• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

タマゴヤのブログ一覧

2015年09月30日 イイね!

つまらない最高の選択

サヘラントロプス!

どうも、タマゴヤです。


またしてもサボリーメン・・・ 自分が悔しい!!

先週、風邪で2日ほど会社を休むハメに。アレっすね、寒暖差。カンダンサってカタカナにすると、そこはかとなくアジアンテイスト!!

おかしな風邪で、大体いつもなら風邪初日に寝込んで次の日期待も虚しくケロッと治って出社・・・なパターンですが、「週末までに治さなきゃ・・・!」と気合入れて寝込んだら、あまり高くない熱がなかなか下がらずズルズル休むハメに。

しかも、「風邪いまだなう。」で、あれからずっと日々調子悪くて、主に鼻風邪→頭痛→体力削られダルいの3HIT COMBOです。


そんな感じのバッドコンディション(腰も継続して痛い!)で、1週間ぐらいバッドコミュニケーション、日曜はモリコロ90分エンデューロでノットコングラチュレーション予定!


・・・とりあえず走ります!って意味ですよ(笑)
がんばるぞ!( `ー´)ノ

あとそれと、クルマ買い替えました。('ω')ノ














PCにて当ブログを閲覧して頂いている皆様方々にはバレバレですが、










プジョー・2008から、フォルクスワーゲン・ゴルフ7へ乗り替え!







ハッチバックではなく、ステーションワゴンなゴルフヴァリアント!グレードはTSIハイライン。

もちろん、新車・・・ではなく、当然中古車!新車で買うと、400マソ円オーバー・・・無☆理☆ 

ボディカラーは初期カタログカラーのパシフィックブルー。
とくにコレと言ってコダワリがなかったので、普通のシルバー(タングステンシルバーではなく)以外なら何でも~って感じで探してもらって見つかったのがコレ。
レッドとかでも良かったなァ^^;





歴代ヴァリアントの中でも、ワゴンありきでデザインされてる感がイイ!・・・だそうです。
先代と見分けが付きやすいテールランプ。



プジョー・2008はあまりの出来の悪さから”危ないクルマ”でしたが、最新鋭ドイツ大衆車はジャーナリスト受けが抜群に良かった、「ほとんどインプレ通り」な世界のベンチマークとされるフォルクスワーゲン・ゴルフをチョイスしてみました。

輸入車としては「間違いなし」、「超無難」、「超安パイ」なVW車を、よもや自分が乗る事になるとは・・・


プジョー・2008があまりに自分に合わず、その反動で「絶対にドイツ車には乗らないぞ!」を破る事になりました(笑)

ドイツ車に乗らない宣言の理由は・・・












「イイに決まってるから」








・・・です。

ドイツ車、そのほとんどが乗れば絶対に不満なし!好みに合うドイツ車選んでおけば、文句の付けようがない!

考えようによっては、実に「つまらない選択」となる・・・と、私は考えていました。

私は今まで「イタリア・フランス」車のパッションの部分を支持し、デザインや官能性能、”味わい”などなど、感情に訴えかけてくる要素こそ「趣味グルマ」としてきました。


小さな不満に目をつぶって、イタフラ車を支持しておけば、なんとなく「クルマ好きとして、上に見られる」気がしてたんです(笑)


ドイツのクルマに試乗して「ぐうの音も出ない」「普通に欲しい」などなど、心の声を殺して・・・!(笑)



だけど、今は違う!! くだらない”遠回り”はしないッ!






できんことはないィィィーッ!


