2010年11月20日
世界最高のライダーを決定する一大レース!
三輪ワールドグランプリが富士スピードウェイ カートコースで開催された!!!
5時間の耐久レースで
【FCJ】
市販3輪車を使ったスーパーローコストなファミリークラス
【GT3】
市販車を改造したり自作したりできるマニア向けレーシングスペッククラス
【Super-GT】
箱型ボディをもつ4輪人力車の最高峰クラス!ボディが付いている車両であれば改造や自作自由!
【フォーミュラニッポン】
タイヤ剥き出しのフフォーミュラ型4輪人力車の日本最高峰クラス!ファクトリーシーム御用達の超マニアッククラス
の4クラスで構成される混走レースである.
レース当日は低い気温ながらも素晴らしい夜明けと富士山が迎えてくれた!
前日までは雨の予報もあったなか晴天に恵まれ,
遠方チームにとっては素晴らしい富士山を眺めれたはずだd(^^*)
早いチームはゲートオープンの6時からテント設営やBBQ準備に来ており,
気合が伺え知れた+.(・∀・).+
徐々にチームも終結し,
参加確認,入
念にテストした(であろう)
レーシング三輪車のエア調整やシート確認,
ライダー交代の練習,
そしてコースをランニングしてウォームアップを行い,決戦に備えた.
8時より順次車検も行い,9時30分よりレース前ミーティングを行った.
今回も幼稚園児,小中学生から大学生,社会人,退職された方まで幅広いライダーが集結し,本当の無差別バトルが展開される準備が整った(*`・ω・´*)ゝ
ミーティング解散後,ヤル気順にグリッドに並び,10時に
レーススタート!
5時間後のチェッカーに向けて全車一斉にスタートした !!
レース中も晴天に恵まれ,
各ライダーは11月も後半とは思えない腕まくりや半袖の方もいた!
三輪車という車両レイアウトの都合上,
体格の関係で若年層…というより
子供たちが断トツに速い!(`・ω・´)
そしてほとんどの大人達が1周で交代せざるを得ないほど体力を消耗する中,
子供達の中には平然と3周,4周と周回を重ね,
なかにはピットからの指示を無視してまで連続アタックをかける猛者までw( ̄Д ̄ w
そんな
“性能調整”があったおかげか,
大人達もホンキでガチになり,コース上ではいたるところで熱いバトルが展開され,
大混戦となる場面も !
あ!とあるGT300のとあるチームメカニック発見!!
コース上に目を移すと,
今回から新設された
四輪のフォーミュラニッポン車両の出来に目がいってしまう!
特に目を引いたのが,今季,ミハエル・シューマッハの復帰で話題となった
メルセデスGPを摸倣したこの車両Σd(・ω・´。)
全体のカウル,前後ウイング,ステアリング,そしてタイヤまで
抜群の完成度を誇り,周囲からも注目の的となった.インタビューしたところ,
車両の95%は廃材から製作し,
製作日数は1ヵ月半!!子供達も参加するとのことで,
安全のためバケットシート(チャイルドシート)を装着したとのことΣd(・ω・´。)
こちらのお父様が製作したのだが,車両トラブルで焦っているお父様を,ライダーのこちらのお子さんが冷静に
『まだ1周の差があるから焦らなくても前に出られるよ』と落ち着かせていたところが非常に印象的だった(*´▽`*)
次に紹介はフェラーリレッド(のよう)に塗装されたこの車両 Σd(・ω・´。)
特長としては,
Shellマークである貝殻マークが本物の貝殻を使用して立体的に仕上げられている!そしてこの車両の特出してる点として,シートサイドに取り付けられた2つのレバー!!左側レバーは,
リア車軸に装着されたディスクブレーキを操作するもので,一般的な三輪車が脚で路面と接触して生動しているのに対し,
安全性を飛躍的に高めている!!
また,
右側レバーはステアリングを固定するもので,
ストレートで手を離しても直進できるようにしており,これによって本気でこげるようになっているのだ!!
最後はレッドブルのカラーリングをまとったこの車両 !(`・ω・´)
非常に軽く製作されており,とくに
ライディングポジションが絶妙のようで,ライダーであるボーイスカウトの子供達は自由自在に走行していた!!
ピットレーンのサインエリアでは家族や仲間達が声援を送り続け,
運動会を連想させる
非常に熱狂的な雰囲気で会場も盛り上がっていた!
Fight!!(o^-^)尸~''☆ミ☆ミ ((((((;++)' ゼェゼェ
パドックでは奥様方や休憩中のライダーがBBQや鍋を作り,
ライダー達の体力を回復させた(ゝω・´★)
そして
和やか&熱烈なレースも5時間で無事チェッカーを迎えた♪(o=゜▽゜)人(゜▽゜=o)♪
けが人もなく,最後の表彰式では参加者全員が笑顔で各表彰者を祝福した(´ω`*)
特別賞には,メルセデスGP風車両,フェラーリ風車両,そしてGT3クラスから樹脂パイプで軽量に製作してきた車両が選ばれ,参加者から驚きと賞賛の拍手を受けた
ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
また,ベストパフォーマンス賞には,男女各最高齢の方が選ばれ,
男性の方はなんと64歳でこのレースを走りきった!!
『みんなで協力・助け合ってレースするのは本当に楽しい!今回総合優勝した車両を作ったのは私だが,今後は年齢のこともあるので製作に専念したい』と表彰インタビューに答えたが,プレゼンターから
『来年も老人にも優しい車両を製作して参戦してください』と念を押されて会場を和ませた♪(^∇^*)*^∇^) あはっ♪
最後に全参加者にトロフィーが授与されて,今大会は終了したo
プロやメーカーの絡んだ四輪レースでは,各メーカーやチームの利権・利益が絡んで不可思議な内容のレースや抗議が上がったりという場面が見られたりもするが,この三輪ワールドグランプリや富士スピードウェイ最大のイベントともなったママチャリレースなど
家族・友人・仲間という人力とチーム力で争われるレースは,【ホンキのレース】でありながら【レースを楽しむ】ことができる,そして協力して耐久レースを完走したときの【歓喜溢れる感動】を体験できるということで,レーシングスポーツの原点が溢れているイベントである Σd(・ω・´。)
利権や金にばかり目が行ってしまっている国内レース関係者も一度参加し,原点回帰することが今後もモータースポーツの発展への糸口が見つかるのでは...
イベントホームページ;
http://www.japan-racing.jp/fsw/10/10_3rin.htm
*各画像の拡大版は
マイ掲示板に貼り付けておりますo
と,記者的レポート風に書いてみました(★ ̄∀ ̄★)
どうでしたか?
でもホント,
楽しいんですよ参加するほうも見てるほうもok(´∪`d))