「アバルトで走れよ!」と方々から声が聞こえて来そうですが・・・聞コエナイ聞コエナイ!ワーワーワー!><
・・・と。
ってなワケで、鈴鹿サーキットで開催された
「シマノ鈴鹿ロード」に今年も参戦!・・・
試乗会のみ☆
話題の2013年モデルなロードバイク、定番モデル、乗っておかないと!なモデルなどいろいろ!
とにかく色々乗ってきました^^
脚力弱ッ弱なローディ風コスプレで週末サイクリング気味程度しか走らないニンゲンによる試乗インプレです~ ヨロシクドウゾ。
■ブリジストン・アンカー
最新モデル『RIS9』(カーボン)・・・ではなく、
私が最近めちゃ気になっているクロモリロード
『RNC7』!
アンカーが誇る「ネオコット・クロモリ」の本格レーサー!
試乗車は、まんま完成車の
『RNC7 EQUIPE』。コンポはシマノ105、ホイールは
鉄ゲタシマノR500。
以前、豊橋の競輪場で行われた試乗イベントでは、エントリーモデルの『RNC3』を試乗し、その味わい深くスムーズな乗り味に”ヤラレてしまって”以来、気になりまくりのアンカークロモリ!
コレは・・・めちゃくちゃ
ヤバいです!
RNC3と比べると、走りが軽くさらにスイスイ加速していきます!
「しなって、戻る」感覚がRNC3よりレスポンスが高く、プンプンとフレームの反発が気持ちイイ!
ペダリングも脚に優しく、踏み込んで感じる
「味」も濃厚そのもの・・・!
あまりに気持ちイイので、”重さ”があまり気になりません^^
コレは・・・あきまへん! 良すぎます!(笑)
完成車で24万円、フレームで16万円・・・ 安過ぎるッ!
激オススメです☆
■グラファイトデザイン
「しなるカーボンフレーム」で、ロード業界を震撼させたブランド!?
「合う人には合う、合わない人にはとことん合わない」という、近年の高剛性カーボンフレームとは対極をいくフィーリングを持つ、カーボンフレームが特徴です。
ホビーサイクリスト向け?な新作フレームの
『ザニア』。
ロンドンオリンピックのトライアスロンで日本人選手が乗ってたヤツですね~^^
乗ってみると、確かに「剛性めちゃ高いでっせ!」というフレームとは違い、かなり優しい乗り味!
それでも加速していかないとか、そういう事はなくスムーズに加速していきます!
乗り心地は至極快適♪ 乗り始めてすぐに楽しい!と感じられました^^
剛性、ペダリングフィールとも自分には一番合ってる感じがしました。
『メテオ スピード』
こちらはカーボンラグフレームで、一般的なカーボンモノコックフレームとは明らかに乗ったフィーリングが違いました。
ザニアと比べるとシャキシャキ感が増し、若干タイトなライディングフィールで、個性的な乗り味が楽しいフレームでした^^
これまた、パッキパキの高剛性フレームとは違う感じでしたね~
『メテオ ランチ』
お昼ごはんの「ランチ」ではなく、発射台を意味する「launch」ですね^^;
コチラは一般的なカーボンモノコックで、ザニアより少し剛性が高いと感じるフレームでした。
ほどよく”しなってる”んだなぁ~と感じる、ペダルを踏み込んだ時の優しさが分かり易い感じです^^
グラファイトデザイン・・・乗っておいて良かった~!
カーボンフレームに対する考え方を改めさせられるというか・・・
乗りやすい剛性、しならせるのに必要な脚力、なるほどこういう事かぁ~と^^;
決して安くない価格設定ですが、日本製なので仕方なしですね^^;
ザニアがイチオシです!
■デローザ
憧れのイタリアンバイクブランド!
『ネオプリマート』
いわずと知れた、デローザのクロモリ!
細身のチューブ、美しいラグ、おしゃれなカラー&グラフィック・・・
高級クロモリ車を選ぶなら、絶対に候補に入ってくる超定番ですね!
フィーリングはまさに「鉄(スチール)」!
アンカーRNC7と比べると、フォーク付近にやや雑味というか・・・若干硬さを感じる乗り味。
もちろん、不快な振動はいなしてくれますし、よく進んでくれる感じがあるので、乗っていて楽しいフレームです^^
自分としては、「
見た目もクラシカルだけど、
乗り味もクラシックという事なのかな?」というのが率直な感想です。
それがダメとかではなく、デローザが好きであればまったく問題ナシですね^^;
カンパニョーロのコンポーネントがよく似合いますし、長い距離を”相棒”としてサイクリングなんて、きっと乗ってるだけで”楽しめる”フレームだと思います!
