ブレーキフルード交換【初心者作業】
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ブレーキフルードを自分で交換してみました。意外に簡単です。次回は自分ひとりでやれるように整備手帳に書いておきます。
当初はディーラーで無限のフルードを買って、作業もお願いしようと思っていたのですが、工賃が「は!?」ってくらい高かったので、だったら自分でやろうと。
で、どうせなので、前回のフルード交換は言われるがままブレーキを踏む係でしたが、今回は作業を担当して、スキルアップしてみようという訳です。
さて、まずはYouTubeで予習して、必要なものを段取りしました。
https://youtu.be/QSZPkxi2gQg
https://youtu.be/1_6Nmgjpf2I
2
【用意するもの】
ワンウェイバルブ付きチューブ…ヌイたエアが戻らないように一方通行(逆流防止)の機構がついています。ネットでホースが組み付いているセットを買いました。(パーツレビューにアップします)
2人で作業するにしても、これがあると作業が楽です。
3
フルード…DOT4なら何でも良いかなーと思い、缶のデザインでGulfにしました。水色とオレンジのデザインがカッコいいのです。(パーツレビューにアップします)
S字フック…ダイソーのフックを3種類くらい用意
大きめのスポイト、ロート…これもダイソーで購入
ウエス…着古したTシャツのハギレです(笑)
廃液ボトル…ペットボトルをリユースです。
パーツクリーナー…まとめ買いしましょう。
4
まずは準備です。ワンウェイバルブの出口側に廃液受けのペットボトルをセットします。
ペットボトルのキャップに穴を開けてホースを通したら、ホースバンドをホースの先端に付けて、ホースがキャップから抜けにくいようにしました。
5
【作業手順】
さて、作業開始です。まずは、クルマをジャッキアップして、ウマかけて、タイヤを外します。
ボンネットを開けて、写真のように、カウルトップの一部を開けます。フルードをボディなどに垂らすと一大事なので、ウエスで養生したら、フルードタンクのフタ(キャップ)を開けます。
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次に写真のようにフィルターを外して、キャップとともに置き、スポイトでタンク内のフルードを抜き取ります。
ネットや工具店に専用のシリンジ(注射器みたいなの)が売られていますが、100キンのスポイトで十分です。
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タンクにロートをセットし、ゆっくりとフルードを注ぎます。こぼしたり、あふれさせたりしないように注意ですが、満タンにいれましょう。
Gulfの缶 かっちょええ (*゜艸゜*)
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マスターシリンダーから遠い箇所から入れ替えを行うのがセオリーのようですので、まずは左リアから。
(まったく逆のことを言う人もいますね。どうなんでしょう。素人の個人的には、どこからやっても同じ気がしてます。)
ブリーダープラグのゴムキャップを外し、8mmのメガネをかけ(写真では忘れてますw)、ホースの先端をブリーダープラグにはめ込みます。ナメると嫌なので、スパナではなくメガネを使いましょう。
ワンウェイバルブの出口が上向きになるようS字フックで引っかけます。その方が、エアがワンウェイバルブを通り抜けやすいと思います。
サイドブレーキを解除します。しないとブレーキがかかったままですので(笑)
プラグを緩め、ブレーキペダルを踏み込むと、ビューっとフルードが排出され、ペットボトルに貯まります。
この時、タンク内のフルードが無くならないようにするのが注意点です。フルードが無くなるとタンク内からエアを送ってしまい、エア噛みの原因になります。ですので、都度補充します。
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いま入ってるのがブルー、これから入れるのがクリアですので、色が入れ替わるのが分かりやすいです。色が入れ替わったら、次のステップへ。
写真のは、まだ色が残ってますねー。
色が切り替わったら、今度はプラグを締めたまま、ペダルをガツガツ踏み込み、液圧をかけた状態で、プラグをちょい緩めて締めます。これによりエア抜けが確認できるようです。これを2回やりました。
左リアが終わったら、右リアです。
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リアが終わったら、左フロントやって、右フロントです。
フロントの注意点は、ブリーダープラグのサイズがリアと違って10mmです。それとプラグがひと回りデカいです。なぜ同じにしないのかね。
なので、フロントは、今回購入したProToolsの「ワンウェイブレーキブリーダー」のホースだとギリッギリです。ラジペンでホース先端を伸ばして使いました。寒い時期だとかなり難しいかもしれないっす。
作業の要領はリアと同じです。ペダルを踏んで、ビューと出して、色が変わったら、圧力かけておいて、緩めて締める、です。作業中はタンクのフルードを切らさないよう注意です。
タンク内のフルードが、一部まだ少し青い気がしたので、再度スポイトで抜いて、新しいフルードを入れました。
フィルターを戻して、キャップをするのを忘れずに。
それと、タイヤをはめる前に、S字フックがクルマ側にかけたままになってないか確認しましょう。
ここまでやって、ちょうど1缶(500ml)でした。
(1Lは使うと聞いて、2本 買ったのだが…)
色が完全に切り替わるまでやった方が良かったのだろうか。
(ほぼほぼ切り替わってたんだけどなー、ま、いっか)
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抜いたフルードは、当初は鮮やかなブルーだったものが、どんよりしたブルーに変わってました。
使ったスポイトも載せておきます。
終わったら、キャリパーやアーム類に垂れたフルードに、パーツクリーナーをジャバジャバかけて、洗い流します。
タンク周りは、パーツクリーナーのあと、水をかけて、洗い流します。
エンジンをかけて、ABSユニットの内部まで循環させた後、タンクのフルードを入れ替えるという作業をした方がベターのようですが。面倒なのでしませんでした。
フルード交換し、試走してみると、きっちりかっちりしたブレーキフィールになった気がします。気のせいかな。ま、それが目的じゃないので、どっちでも良いのですが。
さて、これで経験値が、また上がりました!
次回からは、1人でヌキますよ!
エアを。
(整備手帳は8ページ以上もページが追加できるようになったんですね!)
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