いつぞやの名古屋モーターショーで見たゴルフ7・・・

「言うほどイイクルマかぁ~?」

とドアを開けて座った瞬間に「あ、コレ買いだわ。間違いないヤツだわ。」と2秒で理解出来ました。走らせずとも。


もちろん、ディーラーでも試乗しました。新型パサートを試乗したその日に(笑)





買ったばかりのプジョー・2008から、「よくもまぁこんなに早く乗り替えたなぁ・・・」と思われると思いますが、私自身も同じように思ってます(笑)


とにかく、2008ライフは文句が多かった!
通勤時、帰宅して「危ないよ、あのクルマ!」「ダメだ、アレは・・・」「クソ過ぎる・・・」などなど。
「クルマ選び失敗したんじゃない?」との問いにも、「うん!失敗!☆」と即答するほど。

「そんなに嫌だったら、替えれば?」と言われたので、


「えっ あー・・・そうですか──。 じゃ、替えよう。」と(笑)



この際、2008の時に重視した「ロードバイク縦積み」にはこだわらず、ステーションワゴンなら載せる分には困らないだろう~くらいで。





リアシート倒さなくてこの容量、なるほどステーションワゴンです。


レ某ーグなんかも狙い目ですが・・・





某レヴォーグは、「ハッチバックスタイル」でリアウインドウがなだらかに傾斜するコンパクトなサイドビュー、しかもリアシート用のシートベルト巻き込み部が天井にあり、ラゲッジルーム高を圧迫しているッ
対して、ゴルフヴァリアントはスパッと四角い、スペースを最大限確保しているワゴンスタイル。
あいにく、リアシートは完全に水平なフラットにはならないけれど、段差なくフラットには出来ます。
(この辺は、プジョ-308SWはなかなか・・・ イヤイヤイヤ)


なんといっても輸入車!時代の最先端を征くドイツ車!国産車は比較対象にはしないッ 乗れば分かるッ






希望したわけではないですが、レザーシートパッケージ。20万円以上するOP・・・の割には、本革シートとしてのレベルはソコソコ?

ハイライン以上はスポーティーな形状のシートで、まずまずの掛け心地。
電動シートはドラポジが細かく調節出来て・・・迷ってしまって、返って困ります!(;・∀・)
いいシートなんだけど、ドラポジ模索中・・・

シートヒーター付は初めてかも。 シートクーラーは残念ながら設定なし(笑)




ちゃんと人が乗れる、座っていられるリアシート。 国産車の弱点でもあります。





「ドイツの大衆車メーカー」なので、高級感はそれほど。パサートでクラウンくらい?
ハイラインのピアノブラック仕上げのパネルは、比べるとコレで正解かも。
ドア周りは結構カッチリした作りで、ドイツ車っぽい感じ。そりゃそうか。
ステアリングは太過ぎず、細過ぎず。 2008は極小径ステアリングだけは褒められたけど(笑)

ナビは名称検索が出来ないという謎仕様。 スマホ必須。

車体の設定なんかも、このモニタから操作する感じ。

装備面では「アダプティブクルーズコントロール(ACC)」が超便利!
いわゆる、追従型のオートクルーズで、前を走るクルマの加減速に合わせて加減速してくれるッ
車線をカメラで見て、はみ出しをステア補正する「レーンキープアシスト」に、ミリ波レーダーによる自動ブレーキ。
これが非常に頭が良くて、ナチュラルかつ正確にブレーキを操作してくれます・・・マジで。


ACCは、スバルアイサイトばりに頑張ってくれて、本当に楽チン!
スピードをいちいちスイッチで上げ下げする必要がないので、安全かつ安楽(笑)




みんな大好き、LEDスモール内臓のバイキセノンヘッドライト。
暗い時にエンジンをスタートさせると、上下左右に準備運動する謎機能付き。
左右に動くのは、ステアリングに連動してるのかしら??



