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タマゴヤのブログ一覧

2013年11月23日 イイね!

進撃の巨人 ~attack on giant~

進撃の巨人 ~attack on giant~ その日、ロードバイク界は思い出した。

ヤツらに支配されていた恐怖を───




2013年 11月23日

ウォールナゴヤ・ナガクテ区へ”ヘキ”外調査に行ってきました。


目的は・・・ ヤツを・・・  ”話題のヤツ”を駆逐するために・・・!!


















よう…2年振りだな…ジャイアントストア名古屋!!


本日、長久手のジャイアントストア名古屋にて、話題の新型エアロロード『プロペル』の試乗会が行われるという事で、これはハズせないなと意気込んで自走で向かいました!






 



試乗車はトップグレードの『プロペル アドバンスドSL3』、セカンドグレード『プロペル アドバンスド2』、女性専用版の『エンヴィ アドバンスド1』の各サイズが用意されました。
(エンヴィは試乗しませんでした^^;)







 

現在公開可能な情報




『ジャイアント プロペル アドバンスドSL0』 (展示車)

プロペル完成車のフラッグシップモデルで、組み合わされるコンポはシマノ・デュラエースDi2、ホイールはZIPP404ファイアクレストという無敵スペック!
お値段は120万円~! ・・・この世界は・・・残酷だ・・・





 このトップグレードのSL0のみ、専用ステム一体型エアロハンドルバーが付属!
ハンドルの上ハン部分は翼断面形状でエアロなう!
カッチョイイのです!すごく!




 



 コラム部分までエアロ翼断面形状! スペーサも同一のカタチですね@@




 




 フロントフォークとシートステーに隠れるようにして付いている、専用エアロ形状ブレーキ(TRP製)!



 



ライダー、コンポーネント、さらにはボトルとボトルケージが装着された状態で、最適なエアロ効果、空気抵抗を抑える計算がされたフレーム設計!



一体、どこまでエアロなのかー!?




早速試乗インプレ!立体機動に移る!!






まずは、トップグレードのコンポ違い『プロペル アドバンスドSL3』から。完成車価格48万円。


コンポーネントはシマノ6800アルテグラ、ホイールはジャイアント製のP-SLR1AEROという、ディープリムホイール。前後セットで1800g、カーボン×アルミのハイブリッドのクリンチャー。

手に持つと、意外なまでの軽さ。完成車重量は7.5kgと、ウチのFENIXとそれほど変わらず。試乗車は余計なモノが付いてない分軽いッス。あ・・・でも、保安上?ライトとベルが付いてました(笑)


フロントギア・・・チェーンリングは、53-39Tという漢のノーマルクランク仕様。
カセットスプロケットは、売れ筋12-25Tが間に合わなかったらしく、12-28Tの出足軽め仕様。


試乗コースは交通量の多いストア前から1本奥へ行くと、ゆるやかに登りになっている走りやすい道でした。

普通に漕ぎ出したその瞬間から、エアロフレームとは思えないくらいスムーズに発進する!
あまりにもあっけなく、もっとこう・・・ガチガチで漕ぎ出しの重い、重厚な乗り味と思いきや、あっさりと普通に加速!

風は追い風ではないけど、シッティングでスルスル~ッと軽快に加速していく。
ゼロ発進からダンシングで勢いをつけて踏んでいくと、これまたスパスパ軽快に加速!
振りは決して重くなく、ほどよい軽さで扱い易く、あっけないほどイージーにスピードを乗せられます。

足元を見れば、「決して軽いとは言えないディープクリンチャーホイール」を履いているのに・・・!
このスムーズで軽快な加速には驚きました! 一緒に試乗したモイスチャーもたまげておりました。

わざとハンドルを左右に大きく振ってダンシングしても、ホイールの重さを感じることなく、軽快にスタビリティもしっかりとしており、スキのない走りっぷり・・・

ゆるい登りもペースを落とさず、サクサクと進んでいきます。
低速~強めの加速、巡航ともBB付近からの「脚へ跳ね返ってくる剛性感」はほとんど感じられず、踏み降ろし軽めでストレスなく走れました。

乗り心地にはさらにビックリ!Σ(゚Д゚;
エアロフレームなのに、ものすご~く快適♪
形状から見て、フロントフォークは薄いブレード形状で、シートステーもバリバリエアロ形状、なのにコツコツともガツンともあまり伝えてこない、スムーズな乗り心地!
おかげで、身体が揺さぶられることなく、無駄なくペダルに力が伝わるのか、推進力へ変換するのに邪魔がない・・・という印象でした。

ペダルの踏み降ろしの軽さ、ダンシングの振りの軽さ、重たいはずのホイールの履きこなし感、加速の鋭さ等から高いフレーム剛性が考えられるはずですが、乗り心地がイイ意味で一致しません(笑)

追い風の長く緩い下りの直線・・・
交通量の多い車道に戻ってきましたが、スタビリティも高く、スピードをガンガン上げても何も不安がありません。高いフレーム剛性が効いてますね!
ただ、その高い直進性ゆえに、速度域が高い状態からの機敏なコーナリングには「えいやっ!」と気合を入れないと、曲がってくれそうもありません(笑)
コーナリングがダメそう、という事ではなく「直進性がかなり強め」の傾向が出ると、相対的に横方向の操作に対して、重めの操作になってくるみたいなんです。
おそらくコレは、エアロフレームによくある「縦剛性が勝ち気味」がちょっぴり顔を出してるんだと思います。
ここは、慣れてしまえばまったく問題ないと思うので、プロペルを買ってから色々試して遊べますね!


