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川端由美のブログ一覧

2015年09月10日 イイね!

メディア対抗ロードスター4時間耐久レース

メディア対抗ロードスター4時間耐久レース「第26回 メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」に参戦したときのカットを、プロフェッショナル・フォトグラファーにして、松田秀士選手のオフィシャルとしてもご活躍のSoichiさんから送っていただきましたので、久々のアップです。

「カワバタさん、Aライ持ってたの?」なんて、野暮なこと聞かないでくださいませ。いくら仕事で環境問題に詳しいといっても、元々はクルマが好きで飛び込んだ自動車メディアの世界ですから、サーキットを走るのだって大好きです。

といっても、久方ぶりの参戦でして…。前回は、なんと8年前。読者として『NAVI』を読んでいた頃から憧れていたレースで、初代NAロードスターのオーナーだったこともあり、前回、”メディア対抗ヨンタイ”に初参戦の際には浮かれまくっており、今思うと、レースどころじゃなかった感じでした。

前回同様、今回もチームピンクパンサーにお誘いいただいて、清水猛彦監督のご指導の下、竹岡 圭選手、藤島 知子選手、いのまり選手、池田 美穂選手と共に参戦させていただきました。

結果は、172周でチェッカーフラッグを受けて、18位にて無事に完走。レースに参戦する以上、順位も気になりますが、なんといっても、最後までクルマを壊すことなく、大きな事故もなく、完走できた達成感が素晴らしかったです。メンバーに迎え入れてくれたチームメイトと、レース全般に渡ってサポートしてくださった皆さん、そしてつくばまで足を運んで応援してくださった皆さんに、感謝!です。
Posted at 2015/09/10 01:16:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 近況報告 | クルマ
2013年11月17日 イイね!

自動車ジャーナリストという仕事

小林彰太郎さんのご葬儀から2週間が経ちました。最後のお別れを申し上げるために、直前になって予定をキャンセルしてご迷惑をおかけしたにもかかわらず、快くリスケをしてくださった方々には大変感謝しております。

あまりの哀しみの深さに、ブログやSNSで浮かれたことを書く気になれず、しばらく休んでいました。読者の方にも、また親しい方にも、ご心配おかけしたことお詫び申し上げます。

日本のモータージャーナリストとして草分け的存在であった小林さんがいらっしゃらなかったら、この仕事にも就いていないと思います。就職氷河期にやっと入った一流企業を退職してまで、神保町にある小さな出版社に転職したのも、やはり小林さんの玉稿を拝見して、自動車への情熱と真摯な姿勢に憧れていたからです。

初出社からまもなく、閑散とした午前中の編集部で座っていたら、小林さんが出社されてらして、お昼ごはんに誘ってくださったことを今でも覚えています。飛び上がりそうなくらい嬉しかったけれど、緊張のあまりお食事の味は覚えていません。

そのとき、「どんなクルマが好きなのですか?」と聞かれて、すでに入社していたものの、”エンスーの神様”の質問にちゃんと答えられないと入社試験に落ちるような気がして緊張しながら「アルファロメオのジュリア・クーペが好きです」と答えました。「あれは本当にモダーンなクルマで、君に似合いそうですね」とおっしゃっていただいて、いつか手に入れよう!と決心したのです。

人生の節目ごとにご報告をしてお話をいただいたのはもちろん、ことあるごとに小林さんにお目にかかっては、いろいろなお話をうかがのが好きでした。たいていはクルマのお話になるのですが、特に書斎の上にある棚から箱が出てくるのが好きでした。その中から古い東京の路上駐車を撮った写真が出てくると、今日は終電で帰れないなあ、と嬉しく思ったものでした。

小林さんにとっては後進のひとりでしかなかったと思いますが、公私共にお世話になったこともあって、まだ気持ちの整理がついたわけではありません。ただ、いつまでも悲しんでいるよりは、小林彰太郎さんという人物が歩んでらした道を私なりに解釈しつつ、自分の道を見据えて前に進みはじめるべきだろうと思います。

小林さんのお名前を自分のブログやSNSに引用するのは、ビッグネームにあやかろうとするように思う人もいると思うと気がひけていました。けれども、哀しみが深かったことでブログやFBを長らくおやすみしていて、ご心配やご迷惑をおかけした方には本意を伝えておきべきと思って、このようなことを書きました。
Posted at 2013/11/17 18:35:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 近況報告 | 日記
2011年04月10日 イイね!

