
晴れ時々無敵ィ!
どうも、タマゴヤです。
先日22日、鈴鹿サーキットで行われた
「第32回シマノ鈴鹿ロード」へ行ってきました^^
今年は試乗ブース巡りだけじゃなくて、ちゃ~んとエントリー&参加!「1時間サイクルマラソン」を走ってきました!
with モイスチャー
「ジャスティス!」
1時間サイクルマラソン・・・シマノ鈴鹿の数あるレースの中で、もっとも参加しやすいカテゴリー。
フラットバーや小径車などとにかくほとんど何でもOK!
(いわゆる登録選手だけはエントリー出来ない)
なので、話に聞いていたのは「とにかく参加者数が多い!多過ぎる!」という事。
そんな感じだったんで、モイスチャーとは「とにかく落車等ケガのないように無事に1時間過ごすこと」程度で、ダラダラと走り「参加はしたよ!」と言える程度くらいに留めようと。
・・・そんな風に予定してたんですが、同じく
ユーロードジャージ着用のメンバーの方(Hさん)に会場でお会いし、同じ1時間サイクルマラソンに出場されるという事で、「お互い頑張りましょう!」と言われてしまったので・・・
「とにかく空気を読んで流れに任せる!」程度に走る方向へスイッチ(笑)
他にも声を掛けてくれた、ユーロードメンバーもみえて、俄然モチベーションアップ気味!
・・・試走とかアップもしてないけど!(笑)
Hさんが、「早めに並んだ方がいいかもですよ。」と助言をくださったので、ちょっと早めに列に並ぶ。
コースインしてスタートに立つとこの位置。
これで結構全体で言うと前の方です。
鈴鹿エンデューロほどは人数いない感じですが、それでもミッチリ気味。
スタート直前に良く知らない人が檀上に上がって参加者を煽り(?)盛り上がって参りました・・・
レース、スターツ!
コースはフルコースではなく、基本西コース。最終周だけフルコース状態、ホームストレートでフィニッシュ。
(シマノイベントは車載カメラ禁止なので動画なし)
ホームストレートからシケインに雪崩れ込む集団(サイクルイベントではモータースポーツと違い逆走)
130Rを抜けると、レースらしいペースで集団が展開・・・ 先導こそあるものの、予想外に速いペース。
西ストレートの下りからスプーン入口の上り勾配で”ふるいに掛ける”カタチで、上りで遅れる人と前に出る人で混線状態。
かなりヒヤヒヤもののスタートで、正直コレは怖いな・・・と。
西ストレートですでに先頭集団(大きな集団)が出来ており、千切れてシッポのようになっている状態で、第2集団と呼べる位置の先頭に私とモイスチャー、少し前にHさんがいました。
スプーンの”ふるい”はやはり先頭集団よりは私達以降の集団で影響が大きく、コース右側もまだ開けてもらえにくい混線状態。
スプーンを抜けて200Rへ向かう間の直線区間、上りとは感じない平坦区間ですが、なぜかこの区間は失速するんです。
そこでなんと1周目から
集団落車が発生!!
叫び声
(「落車ー!」のような)、タイヤがバーストする音、その落車を避けきれずに突っ込んでいく参加者達を目の当たりにし、危険回避のためにコース右側の芝生のランオフエリアを使って回避。
モイスチャーも同じ芝生で停車、周りでは回避後にサンドトラップに突っ込んで落車する参加者も。
左後方を咄嗟に確認して、直後に後続が居ないのを確認し、モイスチャーと共に再発進。
タイヤの焼ける臭い、うめき声や怒号が飛び交う阿鼻叫喚、人とバイクが折り重なった状態はまさに死屍累々・・・
地獄絵図のようでした。
目の前でこれだけの集団落車を見るのは初めてだったので、驚きました。
停車する事なく回避したので、モイスチャーに声を掛けてレースモードに再度切り替えて、注意しながら続行しました。
しかし・・・この1時間のサイクルマラソン、周回を続けていると鈴鹿エンデューロとは明らかに違って、トレイン・・・「列」が常に発生している状態で、1列だったり2列だったり3列だったり・・・
常に自分の前後または左右を人で塞がれる状態でした。
「1列をキープしようとする」動きも多く、間に入ってくるアクションが多かったです。これも当然ながら怖い・・・
また、「声掛け」を重視するのは大変結構な事ですが、毎コーナーそれをやっている一団が居て「なんだかちょっと・・・」でした(笑)
あと、「声掛け」をして前へ出る→ガチャ踏み大暴れでペースを上げる→ペースが維持出来なくて下がって来る→しばらくしてまた「声掛け」からバタバタフラフラした動きでまた前へ出ようとする人がいました。
目の前で見てて、安全のために声掛け(例:右から抜きます!・・・など)から、暴れるようなペダリングの挙動で列の輪を乱していく、速いのであればガンガン前へ進めばいいのですが、それほどの実力はなかった・・・を繰り返すのは、かなり危ないような!?