マイナスをちょこっと・・・

やはり、ブレーキが少し・・・って感じでした。
この『プロペル アドバンスドSL』フレームにはカーボン製のエアロ形状Vブレーキが装備されますが、初期制動がガツッと効き、ややコントロールには慣れが必要だと思いました。
効き自体は良く、止まるのには高いフレーム剛性も相まって、しっかり止まれます。
ただ、デュラエースのブレーキ等の優れたコントロール性は、少し期待出来ないかもしれないです。

ISP・・・インテグレーテッドシートポスト。 サドル高を調節するのに、フレームをきる必要があります。
当然下げる時は切り、上げるのは・・・ほとんど出来ません(ヤグラでちょっぴりくらい?)
ポジション、サドル、ペダルの決まっている人向けなんですよね。


でも、そんなマイナスを吹っ飛ばすほどの、スムーズに整然と軽快な走りっぷり!
一発で気に入ってしまいました^^

プロが使うプロペルと全く同じフレームのはずなのに、私ごときでも「走る楽しさ」が味わえるなんて、やはり「世界のジャイアント」なんですね~!



お次はコレ




セカンドグレード、『プロペル アドバンスド2』。完成車価格42万円。

前述のモデルとの違いはフレームのみ。コンポやホイールは同じモノです。専用ブレーキはアルミ製です。
重量は7.6kg。比較にはうってつけの2台ですね。


違いは・・・走り出しから分かりました。

明らかに先程の『アドバンスドSL』とは違う乗り心地。
硬い・・・重めの振動が伝わってきました。
これは、同じサドルでもシートポストの違いから来るのかもしれません。
『アドバンスドSL』のISPは、優れたカーボンが乗り心地にもいい影響を及ぼしているのかなと。
コチラの通常のシートポストもカーボン製みたいですが、ギャップに乗るとちょっと痛いです。

ペダルフィールにも違いが・・・
同じコンポで同じBBのはずなのに、コチラの方はクランクを回している感じが、ややモッタリとしていて重めに感じました。微妙に・・・
ダンシングで加速すると、速いは速いんですが、重めの振りでちょっと反応が良くない?
ホイールの重さを感じる走行感がありました。
登りに入ると、先ほどの『アドバンスドSL』と比べると、「なんだか普通の、ミドルグレードなバイク」に感じてしまいます。

ペダルを回した感じ、ダンシングした時のサクサク感があまりありませんでした。
決して、遅いバイクではないんですが・・・
 
追い風下り区間・・・
思いっきり踏みまくり回しまくりで加速&巡航させると、明らかに『アドバンスドSL』よりも恐怖感があります。
直進性が強いのは同じ感じですが、巡航からさらにダンシングで加速させる時に、ホイールの重さがお邪魔して、バイクが暴れ気味になる感覚がありました。
シッティングに移っても、強いホイールの慣性がなんだかバイクを落ち着かせない雰囲気で、かなりの印象の違いを受けました。
横風を受けた時も、『SL』では気にならなかったのに、コチラはちょっと影響を感じた気がします。
重たいホイールを、どうやら履きこなしていない・・・そんな感覚です。
 

ただ、ブレーキは通常の掛け方の範囲内だと、先程のカーボン製ブレーキより普通っぽい操作フィールが良好でした。
モイスチャーいわく、「ハードブレーキングだと手強くなる。」だそうで、やはりクセはあるようです。


完成車にして、差額は6万円・・・ こんなにも走りのフィーリングに差が出るとは・・・


やはり、メインに開発されたフラッグシップの『SL』の方が、完成度高いって事なんでしょうか。
感じ方は乗り手で全然違ったりしますし、あくまで「私のインプレ」としては、『SL』に軍配ですね~。


ジャイアントの試乗会、非常にカッチリとしたシステム(腕に番号のタグを付けられます)で、他とは違うな~って印象でしたが、走りやすいコースで存分に試せました^^
(お店&試乗会自体の敷居は低いので安心です♪)


完成車の構成のままなら、『アドバンスドSL』がイイ感じでした!
ジャイアント純正ディープリムではなく、ごく普通のリムで軽いホイールと組み合わせれば『アドバンスド』もまた印象変わるかもですね^^
少ない空気抵抗は、どちらも考慮されてるわけで、好みの走りのフィールはホイールで調整!がベターなのかもしれませんね!


というワケで、とくにオチもありませんが・・・ これにてプロペル討伐完了!<(_ _)>
Posted at 2013/11/23 22:29:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

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「例の排気システム表示から、高速乗る機会あれば一万一千回転までキッチリ回すようにしてる。」
何シテル?   07/12 18:09
いらっしゃいませ!タマゴ屋鶏肉店へようこそ♪ 当店では、クルマネタを中心に・・・嘘です。今はほぼ自転車ネタオンリーと言っても過言ではない感じになっております(...
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