日産純正ナビをトヨタ純正ナビに交換 その1
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
前に乗っていたチェイサーに取り付けてあった、純正HDDナビをずっと保管していましたが、あまりに使い勝手の悪いセレナの純正ナビを交換しようと思い立ちました。
トヨタと日産。当然互換性は無い上にワイドナビ。
かなりの苦労は覚悟の上で、ひとつずつ作業を進めていくことにします。
ただ、完全独学のため、交換作業は容易では無く、完全終了までは、かなりの時間を要することが予想されますが、地道に進めて行きましょう!
2
作業をするにあたっては、必須となります「配線図」と「整備要領書」を入手いたしました。
しかしこの本は中古といえど決して安くはないですね。
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まずは、基本となる電源用の10Pと6Pハーネスをトヨタ用メスと日産用オスそれぞれを用意し、電源、アクセサリー、イルミ他スピーカーなどを、それぞれ結線していきます。
電源ハーネスは、明細タグが付いているのでいいのですが、6Pハーネスは少しでも安価にあげるために、ギボシ無しを購入したため、合わせるのが大変でした。
やはり配線図無しではきついです。
一応これで起動するか、音は正しく出るか車両に取り付け確認します。
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エンジン始動で無事ナビは起動しました。
オーディオをかけてスピーカー配線に誤りは無いか確認します。
音声ガイドも無事ドライバー側から聞こえてきました。
これで基本配線は問題なく機能いしました。次は、車速、リバース、パーキングの信号線の結線です。
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まずは配線図で、どのカプラーに信号が来ているのか確認です。
これによりますと、NAVI C/U(コントロールユニット)のTK型24極(白)コネクターの8番に車速信号(2パルス)、11番にリバース信号が来ていました。これを分岐してナビ配線に接続することとします。ナビのパーキングブレーキは当然アースに落とします。
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写真がピンボケで見づらいですが、コネクター分岐してみました。
これでナビに接続し、とりあえずGPSアンテナも仮付けし、自宅付近を一周しましたところ、ナビが始動しました。車速パルスも拾っているようでしたが、自車位置の誤差が若干出ているようでしたが、長い距離を走らないと学習しないようなので、今の時点では良しとしておきます。
ちなみに車速に関してですが、ネットで情報を集めると、日産車は車速パルスが2パルス&8パルスで他のメーカーは4パルス。
パルスが違うので、ナビの自車位置がずれていく、というのがほとんどの見解でしたが、実際取り付けて作動させと、そんなことは全く無く、実車どおりに進んでくれました。
多分、最近のナビは性能がいいのか、パルス信号をしっかり分析してGPS等との補正作業をやっているものと思います。
ちなみにナビ側では、今まで学習した内容を、一度リセットする必要があります。
後、これもネットで調べるまでわからなかったのですが、トヨタ純正DOPナビ(トヨタに限らずでしょうが)には、検査用の裏画面なるものが存在し(トヨタはダイアグモードという)ナビその他を、初期設定や、信号が正しく来ているかなどを調査・設定できるモードがありました。これは後で報告します。
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次に問題なのが、バックカメラです。
トヨタ純正のカメラもありますが、当然セレナの純正カメラを流用しない手はありません。
まずはナビ側の配線からですが、このコネクターは黄色線がビデオ映像信号+、白線がビデオ映像信号-だったと思います。
手元にトヨタの配線図が無くなってしまったので、記憶に頼って勢いで結線します。
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車両側のほうは、ディスプレイユニットのTK型24極(灰)コネクターの8番にビデオ映像信号+、9番にビデオ映像信号-がきているようです。
ここから分岐させてナビコネクターにつないでみます。
その2に続きます。
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