フォグランプは連動するっぽい。 しかも、かなりの光量で。 黄色いハロゲン球ですが、実用的でよろしいです。




実に久しぶりな17インチホイール&タイヤ。NCロードスターぶりか。

乗り心地は大変よろしく、ドイツ車だと思えば硬過ぎずむしろコンフォート寄り!?
とにかく乗り心地に関しては、驚くくらいにイイ・・・
ハイラインはリアの足回りの形式がわざわざ1.2Lのコンフォートラインとはベツモノにしてあるだけあって、しなやかにストローク。
もちろん、ドイツ車らしいドッシリした感覚は言わずもがな。

前車がクソ過ぎただけに、この乗り心地には感動・・・(´▽`)





ハイラインは1.4Lターボ。いわゆるダウンサイジングターボなので、パワーは十分!
これまた前車が貧弱過ぎたために、最初はどえらいパワフルに感じたものです(笑)

意外なスゴさは、”回転落ちの速さ”が並じゃない感じ。
排ガス関係もありますが、国産スポーツカーでもここまで回転がスッと落ちるクルマはないと思う。GT-Rくらいか?
めちゃくちゃ軽いフライホイールでも使ってるのかしらん?
もちろん、アクセルオン時のレスポンスも上々。トルクもしっかり!

残念ながら、燃費はソコソコ?まだ1回目しか計測してませんが・・・エコモードで13.5km/Lくらい。
これまた残念なことに、ハッチバックのゴルフ1.4TSIが持つ気筒休止機能はなぜかヴァリアントには無いんですねぇ。
燃費に関しては、今ノーマルモードでテスト中。




伝家の宝刀でもあり、諸刃の剣でもある7速乾式DSGは、超絶レスポンスッ!
やっぱりデュアルクラッチには敵わないなぁ~
前車と比べて・・・比べるまでもなく、超優秀制御!
シフトショックもほとんどなく、電光石火のシフトスピード。
エコモードではアクセルオフでクラッチを切る制御が入りますが、ノーマルではエンジンブレーキを使う駆動を切らない制御。これまたかなりナチュラルで、当然再加速は速い!

アイドリングストップからのスタートでたまに飛び出すようにして発進するけど、まったく不満なし!


あと、ブレーキですが・・・ドイツ車らしく、「何事もなく止まる」頼もしいブレーキです。
何気に、ブレーキング→ターンイン時のノーズの入り方がスポーツカーみたいな動きに出来るのが驚き・・・楽しいです。
プジョーが酷すぎた(笑)





サイドブレーキはイマドキな電子制御のやつ。
解除を手動で操作しなくても、アクセルオンで自動解除。
AUTO HOLDは・・・ブレーキを踏んで停止すれば、勝手にブレーキを掛けた状態をキープ。最初はコレになれなかったけど、結構便利ッス。


エアコンの効きや静粛性等(とくにゴルフ7では引き上げられて)不満なし!


とにかくすべてが安楽なクルマ! ヘッドライトもワイパーも自動で作動してくれますし、至れり尽くせり。
人をダメにするクルマですね(笑)




決して安い買い物ではないですが、お買い得感ハンパねぇッス。
とくに中古だと、高グレードのハイラインがお得で、このタマで総額は200万円台に収まってます。
新車では絶対無理だけど、中古は狙い目なんですねぇ。
DSGの耐久性などは不安ですが、ソコだけはギャンブルでしょうか。
なにせ、前車が最初からぶっ壊れてるような制御のロボタイズドMTだったので(笑)



「クルマに乗せられている」感が心地よいと思えるのは意外ですが、ドライビングプレジャーが無いわけではなく、究極にストレスフリーの中にもドライバビリティの高さや、大きな操作(アクション)を起こした時の素直な動きなんかはスポーティで楽しめます。

そこら辺が、「ゴキゲン♪ワーゲン」だと思いますヨ~(個人的にはあのCMは好きッ)




インプレはざっくり簡単にこんな感じです^^; 他サイトのインプレまさにそのままなクルマって感じですね。





今一度言いたいッ





このクルマはァァアアアアアアッ!!ゲルマン民族の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥゥ!








フォルクスワーゲンの不正問題はイカンですが、大きな自動車メーカーなんて大なり小なり悪い事やってたりするもんですよ!(゚Д゚;)
2015年09月20日 イイね!

懐かしのツールドじゃんだら輪

懐かしのツールドじゃんだら輪こんなところにフェニックス!

どうも、タマゴヤです。



19日土曜日、シルバーウィーク初日でハッスル・・・シルバーウィークってなんじゃい!ノー連休でフィニッシュです・・・!