少し高いですが、ソレこそがデローザですし(笑)、イタリア好きなら無視出来ないブランドですよね^^
『チタニオ 3.2,5』
デローザ3兄弟の次男、ドリアーノ・デローザ氏が「他の素材には興味ない・・・」と、氏のみが組み上げるチタンフレームの逸品!
よもや試乗車があるなんて!(驚)
ハイ。もうこのフレーム
素晴らしいです。
文句付けるとしたら、ややクイックに切れ込むフォークの特性ぐらいのものです。
乗り心地、ペダリングフィール、しなり~反発力、振りの軽さ、どれもとっても・・・ぐうの音も出ないッス(笑)
さすがに、カンパ・スーパーレコードにカンパユーラスの組み合わせも反則級ですが、もう少しグレードダウンして”優しさ”を加味すれば、ロングライドがかなり楽しみなバイクになりますね^^
フレーム価格・・・53万円!(*゜o゜*)~゜
(試乗車の仕様は約100万円・・・)
■ピナレロ
大人気!イタリア3大ブランドのひとつ!
話題の2013年モデル!
『ドグマ 65.1 THINK 2』!
今年もドグマに挑戦です! ミシッとした芯の硬さに負けるもんかぁー!!
ドグマ 65.1 THINK 2は、「シマノ&カンパの電動コンポに完全対応」で、試乗車にはなんと
最新のカンパの電動コンポ、『スーパーレコードEPS』がッ!!
ホイールは言わずもがなのカンパ・シャマル!
先代ドグマ2の、「脚をへし折られそうな剛性感」を警戒して踏み込むと、コルナゴやオルベアのフラッグシップのような、100万円級の軽量フレームの乗り味に変貌してました@@
軽快な加速感、プロのレーサー向けの剛性レベル特有の乗り心地・・・と、「ピナレロらしさ」はちょこっと薄まった感じ?
”機材”な感じで、私レベルの乗り手では「楽しい!」と感じる事はなく、あきらかに「持て余す」乗り味でしたね^^;
でも、ドグマ2より乗り易そうな感じはありましたね。
カンパEPSは、シフトダウン側が”スイッチ”になり、シフトダウンが楽チンになりました♪
シフトスイッチのタッチも良好で、コレは楽しめました(笑)
■サーベロ
『S5 TEAM』
去年は展示のみでしたが、今年は試乗車がありました^^
これはぜひ乗ってみたかった”登れるエアロフレーム”なんですよ~
ただでさえスゴそうなフレームなのに、ホイールがとんでもねぇッス・・・
イーストンの
『EC90TTカーボン』の
フロント56mm、
リア90mmのカーボンディープリム仕様!!
乗ったら驚いた!
おかしいよコレェー! こんなにハイトの高いリムのホイールなのに、普通に乗れちゃうんだもん(笑)
試乗コースのちょっとした上り坂もアウターに掛けても難なくダンシング出来ちゃいます。
風が少し強かったですが、横風でも思ったほどはあおられないフィーリング・・・なぜ??
ビシッとした直進性の良さから来てたのかも?
剛性はやっぱり少し硬めで、やっぱりどこか”機材”なフィーリングですね^^;
長い距離乗ると、脚に来そうです><
フレームだけで48万円、試乗車の仕様で90万円近い感じで~す。ハフンッ
■インターマックス
インターマックスブースを眺めていると、なんと代表の
今中大介さんに「ぜひ乗ってみてください^^」とプッシュされちゃいました☆
手前から3番目の黒×黄のフレーム
『セルビーノ カーボン』から。
インターマックスお得意の「オートクレーブ」工法のカーボンフレームですね~
フレーム重量940gと軽量なフレームで、乗ると体に掛かるフレームの重量の存在がほとんど感じられないぐらいでした!
表面がパリッと硬い
ハルマキ系フレームの代表格みたいな乗り味で、カコンカコンとフレーム内を音が反響するのも楽しいです(笑)
最近のカドの丸いカーボンフレームとは違った、「これぞカーボン!」なフィーリングが個性的でした☆
手前から2番目、
『X-LIGHT』。
インターマックスのラインナップでは、カーボンフレームとしてはエントリーですね。
105組で21万円ですが、安カーボンフレームにあるような「フン詰まって、反応が鈍い」感覚はなくて至ってベーシックな軽さのあるフレームでした。
手前のシルバーのフレーム、
『ヴァルブレンボ』
とんでもないボリュームのダウンチューブ~BB付近が特徴的なカーボンフレーム。
見るからに脚力を吸収されそうなボリュームのフレームでしたが、今中さんの説明通り「見た目に反して乗りやすい」フレームでした。
軽く踏み込んで加速させると、
「フレームが勝手に前に行ってしまう」感覚で、モノコックフレームはやっぱり扱い易いんだなぁ~と驚きました^^;
乗り心地もちょうどよく、速く走らせるなら自分的にはコレ!でしたね~^^
個性が光るパッキパキのセルビーノ、リズムよく走れるヴァルブレンボ、ベーシックなX-LIGHT・・・インターマックスの今年のモデルはどれも魅力的みたいです☆
■BMC
『GF02』・・・グランフォンドの頭文の通り、ロングライド向けバイク!
