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川端由美のブログ一覧

2011年04月28日 イイね!

復興支援ウォークキング

毎年、モナコGPにお招きくださって、楽しい時間をわけてくださっているデューク更家さん。奥さまと仲良くさせていただいているのですが、彼女から素晴らしいメールをちょうだいしました。

デューク更家さんが、5月3日に奈良・薬師寺、5月5日に東京・日枝神社にて、チャリティーイベントを開催されるそうです。デュークさんのイベントは参加するだけで笑顔になる、とても楽しい内容なので、GWのレジャーとして参加してみるのもオススメです。

当日参加できないという方も、チャリティTシャツをご購入していただくなど、支援に参加していただく方法もあります。

デュークさんご自身も、阪神大震災で被災されており、震災後のストレスの辛さやそこから発生する健康問題など、大変よくご存知です。そのうえで長い目で見た支援が必要だとも考えてらっしゃるようです。

申し込み方法など、詳しくはデューク更家さんのサイトにてご覧になってくださいね。
Posted at 2011/04/28 20:17:13 | コメント(5) | トラックバック(0) | 震災 | 日記
2011年04月05日 イイね!

ガイガーカウンター、プルトニウム測定器って!?

震災後の復興に加えて、原発事故の影響による放射性物質の拡散が話題です。

はじめは空気中に飛散した放射能物質の影響が話題の中心でしたが、次に周辺地域の農作物へ影響がおよび、さらに広域で水道水への影響が出はじめ、さらにここ数日、海への拡散が話題になっています。

「原子力安全委員会=班目春樹委員長=は26日、『放射性物質は海では希釈、拡散される」として、人が魚を食べてもまず心配はない』との見方を示した--中略--25日朝にヨウ素131が50ベクレル/cm3、セシウム137が7.2ベクレル/cm3検出された。原発の排水を規制する基準に照らすと、ヨウ素は1250倍、セシウムは79倍にあたる」(出展:3月26日アサヒ・コム)

ところが、想像以上に早く海産物から放射性物質が検出されました…けれども、TVでニュース速報が流れるわけでもなく、ニュースで報道される以外は、いつものバラエティ番組が流れています。

むやみに怖がる必要はないし、過剰反応もいただけません。でも、正確に現状を把握することも重要です。

正確な測定値を知ることです。素人判断でガイガーカウンターを鳴らしてびびっても、意味がありません。ガイガーカウンターは霧箱の原理を利用して、「放射線の数」をはかるものです。放射線がどれくらい出ているかという目安にはなりますが、放射線の持つエネルギーを測定することはできません。

食品や水産品から検出されて話題のヨウ素131、セシウム137は放射性同位体なので、時間が経つにつれて壊れていきます。このとき放出されるのがベータ線やガンマ線が遺伝子に悪さしてがん化させる要因になる、といわれています。

今、私たちが気にする必要があるのはベータ線やガンマ線を出す放射性同位体、近頃、よく耳にするヨウ素131、セシウム137などの存在です。

学生時代、興味本位でガイガーカウンターでいろいろなものをはかりましたが、海産物、肥料、コンクリートなど、放射性同位体がある原子をたくさん含むものの近くにかざすとカリカリと音をたてます。食品にガイガーカウンターをかざして、安全かどうか素人が判断するのはナンセンスです。

文部科学省の指定した測定方法では、サンプルを採取し「NaIシンチレーションサーベイメータ」で放射線量を測定します。この測定器は高価ですし、経験に基づいて操作しないと意味ある数字を得ることはできません。

便利なサイトがありますので、ご参考まで。

水産資源から4,080Bq/kgが検出されたのは、今後どう変化するかは観察すべき値だと思います。

水道水については、平常時WHOの基準は10Bq/Lですが、今は非常時なので100Bq/kgに引き上げるのは暫定措置として世界標準といえるものです。300Bq/Lは、ICRPの設定した暫定基準値で、EUROTOMが設けた非常時の値よりは低いものです。

値の違いは、WHOの平常時の数値は一生飮む可能性を考慮しており、ICRPEUROTOMの数値は、(原発事故が起きた後、1年以内に限定して)という但し書きが見え隠れします。

個々の数値から健康への影響があるかどうか判断するのはとても難しいですが、平常時と比べて、数値が極端に値が上がっていないか、長期間に渡って高い放射能が検出されていないかなど、注目していきたいです。

