
ノープロヤッホー
どうも、タマゴヤです。
アレコレ思い出しつつ、脳内でインプレを下書きしては
数時間後にはポックリ忘れて───の繰り返し!
ええい!もういいや適当で!?Σ(゚Д゚;
クルマでも何でも、
”インプレは変わる”んです!
そこんとこよろし~~~く。
今回の(も)ニューバイクは、フレーム入れ替えです。
もうホントほとんどそのまま、
フレームだけ交換。
ブレーキキャリパーを6700アルテグラからデュラエースについでのグレードアップをしたくらい。
細かい部分だと、BB(PF30)は流用出来ないので、デュラエースのBB86用に。
ケーブル類も当然流用は無理なので、これもデュラエースのコーティングケーブルに。
このケーブルに関してまずちょこっとインプレ・・・
FENIXの時は、『GORE RideOn』のケーブルを使ってました。
GOREはSRAMコンポのグループセットにも使われているコーティングワイヤー。
要するに、めっちゃスベスベの低フリクションなコーテインングが施されてるワイヤー。
GOREはそれにプラスして専用ライナーで全部覆ってある仕様。
シマノもデュラ9000とアルテ6800はコーティングワイヤー。
前世代と比べて11速化以上のアップデートとも言われてますが・・・
GOREと比べると、操作のフリクションは・・・GOREの方が軽いタッチで変速、ブレーキの操作もスルスルと滑らか。
一方のシマノは、ゴリゴリしたブレーキ操作フィール。シフトは巻き取りは比べて少し重くなった感じです。
GOREはやっぱりよく出来てるみたいですね~
・・・と余談終わり。
さてRIS9・・・
RIS9にスイッチしたのは、FENIXが壊れたわけでも飽きたからでもなく・・・ そうせずには居られなかったから!と自分の欲に素直に従った結果です(笑)
現実的に可能な範囲内で・・・になんとか収まるのは必須条件でしたがッ
エントリーカーボンの『RS8』デビュー時の試乗会で、たまたまRIS9を試乗したのが運の尽きでした。
「アレは硬い。レース用」というインプレをよく目にしていて、話にもそんなのが多かったですが・・・
ひと漕ぎ、ふた漕ぎ、ダンシングで加速させて20m走らせた、たったそれだけ・・・その瞬間・・・
いわゆる、
「ビビッときた!」というやつです!神よ!
これは、自分のバイクだ! もう、これしかない!・・・と。
試乗車は私の手持ちホイールと同じ、
『WH-9000-C50-CL』を履いていたのも、”悪い条件”が重なりました(笑)
・発進加速
モノコックフレームにテーパーヘッドチューブらしい、「パカーン!」と加速する感覚です。
ダンシングで踏み込むと、ほとんどしなりを感じず、踏み降ろしたペダルがしっかりとフレームに受け止められ推進力に即座に変換!と感じます。
その時、フレームの高い剛性感が踏み降ろした脚へと跳ね返ることなく、ほどよく速いリズムで軽い振りでダンシングしていけます。
・巡航
高めのケイデンス=回し重視のくるくるペダリングでも、重めのギヤを踏み込むようなトルク重視でも、問題なくスピードを上げていけます。
本当のところは、RIS9の特性に合わせたペダリングをすれば、より効率よく走れると思いますが、ペダリングに対して寛容らしく?乗り手を選ばないフィール。
シッティングでスピードを上げていくと、常にフレームから
「軽さ」を感じられ、重たいディープリムの巡航性能に”おまかせ”も可能。
フレームからの跳ね返りも、特になし。
・巡航からの加速
ハイエンドフレームらしく、高いペースで巡航からダンシングへ切り替えてさらに加速(アタック)すると、非常によく伸びてくれます。
”頭打ち感”はまだ感じず、けれど踏み切れてないような(カーボンラグによくある)発散出来てないフィールは感じずにドカンと加速していくのを感じます。
その時でも脚へ攻撃を強く感じたりしません。
・登坂
苦手なステージなので、短い上りしか試してませんが・・・
特別軽いフレームではないですが、平坦で感じる
「軽さ」はそのままに、FENIX比で格段に上りが楽になりました。
ダンシング、シッティング共に軽快です。
デュラC50でこれだけ上る感覚だと、上りに向いたホイールを履かせると、さらに良さそうですね。
・下り
これまたヒルクライムらしいヒルクライムをまだやってないのでアレですが・・・
スピードに対するキャパは高く、スピードが上がるほどにスタビリティが高く・・・というやつです。
・コーナリング
右へ左へ~みたいな事はしてませんが、ココはかなり違いを感じました。
ストレートフォークのレース向けジオメトリーですが、クセのある”切れ込み”もなく、クイック過ぎないニュートラルなターンイン。
レスポンスはいいけれど、ピーキーさは感じません。
・快適性
ここはちょっと苦手かもしれません。
イマドキの万能軽量フレームと比べると、ややハードな乗り心地です。
路面が荒れていると、ダイレクトに伝えてきます。
大きなギャップは一発で減衰させるような感覚があり、バイクが跳ねたりはしません。
ただこれも、
ホイールの特性が大きく影響しているかもしれません。
通常の24mmハイト程度のリムのホイールであれば、ゴツっとした感じはかなり薄れそうです。
・フィット感
アンカーはコレに尽きると、RIS9は強く感じさせてくれます。
私のように典型的な
日本人体型だと、海外ブランドのフレームは適正サイズでも「大きい」「脚の長さが足りない」感じがあるんですが、RIS9はピタッと身体に合うんです。