ジュリアともんじゅ

昨日、ジュリア・クーぺの車検がとれたので、お世話になっている「DESTINO」のカロツェリアにおじゃまして、主治医の蔵前さんにお会いしてきました。

詳細は、4月26日発売の『GENROQ』を楽しみにしていてくださいね!

そのとき、震災と原発の話題になり、ご一緒していた担当の編集さんが「もんじゅも去年から危ないんですよね」とひと言。そういえば、去年の夏に燃料棒を引き抜く装置が落ちてウンチャラ・・・ってニュースがあったよなぁ、、、と。再三の事故に危ないからヤメて!という訴訟があったにもかかわらず、再開が認められちゃったあの「もんじゅ」です。ナトリウムが漏れて14年間停止してたんですが、再稼動しちゃったんですよね。ところが、2010年8月に燃料棒を取り出す装置が落下して、燃料棒を引き抜けなくなってるんですよ・・・

「炉内中継装置*1を取り外すため、原子炉容器内より約2m位吊り上げた時点で、吊り荷重が急減し、異音を確認しました。」

今、どうなってるか気になりますよね? 私は、とても気になります。

JAEAのHPにある資料を読むと「炉内中継装置」というのが炉内に落ちたと報告されています。

まず、長さ12メートル、直径55センチ、重さ3.3トン(!)ものステンレス製部品が落ちた衝撃で炉が痛んでないか心配です。当然、この部品を取り出そうとしたのですが、ねじ止めされてる部品のねじが緩んでおり、落下による変形カ所もあり、燃料棒を通すサヤ形の部品にひっかかって取り出せませんでした。

その対応策として、その部品が引っかかってる部品ごと取り出すことに決めました。しかし、今度は冷却材のナトリウムが曲者です。中学の理科で習った通り、ナトリウムは活性が高く、空気中の水分とですら反応します。ナトリウム試料は灯油の中に沈めて保管すると、教科書にも書いてありました。
今回の作業にあたって、燃料棒を取り出す作業の前にナトリウムの抜き取り作業をしなくてはなりません。もちろん、ナトリウムを空気にさらすわけにいかないので、不活性なガスで周囲を覆う模様です。


高速増殖炉では、燃料にプルトニウムを含んだMOX燃料を使うのもコワいですが、ナトリウムを冷却材に使うというのもコワいのです。

スケジュールによれば、そろそろ引き抜き作業の準備が終りそうなので、燃料棒の引抜を開始しようかという段階に入っています。いまやらなくてもいいんじゃないの!?と思います。しかも、これは再稼動に向けた作業なのです。

多額の予算をつぎ込んで、停止までに何十年もかかるといわれているものを停めるのは勇気がいると思いますが、どうしても動かすというなら、世界中の国々がリスクの割りにメリットが薄いと判断して中止している高速増殖炉を再開する明確な理由を教えて欲しいです。

ヨーロッパでも、高速増殖炉の例はたくさんあり、ヨーロッパ各国が参加する共同開発計画がありましたが、軽水炉とコストを競合できるという理由で中止になっています。

県内に原発が13基もある福井県は、福島県同様、原発があることで経済が回っている地域があるのでしょう。「原発がなければ出稼ぎは必死、声をあげて反対するのは女性、若者、年配者だけ」と言う話を聞いたことがあります。生きている間に起こるかどうかわからない原発事故より、日々の糧を得る方が重要という意見もあるでしょう。ただ、女性、若者、年配者という社会的弱者の主張に耳を貸せる社会こそ、本当の民主主義ではないでしょうか。もちろん、地元で半数以上が賛成すればOKというのが民主主義だという意見もあると思います。しかし、ひとたび原発事故がおきれば日本全体、ひいては世界の問題になることは今回の事故でみんなが思い知ったことでしょうから、原発は国全体の問題として再議論されるべきじゃないでしょうか。
Posted at 2011/04/10 18:15:10 | コメント(6) | トラックバック(0) | 近況報告 | 日記
2011年04月08日 イイね!