かと言って何もしないのもアレなので、走ってきました。普通に。


知多半島もこの時期なら自転車乗りもモリモリ多くて楽しいですが、先週知多半島をご一緒した方が300km超えのロングライドにチャレンジ中だったので、触発されて普段より長い距離を走りたくなりました。

ここのところは100kmを超える距離を走る事がなかったので、自分的には今更ながら「チャレンジング」だなぁと、プレッシャーを感じつつ「ロングライド力」を確認してみたいかなと。


ルートは2012年に開催された「ツールドじゃんだら輪」のエキスパートコースをなぞる感じで。





奥殿陣屋、ホントに久しぶりです。
中には・・・入った事ないです(笑)



2年前のブログでは「2つの山を越えるルート」と言っておきながら、ミスコースしてひとつめの山をスルーしてたので、今回は奥殿陣屋からはちゃんとエキスパートコース通りに。


ビビリでスタートしてるので、山方面前まではとにかく脚を使わない、を徹底しましたが・・・
やっぱり上りはキツイ! RNC3が重い・・・ クロモリでも上り問題ないでしょ~と思いましたが、上り続けるのは自分の苦手もあって、重さがモロにきますね・・・
ローギヤに28Tが欲しい・・・!




体調は相変わらず高確率の不調気味でしたが、元気は元気!
今週はずっと腰が痛くて、「乗れば治るだろう」と走ってみたものの・・・とくに治らず(笑)

「茅葺屋敷」にあるお店を休憩ポイントにしようと頑張ったんですが・・・ まさかの朽ち果てっぷり!
いつの間にか潰れてました(笑) 一体何が・・・!?



ルート上で一番キツイ「巴山」も、前回は行くべきか悩んだ上りですが・・・なんとか上りました^^;
コンディションは悪いままですが、経験上避けて通るという選択肢をチョイスしないようになってたんですねぇ(笑)




巴山を越えれば下るだけ、で作手の道の駅「手作り村」に到着。





ここの名物っぽいカレーのにせものハヤシライスをせっかくなのでオーダー!

・・・なるほどなるど。

肉が・・・残骸程度?しか入ってない・・・ あとはただクセのないテイスト。

これで800円か・・・  少なくともヒットじゃない!!(´Д`)



酸っぱいランチ・・・ なんというか逆流してくるアレを連想させるフレーバーの補給を噛みしめ、国道301号線で戻る方向へ。


下り基調になるので、脚はなくともビュンビュン(下りだけ)、サイコンの電池が切れそうで急かされた感じで国道1号を越えて自宅方面まで、腰の痛みに怯えつつペースを上げました・・・



ロングライド力、すっかりヘタってました。
以前よりも重い機材でしたが、それにしても走れてないー。
RIS9だったらもうちょっと走れるかというと、一人ではちょっとキツイかなーと。


300km超えを一人で走り切る、フィジカルだけでなくメンタルも強くないと出来ない気がします^^;
その半分の距離で限界を感じたので、気の遠くなる話です・・・
Posted at 2015/09/20 23:30:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | みんチャリ | 日記
2015年09月13日 イイね!

おいなぁ、サイクリングin知多半島に不参加♪

おいなぁ、サイクリングin知多半島に不参加♪はいだらー!

どうも、タマゴヤです。


今日は三重のお友達ーズと知多半島サイクリングをご一緒させてもらいました^^

この日は知多半島で「おいなぁ、サイクリングin知多半島」というロングライドイベントが行われるという事で、かなり警戒してましたが・・・

早朝スタートだったので、行きはまったく参加者の姿を見ませんでした!

