
ネガソニックティーンエイジウォーヘッド!
どうも、タマゴヤです。
ほらね!やればできるじゃん!
ブログ更新です。
ネタがないんですが、あるっちゃあるっていうか、なければ作ればいい・・・という事に気づきました。
そんなワケで1万年と2000年前ぶりに
新しいホイールを買いました。
ご覧の通りです。(feat.ドクター・ストレンジ)
『FULCRUM RACING ZERO COMPETIZIONE C17 2WAY-FIT』です。
リム:2Way-Fit 6082-T6アルミ製プレエイジドトリートメント トリプル切削 C17
スポーク:アルミストレートプル エアロ フロント16本ラジアル リア Two-to-One 左7本、右14 本 アルミニップル
ハブ:カーボンボディ、アルミフランジ、CULTベアリング
指定タイヤ幅:25mm-50mm
重量:1510g
数あるハイレベルなアルミ製ロード・ホイールの中でもデファクト・スタンダードと言えるレーシングゼロ。
フルクラムR&D部門は、オリジナル・バージョンの特徴である絶対的なエネルギー伝達能力、正確な走行性能をそのまま引き継ぎ、さらにより優れた快適性と操作性を獲得した、新たな17Cリム・バージョンを生み出しました。
また、"レーシングゼロ Competizione"は、CULTベアリングと赤いアノダイズド・スポークを身にまとい、トップ・レベルのテクニカル・スペックと美しさを兼ね備えたハイエンド・ホイールです。
・・・という公式様の立派な説明の通りです。
C17.・・・流行りのワイドリム、25Cサイズ以上のタイヤの装着が前提だそうです。
手持ちのコンチネンタルGP4000S2 25Cを履かせました。(チューブは比較のために普通のブチル)
ノーマルRACING ZEROとの違いは、
『CULTベアリング』!
要はセラミックベアリングで回転性能がゴイスーだ~ぜ~という感じ。
MAVI〇のパクリではないですが、1本だけスポークが赤い。ホントだ、こりゃ赤い。
先日まで使っていた、
『MAVIC キシリウム PRO SL』との比較になりますが・・・
(あと、手持ちのアルミリム『EA90SLX』も含めて)
以下、レーゼロコンペのインプレ
ゆる練で平坦オンリーでまずはお試しシェイクダウン。
ゼロ発進から「スーッ」と簡単に転がる! これが、レーゼロか!?・・・と。
試乗車なんかに組み合わされてる事が多く、乗り味が硬い印象だったと思うんですが、そんな事はなくごく普通・・・むしろ、キシリウムPRO SL(23C)よりも快適に感じるような。
たぶんこれはタイヤのエアボリュームかなと。
ド平坦でリムハイトの低い軽量なアルミリムの場合、シャカシャカと脚が回ってしまいディープリムよりも疲れるイメージですが、転がりが良くてむしろトレインの後ろの方なら脚止める瞬間が多めで、意外でした。CULTベアリングも効いてるか?
重量はキシリウムの時よりもタイヤ込みでおそらく200g近く重くなってるけど、加速が鈍い感じや速度の落ちやすさは感じず、以前よりも楽に巡航出来た。
軽快さとは違うけれど、リヤはキシリウムよりもリムハイトが高く慣性も効いてるんだろうか。
ゆる練では36km/hスタートで、1周回ごとに1km/h上げていき39km/h(牽く人によってインターバルが掛かるw)ほど。2時間強でアベレージ35~6km/hですが、今までよりも全体的に余力をほどほどに残せた感じ。
最後は少しだけスプリントっぽく・・・ 振りがめちゃくちゃ軽い!・・・には至らず、おそらくこれも25Cの影響かなと。スクルトゥーラのフレーム側の特性は大きく変化してないような。
もがいて「パカーン!」という瞬間的な加速は、私の脚ではあまり発揮されない?のか、ぐ~~っと上げていく方が体感出来るフレーム+ホイールの組合せ?
ショップ朝練、アップダウンのあるシチュエーションでお試し。
慣れてしまったのか、ウォーミングアップ区間ではなんか・・・いつも通りにしんどい(笑)
いざ、ペースアップとなると・・・やっぱりいつも通りキツイ!
往路は・・・こんなもんでした(笑)
ただ、下りの連続したコーナーでは25Cタイヤの安定感と、ホイールの横剛性のしっかり感で以前よりも攻めた感じに走れるのが分かりました。怖いけど。
下った後の最後の緩斜面で千切れてしまったので、前乗り目のシッティングでブリッジ掛ける感じでオラオラ加速してみると、これがなかなか・・・
伸びる!52~3km/hだったか・・・
復路序盤はほどほど、中盤からホイールの特性を感じつつ、良いペースで走れる感じ。
アタックには反応せず、淡々と・・・フレームが「踏む」より「回す」に適しているので、それに合わせて集中して回していくと、やはりホイールの効果が感じ取れる。
えびせん裏の勾配キツめ区間、少し休んで(休んでないけど)一時停止を超えた先の急勾配、ダンシングで明らかにいつもよりも楽に、
劇的に楽に上れる!思わず声に出たほど(笑)
上り切った先にある極短い最後の上りでは、下ハン重めギアでもがくも、コレはダメだった。。。
私の脚だと、やはり回した方がホイールを活かせる・・・
朝練最後のスプリント区間では、暴れずに冷静にスプリント。
やはりフレーム特性も相まって、スパスパしたダンシングのスプリントにはならない。
もっとパワーが要る・・・のかな?
そこまでやらなくても、スピード自体は悪くない・・・ガツッ!パカーン!を体感しにくいだけ(笑)
もっと歯が立たないフレームが世の中にはあるので、それよりは乗って行けるかなと。
しっかし、一見して同じ”くくり”にされる、『キシリウムPRO SL』と『レーシングゼロ』・・・こうもハッキリと違うとは。
キシリウムPRO SL・・・良いホイールなんですが、最近は
「ぬるく」感じてました。
春のエコパで、直角コーナーからの下りのカチ上げ時に「ブブッ」とホイールがブレる感覚があったので・・・
あとスプリントみたいなダンシングでの加速時もスポークが軋む音が結構してたり(これは関係ない?)
EASTON EA90SLXの方がスポークテンション高いおかげか、若干レスポンスが良い・・・
ホイール全体の堅牢性はMAVICの美点なので、ロングライドはキシリウムは良いんですが・・・まさかレーゼロコンペと比較して、ハッキリ分かるくらいの差があるなんて。驚きました。
・・・聞くところによると、『キシリウムPRO SL』・・・角が丸く落とされたISM4Dリムになってから、剛性が足りない・走らないホイールになったんだとか。
先代『キシリウムSLS』を少し借りて乗ってみても、SLSの方がシャキッとしてる印象だったのは嘘ではなかったわけです。
現行の『キシリウムPRO UST』では、リムもハブも刷新されてちゃんと走る”ベツモノ”になったんだとか。
よもや「ぬるいと感じてるのは自分だけかな~?」は、そうではなく事実だったようです。
レーシングゼロと言えば、「走るけど、ガチゴチに硬くて脚にくる!」と言われて続けてますが、私はそういう感じは覚えなかったです。
おそらく、よほど脚のある人がより強いフレームでサンドイッチして、その剛脚で踏み倒すと・・・そうなのかなと(笑)
私程度では、おそらく上っ面しか踏めてないので、加速よりも巡航と上りの良さを体感出来ているのかなと!
久々に長くなりましたが、この辺で! また気付いた事があれば、加筆致します!ありがとうございました!