東海大学ルマンプロジェクトLast Run

母校東海大学工学部動力機械工学科開発コース

その象徴でもある【ル・マン　プロジェクト】

自分はF1班で直接は携わっていませんが、このプロジェクトを立ち上げ牽引してきた林義正教授が退官されることとなり、同時にプロジェクトにも終止符を打つこととなりました。

70歳にて一度退職になるものの、大学に退職延長届を提出し、自費も出しながらルマンへ挑戦し続けました。

2008年にはル・マン24時間レースに出場。
アジアンルマンにも参加を続け、昨年、ル・マン24時間において際立った活動を行い、その発展に貢献した人物に与えられる【Spilit of LeMans】が授与されました。


その研究成果でもあるTOP03が2012年1月22日、ラストランを迎えるということで、その雄姿を見にFSWに行ってまいりました。

多くのOBが集まり、もはや同窓会状態。

でも、200名にものぼるこの先輩達の知識・経験が後輩に確実に引き継がれたこそ、これだけの成果を得られたのだと思います。


学生フォーミュラ活動でもそうでしたが、クルマ作りは今でも現場での経験がモノを言う世界だと思います。
特に学生のような無知な状態では、どれだけ本や図面と睨めっこしても、完璧な理解には繋がりません。
やっぱりクルマに触れて、バラして、考えて、走らせる。
これがどれほどの糧になるかは、やってみた本人が一番感じると思います。

そういう意味では世界で最高の学業素材だと思ってます！

今後もこのような研究室があらわれてくれることを心から願っています。




最後に
当日の撮影動画、これまで自分で撮影してた静止画、インターネットから拝借した画像でPV作ってみました。
もっと素材があれば・・・と思いますが、一つの思い出として。。。