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夜鳥のブログ一覧

2020年05月16日 イイね!

EJ20

今年の3月で無事に生産を終えたEJ20。
30年という年月生産され続けた屈指の名機だと思います。

競技でも本職のラリーからレースの世界まで様々な分野で活躍しました。
ソレだけの活躍できた理由は、このエンジンについて書く人ごとにいろんなご意見があります。
ちなみに自分がEJ20がこれだけのエンジンになれたのは、レガシィに搭載されるエンジンとしてデビューしたからだと思います。

レガシィが売れなかったら、富士重工はカーメーカーの看板を下ろす覚悟でした。
もしそうなったら、この車がメーカーとしての最後・・・つまり「遺産」になってしまう覚悟で世に送り出しています。

その当時持っていた技術やアイデアを惜しげもなく突っ込んだのがレガシィと言う車です。
車好きな人が多かったというご時世もあり、大ヒットとなって富士重工の看板になりました。

その後プラザ合意でドル円レートが円高に触れて、富士重工の北米での利益は全てすっ飛びました(汗)
インプレッサと言う車は、本来なら直列4気筒として開発の可能性が高かった車だそうです。
ですが、その御蔭でEJ20を始めとした水平対向4気筒が載ってくれたわけです。

エンジンの改良が多くて、非常に大まかな分類ですら、クローズドデッキ・オープンデッキ・セミクローズドデッキのエンジンが存在しています。
吸排気の設計および可変バルタイの付与や組み合わせられるタービンなどを合わせると調べるのすら大変です。
ヘッドの形状なんかまで考えると全部の仕様を把握するのは、開発側の人でも難儀だと思います。

まぁこんな事になったのは、ラリーフィールドで20世紀~21世紀初頭での最強クラスの2リットルエンジンである4G63と戦わされたからなのですが。


ランサーエボリューションシリーズは、9まで鉄ベースである4G63を使用していました。
その後10で、重量低減(静的重量および慣性重量)とフリクション低減を主目的としてアルミベースの4B11エンジンになりました。
恐らく、ランサーエボリューションが12か13くらいまで開発が続いていれば、4G63に並ぶ名機になっていた可能性があります。
それが為されなかったのは、残念としか言いようがありません。

次のWRX STIにどんなエンジンが載るかはわかりませんが、EJ20を超えて来る代物になってくれることを期待しています。
Posted at 2020/05/16 22:12:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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