フレームサイズはカタログで言うところの460サイズです。
サイズチャートに当てはめて、上限に近いところでジャストフィットを選んだつもりです。
大きめでも小さめでもない、
「ジャスト」。
試乗車は490サイズ、一回り大きなサイズでしたが、こちらも難なく乗れました。
名古屋サイクルトレンドで出展していたアンカーに、サイズを診断してもらったら
「490ですね~」
と、すでに460をオーダーしていた自分としては、冷や汗モノでした(笑)
実際に試乗車に跨ったフォームも見てもらったら
「あ、腕伸びてますね・・・ 460ですね:(;゙゚'ω゚'):」
ホッとひと安心でした(笑)
ほぼ体格が同じ、アンカーサイクリングチームのプロ選手が乗るRIS9と同じサイズを選んだので、確証はありましたけどね^^;
・納期
これは「インプレ」でしょうか?(笑)
増税前には注文しましたが、届いたのは増税後。キッチリ8%で支払いでした。
2月末にオーダーして、5月末にフレーム到着。
最初に聞いた納期は4月中旬でしたが、やはり駆け込み需要のため、多くのオーダーを抱えていたようです。
とくにアンカーは「今年分の在庫はコレで終わり!」がなく、「いつでも注文承ります。」方式なので、こうなるんだそうです(笑)
RIS9はRMZ以外のカーボンフレーム、アルミフレームと同じアジア生産(メリダ工場)なので、こんな感じの納期でした。
国内工場で生産されるネオコットクロモリだと、もう1ヶ月ほど納期が早いとのことでしたが・・・
完成車は私のRIS9と同じ時期に入荷してましたね~
・まとめ
ってな感じで、長いインプレなんとか搾り出して今はこんな感じです。
なにせ、去年より”走れない”状態なので、踏み切れてません(笑)
こちらの
以前の試乗インプレッションの方が、今の感じだとシンプルに分かってもらえると思います・・・
数あるカーボンモノコックフレームのフラッグシップモデルの中では、このRIS9よりも速いと感じたバイクはたくさんありました。
デザインや乗り心地、個人的な嗜好でRIS9よりも欲しいと思えるバイクもあります。
ですが、この価格でこの走りっぷり、なにより日本人の体格に合わせて作られた、高いフィット感・・・シンクロ率と言ってもいいでしょう(笑) コレは欲しくならないワケがない!ってもんですヽ(`▽´)/
むしろ・・・
「こんなにイイフレーム、なんで買わないの~!?」
・・・くらいに思ってます(笑)
どのお店でもほとんど取り扱いですし、「悪い評判」なんて聞きもしない、アンカーを挙げて「ダメだ。」というショップも聞いたことないですし!
”こういうバイク”が欲しいと思ったなら、T社やC社やS社ではなくANCHOR! 日の丸万歳!ヽ(‘ ∇‘ )ノ
ちなみに・・・ フレームカラー
「レーシングブルー」
コレに決めるまでは、ちょ~っと悩みました。
カラーリングパターン、デザインが海外ブランドと比べると・・・ ANCHORらしく、どこか「イモっぽい」感じに思えて・・・
あと、
なんだか、
「子供車」を連想させる感じが・・・(笑)
それはそれで!?
最初は、
「レーシングレッド」にしようと思ってました。
こちらです。 どこがレッドやねん!Σ(゚Д゚; ほとんどホワイト(笑)
いわゆる、
アンカーサイクリングチームらしいカラーリングの、白黒赤を使ったパターン。
ヘッドチューブのパターンは歌舞伎の”隈取”をイメージした和テイストだそうです。
これだと、
「ザ・無難」・・・FENIXとあまり印象変わらず?ですよね~
組み合わせるフレーム以外のパーツ群の色との対比でも考えました。
こちら、
「レーシングシルバー」
じ・・・地味過ぎる? 渋い?
むしろ、手持ちのパーツのカラーに合わせ過ぎていて、なんかちょっと・・・!?
ほとんど選ばれないカラーなので、希少性はイイんですが・・・
遠目から見ると、なんのこっちゃ分からないカラー(笑)
流行のマットブラック系も乗ったことないから、イイかも?
「カーボンブラック」
これが一番人気かなぁ?(SPカラーで+1万円)
ほぼ、コレで行こうと思ってましたが、ショップに話したら
「あ、これ他のお客さんから先週注文あったよ。」
はい消えたー! 遠目からでも分かり易く、最近の流行でなはいカラーという事で、「レーシングブルー」に決定!
手持ちパーツ群の「ブラック×シルバー」のカラーに、サワヤカ~な「ホワイト×ブルー」の組合せ、そのコントラスト! ココがキモでした^^
アウターケーブルやインナーキャップもシルバーとブラックをチョイスして、徹底してパーツ類での挿し色は排除。
サワヤカ~なフレームをレーシーに引き立たせるには、この組合せかな・・・と。( ̄ー ̄)
(カタカナで”サワヤカ”がポイント、トレンディ~なカッコ良さではなく、レトロさとダサさのギリギリ感!)
組みあがってみると、イモっぽいかなぁ~?ネタでいいや!と思ってたんですが、思いのほか周囲から好評でうれしきこと山の如し! ウェヒヒ
カタログ画像や書籍の写真で見るより、
綺麗なブルーが好評ですね^^
・・・以上!
うひーw もう自分のバイクになってるもんだから、変なインプレになってることうけあい!
要は、RIS9最高ー!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
というワケです。(・o・)
※ご不明な点がございましたら、何なりとお聞きください<(_ _)>