人体への影響については、空気中からの放射性物質を直接取り込むほか、、農作物や水産資源、飲み水などから経口摂取するなどの合計で考える必要があります。例えば、100ベクレル/kgの水道水を毎日1L、365日間摂取して、4000ベクレル/kgの魚を1回につき100g、週に1回食べたとしても・・・と計算してみてわかったことは、緊急時に限ったことであれば心配しないで済む値かもしれませんが、平常時の「海洋からは3.1μシーベルト/年、大気からは19μシーベルト/年(出展:日本原燃HP)」と比べると大きな値なので、長期期間にわたって高いレベルで放射性物質が検出され続けると心配です。

放射性物質の場合、30年後とか、次世代に影響が出てくるとも言われるので、今、どうしたらいいのかは判断に苦しむところです。


もうひとつ、放射性物質の測定についてもひと言。

プルトニウム測定器の有無が一時話題になりましたが、プルトニウムに限らず、ヨウ素、セシウムなどの元素をその場でぴぴっと測る「測定装置」のような便利グッズはありません。そのため、各地で細やかに時間を区切って測定しているわけです。この数値は信頼できると思いますので、気になる人は発表された数値を発表されているものを利用するといいと思います。

必要以上に気にすることはありませんが、気になる人がいれば、必要に応じて正確な情報が入手できるといいなぁ、と思います。
Posted at 2011/04/06 03:13:58 | コメント(5) | トラックバック(1) | 震災 | 暮らし/家族
2011年03月25日 イイね!

【震災関連】計画停電で考えたこと

数日更新できず、でしたが、その間にこんな記事を書きました。

ちょうど今年から始まったばかりのecomamでの連載なのですが、編集者の方と「次はみんなの大好きなパリにしましょうか」なんて相談していた矢先に、今回の地震が発生しました。急きょ、テーマを震災に関連したことに変更してみました。

東北と関東の湾岸部に加えて、新潟や長野を襲った今回の大地震ですが、計画停電や原発事故による放射性物質の影響を通して、首都圏の暮らしがいかに周辺地域によって支えられているか痛感し、ライフスタイルをあらためて考えるきっかけになったのではないかと思います。

火力発電所を再稼動させるなどして、4月末には計画停電はいったん終了する予定ですが、夏に向けて電力消費量のピークが再び供給量を超える可能性は否定できません。むやみに規制をして、経済活動を制限するつもりはありませんが、ライフスタイルを見直して不要な電力を使わないようにしたり、再生可能エネルギーを見直したり、消費電力のピークを分散させたり、という努力で福島や新潟の人たちに原子力発電所などの負担をさせずに、豊かに暮らす方法を探せるのではないでしょうか。

もちろん、企業で使うエネルギーも多く、個人のライフスタイルの変化だけでは賄いきれないという意見もあるでしょう。しかし、個人が意識をかえることで、企業もその動きを無視できなくなり、企業の意識の変化へと結びつくのも事実です。
Posted at 2011/03/25 17:52:46 | コメント(9) | トラックバック(0) | 震災 | 暮らし/家族
2011年03月22日 イイね!

【震災関連】レジに並ぶ前に、ぜひ、知ってください

【震災関連】レジに並ぶ前に、ぜひ、知ってください震災から10日が過ぎ、支援の動きが広がると同時に、いろいろな課題も出てきています。被災地での厳しい状況に加えて、今回の震災は東北地方に支えられている首都圏エリアにも影響をおよぼしていることもあって、計画停電や買占めなどの報道が続いています。

実は、「買占めにかたんしたくない」と思って、日常の買い物以上のことはしないと心に決めていたのですが、今日になって私にもピンチが迫ってきました。

トイレットペーパーがあと1ロールとなってしまいました…

ちょうど農家の方からわけていただいたお米があったり、買い置きの野菜があったりしたので、なんとかなるだろうと思っていたのですが、震災当時、家にあった2ロール+半分くらいのトイレットペーパーがなくなるほど長く、品薄状態が続くとは思っていませんでした。近所のお店で聞いてみたところ、朝、開店すると、お客さんが列を作って並んでいるとのこと。あと1ロールを使いきるまでに品薄が解消されることを願うばかりです。

…と、思っていたところ、モーターマガジン社の編集者の方からこんな画像をいただきました。普段、なにげなく手にしている製品が被災地でどれだけ役に立つかわかりやすく表示されていると、買い控える気持ちになれると思います。