(実際にその方は、他の方と接触していました。)
集団走行に対しての慣れは、個人差あってしかりですが・・・
”ソレっぽく声掛け”しておいて、「その程度かよ!」とツッコみたくなるのは・・・己を知って欲しい感じです(笑)
私とモイスチャーは交代したり、間に誰かしら入ったり、ペースを上げて次のトレインに付いたりを繰り返してペースを維持しました。
Hさんも同じくらいのペースで近い位置を走られていたので、3人で「ユーロード列車」も形成出来て楽しかったです!
私はいつも通り、「姑息にツキイチ」作戦が基本でしたが、Hさんから後で聞いた話では私の後ろにも長い列が出来ていたそうです(笑)
私のコンディションは悪くなく、ショップ朝練のペースよりは速くなかったので、とにかく列をなした集団走行に注意して、周回を重ねました。
西コースはスプーンくらいしか上りを感じないので、”私向け”だったようで脚は比較的温存出来てたのかなと。
1時間という短い競技時間だったので、ペースの維持が出来たみたいです。もちろん、私だけではなくほとんどの参加者が。
ソコこそが、このサイクルマラソンの”危険なところ”で、レベルはバラバラですが基本元気さが長続き、みたいな状況なんですね。
”てきと~に流す”、はずだったサイクルマラソン・・・しっかり”レース”になってました@@
ファイナルラップ。
ダンロップ~S字は下りでラインも交錯しやすく危険なポイント、注意しつつHさんを視界に捉えておきました。
2コーナーを回った時、間に入られてはいたものの、モイスチャーとHさんが並ぶカタチで走っているのを確認。
1コーナー(最終コーナー)を立ちあがると同時に数m前方の二人がスプリントを開始!
即座に反応して私もスプリントを開始!・・・しようとしたところ、コース右側でペースの速くない方々に左右を挟まれてしまい数秒間前に出られず・・・
その左右の方々もスプリントをしているのですが、私は前になんとか出たい状況・・・!
安全に抜けられ、ゴールに向けて加速を始めるとモイスチャーが落ちてきました。
モイスチャーをかわして、なお前方でスプリント中のHさんに追って周囲の状況を確認してスプリント・・・
進路クリア、オールグリーン!
「トランザム!!」
全力スプリントスタート!若干脚のどこかを攣りかけてるものの、全身でスプリント!
スプリント中のHさんがフィニッシュライン直前で若干の減速・・・
「おあああああああああッ!!」
効果があるのかどうか分かりませんが、伸びろォォォ!の思いで叫びつつフィニッシュラインに飛び込みました。
「くっそおおおおおー!」
と私の後ろからHさんの声!
ギリギリで刺せた!? やった!? うおおおお!?思わず右腕を振り上げてガッツポーズ!
0.11秒差で勝ったー!ヽ(^o^)丿
これは嬉しい!気持ちイイ! スプリント楽しかった!^^
目の前での集団落車や常に周囲に人が居るのは怖かったですが、すごく楽しめました!
怪我なく走り切る、ミッション完遂!
走行中は本当に、「いつ接触するか分からない・・・ 覚悟が要るなぁ・・・」と、胆に銘じて走っていたので、ゴール後の安堵感がハンパなかったです(笑)
いつものエンデューロなら「周りを見て楽しむ」事も出来たんですが、そんな余裕がまったくありませんでした。
とにかく脚を持たせること、ペース配分に気を付けることに注力しました。
唯一、周りを見て楽しめたのは・・・
タンデム(2人乗り)自転車で参加していた方々を見れたこと!(笑)
なんか、カワイイ!?
ペースがちょうど良かったのか、時間の短さがてきめんだったのか、いつもの日曜ショップ朝練と比べると、集団の大きさ(&カオスっぷり)こそあったものの、ペース的には楽に感じました。
朝練の方がキツイ!(笑)
もし朝練に出てなかったら、コース左端が定位置だったことでしょう~
リザルトは、620人中80位でした!
平坦基調だったのが大きい!(笑)
以上、サイクルマラソン編でした。
次回は近日、試乗編デース。