川端由美のブログ一覧

今月、どうも試乗会ラッシュのようですね。スペシャル・ブログメンバーも、みんな東奔西走してますね。

先月の28日に日本を出て以降、日本に数泊しては次の出張へというスケジュールで、ちょっと落ち着かない感じでした。そして、今、サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡った対岸にあるサルサリートという街に来ています。


窓の外に赤くライトアップされたゲートブリッジを見ていると、I left my heart in San Franciscoを口ずさみそうになりますね～

そういえば、ちょうど1カ月前に取材で行ったリオ・デ・ジャネイロではイパネマに泊まったんです。そう、「イパネマの娘」の、あのイパネマ海岸。

なんで、そんなこと思い出したかというと、どちらも60年代の名曲なんですよね。

北畠さんのBlogが立ち上がっていたので、ひと言。

『NAVI』時代からのお付き合いになるので、初めてあったときからもう10年以上が経っちゃいますね。当時すでに、かなりのキャリアを誇る巨匠だったのですが、全然気取ったところもなく、いつも撮影現場にひょこっと現れるんです。編集部の先輩が「タンボさん」と呼んでるのを耳にして、なんでタンボさんなんだろう？と首をかしげたころが懐かしいです。

新人時代、撮影の段取りが悪くてご迷惑もおかけしたのですが、「ぜんぜん、気にすることないよ～」と声をかけてくださって、ビシッとサイコーのお写真をあげてくださった北畠さん。自分の目でも見たはずのシチュエーションなのに、北畠さんが撮った写真を見ると、あれ、このクルマこんなにスピード感があってカッコ良かったんだっけ？と思ったものでした。写真のセレクトがこんなにも楽しい作業だということを教えてくださったのも、タンボさんの写真です。

それがBlogで見られるなんて、かなり贅沢。毎日、チェックしちゃいそうです。

帰国後、それなりに仕事をしていたら、全然更新できず、でした。そしてまた明日旅立つんですが、その前にベルリンで乗ったクルマの写真をばアップしようか、と。

答えは、アウディA1でした。

ジュネーブで発表になる前からティザーで情報が出ていて、かなり注目していました。ピラーからルーフにかけてボディと異なる色が選べるエクステリアデザインは、A1ならでは。本国ではオプション設定ということでしたが、私なら絶対、ボディとピラーの色が異なる組み合わせを選ぶなぁ。なんとなく、コロンとしたフォルムが強調されてかわいいもの。

インテリアの質感も、コンパクトカーとは思えねい力の入れようでした。全長4m以下のモデルでもアウディというブランドの軸が通っているところがさすがです。

エンジンは、1.2L、1.4Lの過給ガソリンエンジンとディーゼル3機種です。今回、Sトロニックにもアイドルストップ機構が搭載されていました。エコ・モータージャーナリストとしては、シティモビリティとなるであろうこのクラスから投入した姿勢を評価したいです。

ベルリンのブランデンブルク門近くのホテルを拠点に、旧東側の古都ポツダムに向かって走りました。ドイツの中では道があまり整備されていないほうだったので、乗り心地のテストにはもってこいでした。高速安定性も高く、ハンドリングもみっちりと身が詰まった印象で、乗っていて楽しいクルマでした。

日本発売は、来年の模様。

Le Mansからいったんパリに戻り、試乗会に参加すべく、ベルリンに滞在しています。

ヒントは、「今年のジュネーブ・サロンで発表されたプレミアム・コンパクト」です。

Le Mans24Hrsは長時間のレースということもあって、観戦スタイルも様々です。キャンピングカーに泊まって24時間サーキットで過ごしたり、いいお席を取って観戦したり、VIPとして来場して夜通しパーティ気分に浸ったり、それぞれのスタイルでLe Mansを楽しめればいいんだと思います。

私のように、Le Mansに憧れて憧れて初めて来てみました！というミーハーな人の場合、インディアナポリスやポルシェのような名物コーナーは必須科目です（笑）これまでのLe Mansの歴史が刻まれたコーナーということもあるのですが、コーナーでは通過するクルマが速度を落とすので誰が乗ってるどのクルマか識別しやすく、初心者にはぴったりの観戦場所です。

写真はインディアナポリスにて、アウディの看板の下を駆けぬけるアウディR15 TDIです。