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『ケーターハム・スーパーセブン販売好調につき増産』
・・・すごい！　コレはすごい事だと思います！

国産スポーツカーは、クーペ（オープン含む）はもちろん、セダンも衰退の一途だというのに…

このスーパーセブンは「便利」と言われる様な快適装備は一切ないのに（笑）

”求められるモノ”が違うと言われてしまうと、それまでなんですけどね＾＾；


スーパーセブンって、知らない人から見ると「クラシックカー」って感じですよね？？（実際４０年間大きくカタチが変わってないですし！）

私も実際に乗ってみるまでは、

「クラシカルなスタイルがウリなんだろうなぁ～」

と、国産スポーツと比べることはおろか、”クルマ”とは別のバイク的な感覚、ジャンルが違いすぎる──と思っていました。


私がまだＦＤ３Ｓに乗っていたころ、会社のエリーゼ乗りの先輩のツテで、「バーキン・セブン」に乗るチャンスがありました。

セブンより前に、エリーゼに乗っていたので、いわゆるバックヤードビルドなライトウェイトスポーツに対して、「あなどれない！！」という認識はあったんですが・・・


走らせてみると、体中をエレクトリックサンダーが駆け巡りました！！

とにかく全部が恐ろしい！！（笑）

激しい風の巻き込み！　地面を這う（張り付く）ようなライドフィール！！
１ｍｍのごまかしも聞かないハンドリング！どこまでも曲がっていく感覚！
ぶっきらぼうに燃料をエンジンにぶちこむキャブのフィール！
そして、ほとんどスペースがないペダル周り（笑）

ブレーキにサーボアシストがない＆デカい靴だと足を横に傾けないと踏めないペダルのせいで、ブレーキに細心の注意を払ってないと怖いです（笑）


もぅすべてが圧倒的でした。。。
”ピュアスポーツカー”がなんたるかを思い知らされましたね！

パワーは数値でみるとたいしたことないです。
１４０馬力そこそこですからね～。
ただ、車重は６００ｋｇに満たないので・・・

単純に２倍の車重１２００ｋｇとして考えると、パワーも２倍…２８０馬力に…

・・・国産で考えるとＲＸ－７クラス！？ってなるわけですよ（笑）
しかも、タイヤに掛かる負担は軽い、重心は圧倒的に低い、走るためだけの基本設計・・・遅いわけがないんですよね！


エリーゼもそうですが、「走るしか能がない」（いい意味で、です！＾＾；）走りに対してこんなに純粋なナンバー付きスポーツカーは他にないんじゃないかな！？と思えてしまいます。

なんというか、まだまだストイックなスポーツカーが人気がある（国外ですが）のは素晴らしいことです！

国産メーカーも、国産なりに楽しいスポーツカーをラインナップしてはいるんですが・・・
ある意味もっと過激なものを試すというのも・・・アリでは！？（笑）


『スーパーセブン』、販売店では試乗も出来ると思うので、未体験の方はぜひぜひ！
・・・ぶっとびますよ～（笑）