しかし・・・このイベントの「おいなぁ」の意味がまったく不明だったので、”ソレ”だけでなんとなく「気持ち悪いな・・・」と感じてたんですが、どうやら日本サイクリング協会が主催のようでソッチの方言だったようです。和歌山弁で「いらっしゃい(おいでませ?)」的な意味らしい・・・?
音的には、やっぱり・・・苦手(笑)

イベントを仕切っていたのは愛知県サイクリング協会だったんですね~
たま~に・・・ツーリングしてるのを見掛けます。老若男女、ジャンルバラバラな集団を(笑)



さてさて我らはそんなイベントは一切スルーで、ルートも影響とかまったく考えずスターツしましたが、走力や経験等でペースは調整して、”本当にサイクリングペース”で走りました^^

「朝練ペースはやらないぞ!自分がしんどいから・・・!」とも内心思ってたので助かりましたが・・・私は先頭をやると、どうにも抑えられない性分なのでついブッ飛ばしたくなっちゃうのがイカンですね^^;




野間の灯台までは、自制心の走り(笑)

やや曇ってきてました。


内海の辺りで、チームSKYジャージの方にパスされたので、最後尾から追走アタックしてみたり~






山海のサークルKまで、SKYジャージの方とその同行者?と思しき方々を、またなんとなくアタックしてパスしてみたり(笑)

この後アップダウンを予定してたので、イイ感じで心拍も上げられて良かったんじゃないかなぁ~と^^;




・・・ヤバかった!


この後は、「花ちゃん坂」をルート的に針路取れないので、知多半島激坂のひとつ「桜公園前坂」で楽しんで(苦しんで)頂きました(笑)

私は、トライするのが2回目で、確か・・・1回目はFENIX+キシリウムSRで、途中で足着きしちゃいました。

今回はクロモリ(重い)で、ホイールもゾンダだったので、足着き上等で臨みました。

全然遅くケイデンスも上げられなかったですが、なんとか足着き無しで登れました^^

ダイエット効果ですね(笑)



帰りルートは、朝練コースのすいせんロード~ふるさとロード~えびせん坂という感じで、お昼ご飯は「湾(ベイ)」へ!




なんとか知多半島らしい海鮮料理を食べて頂くことが出来ました。

例の「おいなぁ──」の連中が居ましたが、時間的にジャストだったのか待たずに席に付けました。ラッキーラッキー。

天気がなんだか悪くなってきてたんで焦りましたが、ヨカッタ。。。






ランチを済ませ外に出ると、暑いくらいにスッキリ青空!

新舞子に戻り、ツーリングはフィニッシュ。



カメラ搭載していきましたが、充電が全然足りずまともに撮影出来ませんでした><
下手コイたー




「知多イチ」ほどはルートも距離も一周には達してませんが、楽しかったです☆
”サイクリング”が楽しいというのを再認識!

今度の渥美半島は山こそないけど、楽しめるペースで走る事を心掛けようかな~と^^;
Posted at 2015/09/13 22:59:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | みんチャリ | 日記
2015年09月09日 イイね!

【評論家気取りで】 プジョー2008 ドライビングインプレッション 【何が悪い!】

【評論家気取りで】 プジョー2008 ドライビングインプレッション 【何が悪い!】ボンジュール。

どうも、タマゴヤです。


台風一過。
愛知県は謎の結界により、台風直撃しても「アレ?今日台風だっけ?」な感じでした。ウチの方では。


さてさて、みんカラ的なコンテンツ・・・「試乗インプレッション」

ちょっと前にどこぞで見掛けた記事、『SNSで試乗車評論は是か非か 販売店が困惑するケースも続発』、非常に興味深いというか・・・

”本職”さんが言うには、「たかだか短時間の試乗、チョイ乗りごときで感想を書くな。」とのこと。
なるほどなるほど、そりゃあ~確かにその通りかも?
ロードバイクだって、ものの数分の試乗レベルじゃぁ本当のところは分からないわけで、やっぱり100kmくらい?ぐるっと走って来ないと分からないですもんね。

車の場合は、「最低でも500km以上乗らないと、試乗インプレする権利なし。」だそうで。



なるほど~ぅ。 

じゃぁ、その10倍の5000km走ってきたから、堂々とインプレ書いても問題ない、という事ですね?