カーボンの『GF01』と同じフレーム形状のアルミ版である『GF02』。
BMCの特徴である「後ろ三角」の小ささはそのままに、フォークや各チューブの途中をカクッと曲げる事で、路面のデコボコをいなす様になってるんですね~
タイヤが28C(一般的なロードバイクは23C)と太く、ヘッドチューブ長め&トップチューブ短め、ホイールベース長め?で長距離と不整地路面に対応。
乗り味もまさにロングライドを意識した
快適な乗り心地♪
BMCは後ろ三角が小さいのでかなり硬かったんですが、GFシリーズは至極快適☆
しかも、アルミフレームなのでトルクに対する反応もよく、加速も良好!
言われなければ、快適さも相まってカーボンフレームだと言っても分からなさそう(笑)
フォークがかなり良く、安定していて路面のショックもいなしてくれます。
フレーム重量が軽いんでしょうか? タイヤの太さがなければ、かなり軽快な予感がしました。
脚へのストレス、踏み込みのキツさもなくスイスイ走れて、路面からの振動もカット!
コレはちょっと2013年モデルでは
注目のアルミフレームじゃないでしょうか!?
105組完成車でなんと20万円フラット!! 某CAAD1●をバリバリ意識した価格設定(笑)
とにかく乗り心地が良く、太いタイヤで安定感もあるので、ファーストバイクにも最適です!
■3本ローラー
試乗というか・・・ 「3本ローラーにチャレンジ!」的なコーナーがあったので、乗ってみました(笑)
3本ローラーってアレです。 競輪選手が練習に使ってるアレです。
自転車は固定されてません。 漕ぐのを止めると止まります。
倒れます。
ちなみにコッチは
固定ローラー。私も持ってます。
自転車はリアで固定。 前輪は回りません。 漕ぐの止めても
倒れません。
3本ローラー初チャレンジでしたが、予想以上に怖かったです!Σ(・ω・ノ)ノ!
最初のチャレンジではグラグラのフラフラ!
まるで、氷の上を走っているみたい!
後ろで支えてもらってたんですが、しばらくは片手で支えながら漕いでいて、なかなか両手でハンドルをつかめませんでした@@
「回して回して! イッチニ!イッチニ!」
「下向かない! 前を見て! 後ろ荷重!」
「ハンドルは握らない! 添えるだけ!」
と担当してくれたスタッフさんが、まるで初めて自転車に乗る練習をするチビッ子に教えるみたいな感じに(笑)
2分?ぐらいは回せたんですが、途中でバランスを崩して着地・・・
ペダルを回し続けるのがしんどくて、フラつき、フラつかないようにハンドルを握ってしまってさらに悪化・・・!
「もう1回乗ればイケますよ!」
と、騙されて再トライ!
初めよりは恐怖感なくすぐに両手はハンドルに置けました^^;
景色は変わらないけど前を見て、とにかくペダリングに集中・・・
後ろで支えてくれる人もバイクを放し・・・ 数分間3本ローラーに乗ることが出来ました!^^
(〃´o`)=3 フゥ! 面目躍如?(笑)
確かに3本ローラーは、重心をかなり意識するので、ペダリングの練習にはめちゃ効果的な感じですね~!
・・・ただ、ビンディンペダルだと恐怖感が倍増しそうですが・・・(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)
とにかく暑くて熱かった!
試乗中チラリと本コースのレースの様子も見たんですが、エリートクラスの集団が走る様は圧巻ですね・・・
アレは接触⇒落車したらタダじゃぁ済みませんねぇ。
来年はサイクルマラソンくらいに参加したいですね^^;
今回も色々と収穫が大きく、めちゃ楽しかったスゥー!ヽ(^◇^*)/
試乗車がないブランドのブースでも、個人的に試したいシューズ試着なんかも試せましたし、バッチグーでした(´ー*`)
というワケで、疲れと眠さがピークなので、以上です~ ありがとうございました。
あー・・・明日会社休みたし!!