そして、前回のブログで食品から放射性物質が検出されたことについて話題にしたことは、議論のわかれることろだと思います。知人の農家の方でも、発表を受けて出荷を自主的に停止したり、泣く泣く廃棄をしていると聞きました。ただ、風評被害が長引いたり、地域全体やほかの作物にまでおよぶことを避けるためにも、そうした対応をしているそうです「涙をのんで捨ててるんだから、同じ県でも影響が出ていない地域や農産物もあると書いてね」とおっしゃっていました。

震災の影響があった地域では、さらに収入面でも厳しい状況になり、辛いと思います。ただ、自主規制などの早い対応をしたことによって、名前のあがった県全体やほかの作物に影響がおよばずにすむのではないかと思います。「厳しい自主規制を守ってもらえたおかげで、安心して買い物できる」という人も少なくないのではないでしょうか。

一日も早く原発事故が収束し、被害が最小限に収まって欲しいです。そして、被災地への支援を、できるだけ迅速かつ適切に進めたいです。私のように特別な技能がなくても、専門家や役だつスキルを持つ人を現地に送るための後方支援ならできますし、長期にわたって支援が必要なので、何ヵ月か先になってからでもやれることはたくさんあると思います。

エコロジー・オンライン:被災地にソーラーパワートラックを派遣しよう

オストコーポレーション北関東:支援情報
Posted at 2011/03/22 01:56:16 | コメント(8) | トラックバック(0) | 震災 | 暮らし/家族
2011年03月20日 イイね!

【震災関連】本当の安全とは

昨日、牛乳やほうれん草といった一部の食品から「食品衛生法の暫定的な基準値を超える放射性物質」が見つかったという報道がありました。

むやみに怖がるのはよくないと思います。では、いったいその報道をどう受け止めて行動すればいいのでしょうか?

政府の発表によれば、「今回検出された放射性物質濃度の牛乳を、仮に日本人の平均摂取量で1年間摂取した放射線量は、CTスキャン1回分程度であり、ほうれんそうも、年平均摂取量で1年摂取して、CTスキャン1回分の5分の1程度だ」(出展:NHK)とのこと。

一例として、放射性物質が検出されて話題の「牛乳」について検証してみましょう。

枝野さんの発言による「日本人の平均摂取量」とは、年間39kg(出展:学乳スクエアHP)のことをさしていると思われます。ここで指す「平均」とは、日本中の牛乳消費量を人口で割った数値でしょうから、牛乳を飲みなれないお年寄りや成人、まだ母乳を飮んでいる乳幼児も含めての数値でしょう。

しかし、成長期の子供は学校給食だけでも毎日牛乳1本の他、乳製品でも摂取します。さらに、家でも飮んだり、料理に使ったりしてる可能性が高いです。

さらに、親ゴコロとして、「日本人の平均摂取量を飮んでも、年間被爆量はCT並み」と言われても、ウチの子は牛乳を家でも毎日コップ2杯も飮んでるし、必要性なしに子供にCTを受けさせないと思うんだけど…という気持ちもあるでしょう。

風評被害を避けるためにも、平均的な話より、実質的な指針が望まれます。


私自身は、現段階の情報では安全の可否を断言できません。じゃあ、どうしようと思っているかというと…

放射性物質と呼ばれている物質は、きっと「ヨウ素131」と「セシウム137」という放射性同位体でしょう。放射性同位体は徐々に壊れるのですが、半分に減るまでの時間(半減期)はヨウ素131は8日間、セシウム137は30.3年。

ヨウ素131は半減期が短く、数ヵ月以内に壊れちゃうので安全かというと、ホルモンを作る要素なので体内に取り込まれて甲状腺に集まります。なので、数ヵ月の間は注意して発表データを見て判断していこうと思います。

セシウム137は半減期が長いのと、肥料として使われるカリウムと構造が似ていて農産物に取り込まれやすいと言われています。ただ、ヨウ素より体内に長居はしないとされています。でも、基準値を越える食べ物を口に入れるのには抵抗があります。

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オストコーポレーション北関東:支援情報
Posted at 2011/03/20 16:25:09 | コメント(16) | トラックバック(0) | 震災 | 暮らし/家族
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川端由美(かわばたゆみ) 工学を修めた後、エンジニアとして就職。自動車雑誌の編集部員を経て、現在はフリーランスの自動車ジャーナリストに。自動車の環境問題と新技...
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