自粛ムードの是非

放射性物質の拡散は、いまだ気になる問題です。

「自己判断」といっても、結構、大変だよね、と思う日々。ペットボトルの水、うちの近所にはまったくありません(涙)

沸騰はまぁ、意味ないとして。放射線医学総合研究所による実験結果では、活性炭、中空糸膜フィルタといった一般的な家庭用浄水器に使われるものでは、ヨウ素除去の効果はあまり期待できないようです。逆浸透膜は、効果があるみたいですね。まぁでも、海水から真水を取り出すために使われるようなもので、あまり一般に普及しているシステムではないかも、と。

金町浄水場の数値も下がったことですし、私自身はすっかり水道水を飮んでます。ペットボトルの水がほとんど手に入らないので、子供に優先的に飮ませようと思ったのと、40歳以上はヨウ素剤不要って説もあるので私自身は水道水でいいや、と。

子供の飲み水はちょっと心配なので、知人からわけてもらったペットボトルが底をつくまでは子供にだけはペットボトルの水を飮ませようと思っています。お子さんがいらっしゃって、ヨウ素の放射性同位体による甲状腺がんの発症が気になる方は、こちらをご参考いただくといいかもしれません。

・・・って、今日は放射性物質の話じゃないんですよ。

今日は自粛ムードのことについて。

震災から1週間ほど経ったある日、被災地の知人とメールのやりとりをしていたところ・・・かなり厳しい状況をうかがって、イベントや海外出張みたいなハデなことはキャンセルしようかななんて話をしました。ところが、彼女いわく、「節電はともかく、東京の人が自粛しても意味ないよ。東京は日本の心臓なんだから、被災地以外はいつも通りバリッと働いて東北にお金が回るようにしてよ!」とのこと。

さすがに、自動車メーカーや関連企業が震災の影響を受けて試乗会や新車発表が中止になったり、遠出の取材がキャンセルになったりと、いつも通り「バリッと」というわけにはいきませんが、「パリッと」くらいは仕事を頑張った方が復興のためになるんじゃないかしら、と思い直したしだいです。

花見も中止する人が多いと聞いてますが、ハデじゃなくてもいいから、東北や新潟や長野といった被災地の日本酒やツマミで飮むなんていうのも、被災地支援の一助となるようです。ボランティアや募金もできるだけのことはしつつ、普段の暮らしの中で被災地支援をするのも重要です。実際、太平洋側だけではなく、日本海側でも、花見につきものの日本酒の消費が減って困ってるそうです。新潟も中越地震の打撃から立ち直りつつありますが、その前の台風の被害もあったわけですし、東北大地震の翌日の地震で被害を受けたエリアもあります。

ちょうど、この週末の都内は桜の見ごろ。電気の心配がない時間帯に、東北・中部地方のお酒で花見をしてみるのもアリかと思います。
Posted at 2011/04/08 19:37:33 | コメント(11) | トラックバック(1) | 近況報告 | 日記
2011年02月06日 イイね!

連載開始

『エコマム』のWebサイトにて、連載が始まりました。

題して、「クルマとエコと私」

子供の頃からクルマが好きだった私は、エンジニア→自動車雑誌の編集部員→自動車ジャーナリストと転身してきました。同時に、大学時代にリオサミットの開催をきっかけに地球環境問題に興味を持ちはじめ、長年、ライフワークとして、地球環境問題について学びつつ、活動も続けてきました。

今では、仕事とライフラークが一緒になって、クルマとエコの両方をフィールドに取材しています。

日本はもちろん、世界中で見聞きしたクルマとエコについての記事を、大学時代から趣味で撮り続けている写真と共にお伝えする連載です。

第一回は、「本当のキレイって何?」。ご覧になってくださいね。
Posted at 2011/02/06 22:59:48 | コメント(4) | トラックバック(0) | 近況報告 | 日記
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「また電車に乗り間違った」
何シテル?   11/30 17:20
川端由美(かわばたゆみ) 工学を修めた後、エンジニアとして就職。自動車雑誌の編集部員を経て、現在はフリーランスの自動車ジャーナリストに。自動車の環境問題と新技...
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