
俺ははフリーしか泳がない!
どうも、タマゴヤです。
というわけで、またまた試乗会ネタ。
今回はダイナソア・・・
チネリ、タイム、オルベア、カレラの4ブランドの試乗会です。
※タイトル画像のバイクは、ダイナソア取扱いではありません。
特に前フリ・・・ あえてするなら、今回は自走で行ってませ~ん(∀`*ゞ)
前日に午前に60kmほど走り、午後から休日出勤し、今朝起きたら「あ、コレ無理。風邪気味くさい。」でフィニッシュです・・・
そんなわけだったので、同じくお疲れのモイスチャーと共にウチのマーチみたいなクルマで行きました。
サクサクインプレ。(レーパンなし、普段着+貸しビンディングシューズでの試乗です)
以前のライドで、見ず知らずの方々に「ヘルメットいじり」され、前日にはショップでいじられ、本日も試乗会が行われたお店「りんきち」さんにもいじっていただいた、スペシャSW EVADE・・・絶好調であります(´ー*`)
まずはコレ。
ものすごいスタイリングがド派手な、
『カレラ フィブラEVO』!
カーボンフレームでしか成し得ない、ボリュ~ミ~なフレーム形状が特徴!
バイクに跨ると、アーチを描いた横幅がワイドなトップチューブがこれまたすんごい@@
カラーリングもド派手で、見た目に情報量の多いフレーム!
カレラお得意の
左右非対称カラーがステキ☆ 1台で2度おいしい・・・!
ただ、あまりにド派手な形状で、「クセが強そう・・・」なイメージですが、走りはすご~く普通!(笑)
ダンシングのフィーリングはすこぶる軽く・・・
軽いです、ハイ。 そりゃぁ~・・・
カンパニョーロを装備した試乗車のほとんどが、「スーパーレコード」組みなので、フィブラのフレーム重量1130gでも軽量バイクに組みあがってるわけです;;
差し引いて考えるのは難しいので、感じたありのままを!
ダンシングは普通にやりやすく、脚への反発感はほとんど感じません。
ヒジョ~に素直なペダルフィールで、シッティングで回してもスイスイ走る印象。
振動吸収性がなかなか優秀で、重めのホイールの存在を感じないくらい快適でした。
スピードがソコソコ出ている状況だと、気になる部分はありません。
ごく低速で、若干フロントフォークに手強いクセを感じました。 もしかしたら、コーナーはコツが要るかも?
代理店さんの説明によると、「若干挙動がクセがあるかもしれません。ロングライドでは疲れに繋がる可能性が。」とのことです。
でも、ビジュアルは文句なしに「うおおお!?」なので、ビビッと来ちゃったら買ってしまって問題ナシです(笑)
ISPを廃止してきたので、とっつき易いフレームになりましたね^^
フィブラTWO相当なので、価格もお手ごろです!
「オレのロードは最速仕様だからな!」でお馴染み(FMCされたけど)、
『TIME ZXRS』!
言わずもがなの、TIMEのフラッグシップ!レーシングフレームですね~
去年も試乗車が出てましたが、
サドル高が変えられないISPのため、私は乗れませんでした。
今回の試乗車も”私が乗れないサイズ”でしたが、
無理矢理乗ってみました(;・∀・)
モノは当然のようにスーレコ組み、カンパBORA ONEを履いた3ケタ万円仕様。
超軽量フレームではありませんが、試乗車の中では最軽量ですね~
シッティングで乗ると、またも”
股裂き”状態なので、ダンシングオンリーです。
ええ、インプレなんて出来ませんよ(笑)
印象としては、乗り心地自体はそんなにガチガチではないですが、私程度の脚力でダンシングしても、フレームの性能を発揮出来ませんでした。
「門前払い」という感じでしたが、脚への反発はSCOTT FOILやピナレロ ドグマのような「速攻で厳しい攻撃」はして来ない感じで、高速域からさらに踏み込んでいった時に、「ぐはっ・・・!」と来そうな雰囲気でした。
振ってみると、軽量な構成なりに軽いフィーリングですが、重心そのものはそれほど低くなく、「誰が乗っても速い」という印象はありませんでした。
TIMEもういっちょ
コンフォート系?エンデュランスバイク、
『TIME フルイディティS』!