そんなワケで、改めまして!
走行距離5000km突破記念、プジョー2008のドイラビングインプレッション、スターツ!



・デザインは完璧

ファーストインプレッションでは、図らずも内外装デザインの事のみしか語っていませんでした。
今現座も、プジョー2008のデザインは、カーデザインとして素人目にも素晴らしいデザインだと思えています。
奇抜過ぎない、地味過ぎない、プジョーらしく控えめながら他と少し違う雰囲気を感じさせるのは、美点ですね。




・動力性能は”何かが足りない”

直列3気筒のNA1.2Lエンジン、発進時に踏み込むと回転の上がりも速く、加速フィールは小さなタービンでも付いているのかな?と錯覚したものですが・・・
ゼロ発進はかなり苦手分野。 発進時の踏み込み、アクセルペダルの踏み込み量そのものを大きくせざるを得なくて、俊足などとは言えず鈍足極まる。
エンジン自体のパワーはおそらくそれほど足りてないワケではないのでは・・・とかばいたくなるのが、搭載されるロボタイズドMTの「ETG5」。
このトランスミッションが、ただでさえ非力なエンジンに追い打ちを掛けている!




・今にも乗せ替えられてしまいそうな、「ETG5」の不出来さ

このETG5はかなり酷い・・・
優れたDCTタイプのロボタイズドMTに乗り込んでいる人なら、「コレはないわー。」とチョイ乗りでもすぐに判断出来るはず。
シングルクラッチである事が問題なのか?・・・そうではないはず。
同じくシングルクラッチ2ペダルMTを搭載する、『フィアット500』の「デュアロジック」は結構頑張っている。

「違い」は何か? ズバリ「制御」。
プジョーのETG5は、とにかくシフトショックを発生させないように、「クラッチをソフトに繋ぐ制御」が強烈に働いている。
クラッチを切っている時間の長い、いわゆる「空走感」が如実に現れる。
フィアットは、あえてシフトショックをいなさず、結構ガッツリとクラッチを繋ぐが、コレが「ヒトの感性」に結構マッチしていると感じさせてくれる。
「さっさと発進加速したい時」に、プジョーは「・・・1速~・・・・・2速~・・・3速?」という感じ。
フィアットだと「1速!・2速!・3速!」という歯切れの良さ。
VWのDSGだとさらに「1速2速3速4速5速6速7速」と超連続感!

MTモードだとあまり気にならない・・・という定番のアレです。




・そもそも組み合わせが最悪?

軽量だけど非力過ぎるNA1.2Lとチンタラ繋ぐくせに発進はかなりギクシャクなETG5とのミスマッチが、非常にストレスを感じる要因か。
クルマを整備等にディーラーに預ける際、「代車」を借りるわけですが、この「代車」が高確率で「古い遅い国産車」ですが、コレといって動力性能に不満はなく、アクセルをグッと踏み込めばエンジンは唸るけど走ることは走りますよね。
だけど、2008は「走らない!!」と感じる事が非常に多かったです。

特徴的なデザインで似ても似つかない兄弟車である、『シトロエンC4カクタス』は2008にまんまターボだけを付けた内容だけど、ターボさえあれば文句なしなのか・・・



・遅くて、燃費イマイチ

信じ難いことに、同サイズくらいのクロスオーバー車『メルセデス・ベンツ GLA』に実燃費で負けます。
あちらは”4WD”で”ターボ”、重量も当然重たいのに・・・!
さらには、ガチなライバルである『ルノー キャプチャー』にも実燃費で負けている。
数値的には同じでも、あちらもターボ。DCTではありますが・・・




・遅すぎて危ない

スピードに関しては、高速道路のクルージングは悪くないクルマです。
一定速度以上からの加速はそれなりにスムーズで、エンジンの力も感じます。
ストップ&ゴーの多い街中では、非力なエンジンと制御のヌルいMTのせいで、危険なニオイが・・・

合流するシチュエーションで、車体の長いトレーラーの前に出た方が安全なケースがありました。
後続等の安全上の理由からトレーラーの前に出たかったので、アクセルペダルを踏み込んで加速したんですが・・・ヤバいと思えるくらいに加速しない!!
アクセルペダルの踏み込む量に対して、エンジンが吹けない、クラッチを繋がない!? いわゆるAT車の「キックダウン」をまったくやってくれないという制御っぷり・・・!
思わずベタ踏みしたものの、それでもエンジンの回転は思ったほど上がらず、ギアも落ちずにそのまんま・・・ 非常に危険!!

