川端由美のブログ一覧

みんカラのメンバーが大勢参加している「ミニ・クロスオーバー」試乗会。遅ればせながら、参加表明をば。

先ほどすべてのスケジュールが終わり、やっとPC前でひと息ついたところです。

この週末は2年に1度のルマン・クラシックでした。

順をおってご紹介しますが、とりあえず、サルテ・サーキットの俯瞰図をば。ダンロップの位置、わかりますよね。ルマン・クラシックのスポンサーであるリシャール・ミルさんのご好意で、サーキットのすぐ隣にある空港からヘリコプターに乗って、コース上空を遊覧飛行をさせていただきました。

高い所は基本的に怖いんですが、こんなチャンスめったにないので、頑張って乗せてもらいました。離着陸がふわーっとして怖いけれど、「あ、ダンロップ！」「お、ユーノディエール」「あぁ！ミュルザンヌ」とコースをじっくり見ていたら２周なんてあっという間に過ぎてしまいました。

とても贅沢な気分を堪能させていただきました。

創刊第2号から書かせていただいてる雑誌、『モーターファン・イラストレーテッド』にWebサイトができました。決して安い本ではないのですが、この不況にもかかわらず、着々と読者を獲得しています。

こんな難しそうな技術の本が、なんで売れるの？と思うかもしれません。

本の作り方がユニーク。編集部員も濃いんですが、外部スタッフも相当濃いんです。そんな人々が集まって、毎月、かなり濃～いテーマを決めて、しつこ～く取材するんです（笑） 最近、自動車メーカーさんやサプライヤーさんからは、「MFiから電話があると緊張するんです」と言われるほどです。

最後に、読者が面白い！と思える形で記事化＝アウトプットします。面白い記事を書くには、取材する人が技術をよく理解し、噛み砕いて自分のものにすることが重要です。そのうえで、読者に興味を持ってもらえるような文章にしたてていくのです。

当たり前のことですが、取材してる人間が面白い！と思えてないのに、記事が面白いはずがありません。その点では、MFiのスタッフはみーんなクルマが好きで、その仕組みがわかる！と楽しんでいるようです。取材中、全員の目がきらきらと、時にはぎらぎらと（笑）、輝いてます。

昨今の自動車雑誌では、お勉強モノは人気がないと省かれがちですが、『MFi』が売れ行きを伸ばしているのが事実である以上、読者はクルマの技術のことを知りたいんだと思います。ただ、良く理解して面白く読ませられることができないと、つまらない＝ページが減っちゃうんじゃないでしょうか。

MFiの著者陣には文系出身者も多いのですが、「自分たちが理解できなければ、読者は理解できないんだから」と熱心に質問して、とことん理解するようにしているんです。

理系だからといって、自分知識にあぐらをかいている人もいません。なにしろ、最新の技術トレンドは日々変わりますから。

そん編集部の日々がわかるBlogもありますので。是非、ご覧になってくださいね。

タンボさんのBlog、もうご覧になっていただきましたか？

エゴエコでもご紹介した通り、タンボさんの写真をネットで見られるなんてとにかく贅沢。しかも、過去のアーカイブからいい写真をばしばし公開してるんです。カワバタも、かなりの頻度でチェックしてます。

最近、ラリーの写真が続々と上がっていて、コメントも当時その場にいた人にしか書けない内容でかなり面白いです。

まだ見てない！という人は、ここをすぐにチェックしてください！

やっぱり「BMW」というキーワードの威力はすごいですね。”エゴエコ”のヒット数倍増（笑）

そんなみなさんに対して、あまりにも情報少なかったかな、と思って反省しました。だって、リポートを楽しみにして欲しかったんだもの。

ということで、続報です。

最大のトピックスは、「メガシティ・ビークル」なるブランニューのEVを2013年に発売することを明言したことです。今回、その技術の全容が明らかになりました。電池や制御などの詳細は、最終仕様までにさらなる開発が進むとは思いますが、設計思想や戦略はほぼ完全にベールを脱ぎました。

みんなリポートを読んだら、絶対に驚いちゃうはず。

しかもですね、BMWはEVでもバイエリッシェモトーレンベルケなんです。絶対に、そこははずさないの。しかも、M3の技術や、F1の技術も生かされてるんです。

ね、ワクワクしてきたでしょう？

写真は、メガシティ・ビークルのプレゼンをするデザイナーのヴァン・ホーイドンク氏。