試乗車には、履ける限界の太さのタイヤ
28Cが装着されていたので、走り出しから「これはロードバイクなのか!?」という、太タイヤ特有のまったり感!(笑)
ホワンホワンした、エアボリュームの大きいタイヤゆえ、フレームそのもののインプレが難しいー!
しかも、急遽?サドルがフッカフカのコンフォートなヤツに替えられてたので、さらにわからない!
ダンシングで踏み込むと、ハンガー周り(BB周辺)からの脚への反発感はなし。かなり優しいフィール。
TIME特有のしなり感は、足元があまりしっかりしていないため、あまり分からず・・・
確かに、いいカーボンは使ってるなぁとは思いましたが、やはり23Cくらいで乗りたいです^^;
こういう快適性重視のコンセプトだと、同じくTIMEのエントリーである『FIRST」でも充分ですね。
あ、2014年からは『フルイディティ FIRST』という名前ですね! 名前だけ変わったのかな?
TIMEのフレームは自社工場で、TIME特有の工法で作られるので、「TIMEらしさ」が全モデルにしっかりあるのでイイですね!(ZXRSはスゴすぎてアレですが)
先代オルベア オルカ シルバー相当、
『オルカ OMP』!
2014年モデルで、オルカがフルモデルチェンジされ、名前もちょっと変わりました。
フラッグシップのオルカゴールドは「えらく硬い」フレームでしたが、先代シルバーもソレに近いそうです。
で、この新型の方はというと、
「まったくスキのないフレーム!」
でした! 剛性レベルも自分にはちょうどよく、軽快な加速、ほどよくシャープなダンシング、快適な乗り心地・・・ 即戦力です☆
フレームセットだけで\336,000するので、良くて当然なワケです(笑)
本当に素晴らしいバイクで、履いているシマノ・デュラC24もばっちりフィットしていました。
あらゆるシーンで、ストレスなく走れそうな感じです!
電動デュラエースが組まれていましたが、以前試乗したアンカーRMZとは違い、変速スピードが遅かったです。
あえて遅くしてあるのか、RMZが最速設定だったのか、多段シフトもゆっくりチェンジしてました。
そのせいか、ワンクリックでの変速フィール、チェーンの掛かり方が穏やかで、脚に優しい感じでした。
オルベアはもうひとつ下の『オルカ ブロンズ』も軽快で乗り易いので、本当にいいブランドですね^^
間違いのないブランドです!
チネリのフラッグシップ
『チネリ ベリーベストオブ』!
ネーミングがユニークですが、チネリらしからぬ(?)エッジの効いたイマドキデザインのフレームです。
塗装が非常に綺麗で、デザインは古臭くならない感じですね~
フレームデザイン自体も、ボリュームを出している部分と細身の部分のバランスが良さげです。
このカラーリング自体は、去年モデルから継続ですね~
このベリーベストオブ、ほとんど同じ仕様で
去年の試乗会でも乗りましたが・・・
前回のインプレを踏まえて、あえて試乗してみました。
前回の印象があるので、恐る恐る走らせると・・・
「これは・・・イイかも!?」
フレームの軽快さ(フレーム重量925g)と、芯がしっかりした剛性感のある踏み心地が相まって、ほどよくシャープでちょっぴり繊細さを伴う加速感が気持ちイイ!
ナーバスさはむしろなく、シンプルなフロントフォークはクセもなく、しっかりと軸になってくれるのでダンシングも軽快で安定感あり。
ダンシングの踏み心地のしっかり感も頼もしく、でもボリュームは盛りすぎず、ストレスなく推進力に変えてくれる感じです。
シッティングでくるくるしても、これまた素晴らしいフィーリング!
BMC SLR01のようなバケモノ的な加速こそありませんが、結構ラク~に加速していき、巡航もイイ感じです^^
乗り心地も、ダイレクトなインフォメーションがスッキリとした印象に感じられ、前回よりも快適に思えました。
履いているホイールは前回が『BORA ONE』、今回のは『BORA TWO ULTRA』なのでハブのなめらかさが、乗り味に大きく影響しているのかもしれません。(※タイヤの違いは不明です)
前に乗って印象が「(´ε`;)ウーン…」だったフレームも、改めて乗ってみると違いますね!