日常一番感じるストレスは、低速コーナーからの立ち上がり加速。
車速を短い距離で大きく落とし、旋回、立ち上がり加速のためにスッとアクセルを踏み込むも・・・ クラッチを数秒繋がない・・・。



・発進時のソフトなアクセル操作が鬼門。

普通、こういうのは「ソレって、発進時アクセル踏み過ぎなんじゃないの?」と思われるかもですが、このプジョー2008は、ソフトなアクセル操作が逆にアダになります。
最悪な制御、「1速で発進→クラッチを繋いだままスロットルを戻す→一瞬強烈なエンジンブレーキ→再度スロットルを開く」が繰り返されて、まるでMTの教習車の横に乗っているかのよう。



・低燃費を意識した、低回転時の最悪フィール

街中で巡航しようとすると、自動モードでは極力低回転で走るようにシフトアップされていきます。
・・・が、そのギア選択が「ギアが高過ぎて」エンジンの回転数的に「エンスト寸前」レベルまで落とされます。
結果として、MT車でやってみると分かりますが、「エンストギリギリ限界の低回転のアレ」が発生し続けるわけです。「グゴゴゴゴゴゴゴ」ってヤツですね。
当然、ここからアクセルを踏んでも”トルクが乗らない”ので、スムーズに加速が出来ません。
踏み込むと、”思い出したかのように”数秒後にギアを落として、「やっとこさのキックダウン」が始まります。



・本当に乗せ替えられそう?

嘘かまことか、どうやら噂では208や2008のETG5搭載車・・・順次アイシン製ATに切り替わる的な話も・・・
新型308がこの1.2Lエンジンにターボを付け、組み合わせられているのがアイシン製ATで、問題なく評判が良いので・・・
さっさと乗せ替えた方が、販売に好影響のはず。



・素晴らしくエアコンが弱い

冷房の設定温度がおかしい。
国産車なら真夏で25℃にでも設定しておけば、十分冷えるはず。
プジョーは22℃以下に設定しないと涼しくない。
炎天下に駐車していたら、AUTOFASTかLOWに設定しないと涼しくならない。
コレはディーラーで確認しましたが、「ガスの量が少ない設計」が影響しているそうで。
いつの時代のクルマだ!?って感じますね。




・ハンドリングはぼちぼち

コテンパンにけなしまくってますが、小径ステアリングは小気味いいハンドリングの演出に一役買っており、下手なスポーツカーより小さなステアリングは悪くないです。
ステアフィール自体も悪くないです。
フロントに過給機なしの3気筒エンジンなので、鼻先は軽くクルマの向きが変わるのにはストレスが少ないですね。
ただ、ハンドリングとコーナリングは別なので・・・



・猫足は折れた

「今のプジョーに猫足はないっすよw」
とは、プジョーディーラー整備士のコメント。
私はプジョー車の「猫足」がどういったものかイマイチ分からないですが、あのヒット車『プジョー206』には、ボディを含めた独特なキビキビしつつもしっとりした乗り味がソレなのかなと。
プジョー208&2008にはハッキリとソレはなく、出来の悪い国産車のような「ピョコピョコ」した段差で硬さを感じる乗り心地。
「サスが動いてない?」ってヤツですね。
エコな銘柄タイヤも影響してそうですが、ディーラーの説明では「交換しても微々たる変化」とのこと。ぎゃふん。

