ屋鶏肉店へようこそ♪ 当店では、クルマネタを中心に・・・嘘です。今はほぼ自転車ネタオンリーと言っても過言ではない感じになっております(...
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