乗り手のスペックなのか、パーツによる違いなのかはアレですけど^^;
ラストチネリ!
往年のチネリの名車の復刻版、
『チネリ レーザーMIA』!
私は全然詳しくないんですが、チネリにかつてラインナップされていたクロモリフレーム『レーザー』を、現代版としてカーボンフレームで復活させたというシロモノみたいっす。
コレですね~ 色はそのままですね^^
元はファニーバイク(トラック用のエアロフレーム)みたいですが、その辺はちょっと知りません^^;
MIAのフレーム形状を見ると、シートチューブ~ハンガー~ハンガー下までがエアロっぽい形状です。
ラグドフレームのクロモリフレームとちがい、溶接跡を磨きこんで段差なくスムーズに処理する「フィレットブレイズ」という技法がデザインの特徴なんですね~
カーボンフレームなら楽勝な形状ですが、このレーザーMIAは楽勝じゃない方法で生産されているらしいっす・・・
なんと、
フレームサイズは1cm刻みで15種類も設定!!Σ(゚Д゚;エーッ!
完全受注生産で、ほぼハンドメイド気味?
そのおかげで、フレームセット価格は
¥588,000!じぇじぇじぇ!ハイプラ~イスッ!!
今回の試乗車は、実は貴重なモノだったりんするんでしょうね!?
このような「往年フレームの復刻版」という、”ノスタルジーを楽しむ”のがメインテーマらしいバイクなので、スペックはどうなのかな~と乗ってみると・・・
驚いた!(;゚Д゚)
えもいわれぬ、ソフトな?なめらか~な走行感!
安楽かつ快適な乗り味のコンフォートカーボンロードのソレとはちょっと違い、走りにモタつきはなくストレスフリーな加速感!
ダンシング時は「やわらかっ!」という印象があるんですが、ヤワなソフトさではなく、
”しなやか”なペダルフィールの演出(?)の上に仕立てられているんじゃないかと思うくらい、「整った乗り味」!
重心はそれほど低くないですが、ダンシング自体は軽く不思議な感じ・・・フレーム重量の軽さが効いてますね。
フォークはクセもなくしっかりしつつも、ガツンという衝撃はいなしてくれてグッド!
とにかく、「ずっと乗っていたい・・・」と思える乗り味が前面に出ており、速さとは別のベクトルで考えさせられる1台でした!
コレ1台さえあれば、他には何も要らないなぁ~みたいな(笑)
ホイールが最新の『BORA 35』だったのも、かなり効いてるみたいで、コレも乗り心地と軽快感に働いてますね、きっと。
カラーリングもデザインもシンプルで、「カーボンフレームなの、これ?」と言われそうなのも、美味しいかなと(笑)
こういうバイク、欲しい方多いと思います! 超オススメです!
ちょっと試乗向きじゃない格好で乗ったので、インプレもあんまり出来ないなーって感じでしたが、どれも個性的なフレームで面白かったです!
チネリ・ベリーベストオブの印象が変わって感じられたのは大きな収穫でした。
家に帰ってから、いつものように「確認のために」FENIXに乗ってみました。
先日から、交換した新サドル『セライタリア SLR チームエディション』のポジションを出しつつ、慣れるために乗ってるんですが・・・ 未だ慣れず!!
「つっても、距離乗ってないしなぁ・・・ もうちょいガマンかなぁ~」
と思ってたんですが、今回の試乗でサンマルコの色んなサドルと比べても、”SLRの方が痛いかも”と・・・
跨った瞬間の印象がまありに違いが大きく、SLR合わないかも・・・と心配してたら、ご覧の通りです(笑)
やっぱり痛い! 点で当たる感じ?
先週、モイスチャーとバイク交換した時に、EVOのフィジークサドルが痛く感じなかったので、
サドルを取替えっこしてみました。
モイスチャー的には、SLRで全然問題なさそうという事だったので、こりゃちょうどええわってんで、しばらくはあべこべ仕様で試用してみます。あ、ダジャレでなく。
せっかく買ったSLRですが、このフィジークで解決されればイイなぁ・・・と。
もう、会社休んで一刻も早く、距離乗って試したか~!ほんなこつ!
うーん、
サドル沼・・・サドルぬかるみ!