これまた不思議な事に、高速道路では悪くないのだけれど・・・



・足回りセッティングのレベルが低い

加速、減速、長めの旋回Gが弱点な足回り。欧州車としては失格レベル。
安っぽく、チープで限界が低いんじゃないかというあつらえになっていて、シートの柔らかさでなんとか保っているというか・・・
シートに関しては、「フランス車」に期待されるような、不思議な座りの良さは無し。普通。



・ブレーキは天下一品の出来の悪さ

欧州車といば、ブレーキの効きの良さ。少なからず言われるはず。
ただ、このプジョー2008に関しては「危険を感じるほど効かない」ブレーキになっており残念。
良くも悪くも初期制動が強いと、「ブレーキよく効くな!」とすぐに分かるものですが、これが全然初期制動もクソもない。
弱っちぃブレーキの中にバイト感(嚙み付き)だけいっちょまえにあるもの、じゃぁフルブレーキングは・・・と試してみるも、「ABSって何?」みたいな何事もなかったかのように”徐々に制動”する始末。
急制動も、制御の介入さえもない。
「サーキットは1周さえも絶対走れない」タイプのブレーキに感じました。



・普通に効かないブレーキ、安全な加速も許されない非力さ

結果として、クルマを乗り換えて初めて「アレ!?自分の運転が下手になった!?」というぐらい、危ない走りになりました。
代車で借りて来る、平成ヒトケタ年式の軽自動車の方が、マトモに走らせられるぐらい。




・まさかの空振り

プジョー2008、素敵なデザインと実用性の高いパッケージングだけは感じる事が出来ましたが・・・
自分車史上最高に「ハズレ」なクルマでした。 分かり易くハッキリと申せば「クソ」でした。

プジョー車としては大ヒットの可能性を秘めた車種と感じさせてくれたんですが、308の方が注目されたのは分かる気が。
本国でもディーゼル仕様+MTでも大して評判の良くない2008・・・
なぜ、得意なはずのセグメントでハズせるのか・・・誰の判断だよ!と(笑)



しかし、私としても「どうかしてるぜ!」なクルマを買ってきたものです。どうしちゃったんだろう?
たぶん、サーキットを走らなくなって「どうでも良くなった」というのが正直なところ。
普通のクルマでいいや、と買ってきたのが、乗り込むほどに「普通以下」である事が無視出来なくなってストレスでした。


結論、「プジョー2008を買うのは、私と同じく節穴の目をお持ちだ。」って事!






このように、ディーラーや街中で見掛ける2008を見るたび(滅多に見ないが)、「アンタ、それで満足しているのか!?」と本気で思うわけです(笑)


プロフィール

「例の排気システム表示から、高速乗る機会あれば一万一千回転までキッチリ回すようにしてる。」
何シテル?   07/12 18:09
いらっしゃいませ!タマゴ屋鶏肉店へようこそ♪ 当店では、クルマネタを中心に・・・嘘です。今はほぼ自転車ネタオンリーと言っても過言ではない感じになっております(...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/9 >>

  12345
678 9101112
13141516171819
20212223242526
272829 30   

リンク・クリップ

K2 GEAR 右足用フットレスト 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2023/03/15 07:41:47
タマゴヤさんの輸入車その他 キャノンデール 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/01/26 17:30:40
第32回 シマノ鈴鹿ロード サイクルマラソン編 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/08/26 00:12:14

愛車一覧

その他 キャノンデール SYSTEMSIX HI-MOD (その他 キャノンデール)
cannondale SYSTEMSIXからSYSTEMSIXに乗り替え(笑) 縁あって ...
スバル レヴォーグ スバル レヴォーグ
中古!自身初のスバル車🤓 なんかすごいイイ感じ!
ホンダ フィットハイブリッド ホンダ フィットハイブリッド
2代目フィットハイブリッドから、4代目フィットe:HEV ネスへ入れ替え〜
輸入車その他 スペシャライズド SPECIALIZED AETHOS COMP (輸入車その他 スペシャライズド)
7.7kg SRAM RIVAL eTap AXS完成車

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation