
うほほーい
どうも、タマゴヤです。
お盆休み初日、8月8日にオートプラネット名古屋の例の試乗イベントに行ってきました。
ええ、私が現在のマイカーであるプジョー2008の購入のきっかけになったイベンツです。
会場入り口には、ホワイトハウスグループが何をトチ狂ったのか、取扱いを始めたオフロード用バギー?がたくさん・・・
カッコイイ、乗ってみたい、でも要らねー!的な、ね・・・
さておき、いつも閑散としていて静かなオートプラネットも、このイベント時だけはワイワイワールド。
早速試乗の申し込みを・・・
あー・・・そっか、早い者勝ちで試乗する時間枠が埋まるワケね・・・
ちょっと乗ってみたかった、シトロエンC4ピカソの新型は大人気ですぐには乗れそうもなく。
BMWなんかも大人気。 ここはネタで、シボレーカマロあたり乗ってやろうかと思いましたが、考えることは皆同じ!!
というわけで、不人気そうなコレ乗ってきました。
『キャデラック CTS』
車はアメリカで生まれました。日本の発明品じゃありません。
しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。
キャディがお好き? けっこう。ではますます好きになりますよ。さぁさぁ、どうぞ。キャディのニューモデルです。
天井もたっぷりありますよ。どんな長身の方でも大丈夫。どうぞ回してみてください。
……いい音でしょう? 余裕の音だ、馬力が違いますよ!
・・・と、コマンドーネタはさて置いて、実際に乗ってみた感じは・・・
予想外に面白い!!
CTSは、BMWで言えば5シリーズクラスの大きさ。
エンジンは直4の2リッターターボと、流行りのダウンサイジングターボで、この巨体を走らせるタイプ。
ボディはしっかりしていて、ドイツ車に近い感覚。
シートは電動、ホールド性も硬めのクッションで身体を支えるタイプでなかなか快適。
パーキングブレーキは小さなノブがインパネ左にあり、コレを押して解除。かなり地味な見た目のノブで存在感なし(笑)
ステアリングから覗くメーターは、オール液晶ディスプレイで、アナログメーターを描画するタイプ。
指針の動きはややフレームレートが足りてないのか、チラ付くような残像の残る動き。
ジャガーなんかもそうですが、チープさを感じて嫌だという人もいるでしょうね。
インテリアのデザインはエクステリアとテーマが共通しているので、一体感はありますね。
クルマをスタンバイさせると、シートベルトがググッと引き締められるシステムが働きます。ビックリ@@
久々の左ハンドルで大きな車体でしたが、フロントウィンドウからの視界は一般的で、巨大なクルマに乗っている感覚はさほどなかったです。
ステアリングの重さ、フィーリングはドイツ車テイストで好ましく、重過ぎず軽過ぎず。
直4をフロントミッドに縦置きしているので、回頭性は良さそう。
乗り心地は注目!かなり快適で、それでいてスポーティセダンらしさも味わえる!
タイヤサイズは大きいものの、バタバタせず高剛性なボディが足回りをしっかり支えている印象。
旋回時と加速時の車体の動きもビタッとまとまっており、スカスカ感は皆無。
このサイズだと、リアシートの快適性も重視されるはずなので、乗り心地に関しては文句なし!
パワーは2Lターボらしい、分かり易いパンチのあるフィーリング。
この車体を軽く加速させてくれて、エンジンサウンドもソコソコに聴けるレベルのもの。
必要にして十分、ATも問題なく発進加速からスムーズ。
唯一残念な仕上がりはブレーキ。
まったく止まらない。
1700kgの車体には不足なブレーキで、制動そのもの、フィーリングとも残念なレベル。
試乗車の駆動方式(FRorAWD)は不明でしたが、それにしても止まらない!
ドイツ車のような「完璧さ」とは違った魅力を持った、現在のアメリカンセダンは、乗って楽しいクルマでした。
日本国内でネックなのは、この現行までは左ハンドルのみのラインナップしかないのは残念。
もちろん、雰囲気を楽しみたい方には、左ハンドルも魅力とは思いますが・・・
それで、後から知った車両価格700万円~というのは、相当に販売厳しいのでは!?
そうなると、ひとつ下の『ATS』が売り易い価格帯だけれど、これまた左ハンドルのみ。
フォードマスタングの新型は、「右ハンドル」の設定もグローバルな視点からラインナップさせてきました。
アメリカ車は十分他国でも通用する魅力があるはずなので、右ハンドルは今後充実させるべきでしょう。
いや~、しかしこのクラスは色々ハイテクで面白かった!
障害物がセンサーに反応すると、シート自体がバイブレーションしてお知らせしてくれるとか、未来感ハンパねぇ!
もう1台試乗出来るんですが、すぐ乗れそうなのは『MINI クーパーS』くらいでした。
一応乗りましたが、前回乗った時の”フルOP”のクーパーSと違い、何も付いてない仕様だったので正直つまらなかったです。
モード変更さえないとは・・・
ただの脚の硬い狭いクルマでした。
・・・ぅぉぉ
これだけじゃつまらない試乗記なので、もうひとつオマケェ
『フォルクスワーゲン パサート ヴァリアント』
新型パサート乗ってきました!
先代同様に1.4Lダウンサイジングターボ+DSGがウリ!
ゴルフ7の書式に則ったアップデートで、先代パサートヴァリアントよりも拡大されたスペースがゴルフ7ヴァリアントとの差別化っすね~
そしてデザイン、正直パッとしてこなかったパサートですが、なかなかスタイリッシュな感じに。
他のドイツブランドのこのクラスとの違いは、「偉そうじゃない」ところ。
実に慎ましいエクステリア、プレミアム感を若干上げてきているようで、高級感は感じました。
ゴルフとの違いはボディサイズからくるゆったり感ある走りと静粛性。
ハンドリングもスポーティさで言うとゴルフ7の方が強く、パサートは乗り手を選ばい感覚。
発進加速はボディの大きさを感じずガツッと加速出来る。
DSGがまだ学習が足りてなかったので、結構ヤンチャな発進(笑)
低速時は純正コンチネンタル製タイヤが盛大なロードノイズを発生させ、振動も伝えてきた・・・
法定速度に達すればほとんど消えますが、コレはコンチネンタルらしさが出ました(笑)
巡航はとにかくジェントル。ゴルフ7よりもエンジン付近からの音は遮音されていて、非常に静か。
回していくと、車格に似合わない乾いたサウンド(笑)
DSGは正確無比で電光石火な制御。 文句なしの出来・・・
ブレーキは素晴らしい。 やはりドイツ車、ちょっと踏み遅れても、何事もなかったようにすぐにスピードを殺してくれる。
シートの出来も満足レベル。
驚いたのは、さすがのハイエンド・・・ シートヒーターのみならず、「シートクーラー」装備!
この猛暑の季節もヒンヤリ快適! コレは欲しい~!(笑)
パサートは「大のクルマ」、これは間違いないでしょう。
男女問わず・・・は、CMの内容もありますが、コレはそのままそう思いたいですね^^;
「オラオラしない」「振りかざさない」「自己顕示欲皆無」
パサートセダンはそんな方にオススメ(笑)
パサートヴァリアントは、ソコに「道具として使い倒す!」感で乗ってもイイと思いました。
ディテールもですが、なによりシルエットが綺麗になった新型パサート。
下取りの事を考えない大人な方には、非常にオススメかも知れないです!
おお、久々のクルマネタ完遂ッ
お疲れ様デシタ。