2009年04月15日
今シーズンもこの週末で早3戦目。かつてあり得なかった結果が続いています。昨年1,2位のチームがドンケツ、ブービー。ドンケツ近かった元ホンダ、ブラウンGPがダントツ1位。こんな事、F1だけでなく色んなスポーツでもあんまり無いと思います。
ただ、これには大きな要因があって、今合法、非合法を争っているあるパーツ(ディフューザーという車体後部下部にある空気を巧く抜くボディーパーツ)をルールの隙間突いた内容で作られた物を付けている3チーム(ブラウン、トヨタ、ウィリアムズ)が群を抜いて調子良い。他チームもこれを採用するため準備作成していますが、現代の空力というのはとってつけてもそうそう良くなる物でなく、車体全体を吟味して設計していったもん勝ちというのがありますので、なかなか追いつけないでしょう。
シーズン前、ホンダが撤退という日本人騒然のニュースがありましたが、最近私はホンダがこのディフューザーの件が後々問題になること予知していたのではと勘ぐってしまいます。当然経済的にきつかったというのは大前提として有ると思いますが、この件も大きかったのでは?実は数年前、ホンダはレギュレーションの隙間突いたガソリンタンクの件でF1全体から突っつかれ、数レースを失格になることがありました。
もし同じような結果になると、それこそ株主やスポンサーなどには言い訳効きません。レースでトップを走ろうが、ズルだと言われるのは企業として有ってはいけない時代なのです。別の見方するとそういう企業が母体となってチームを運営すると、そういうリスクをなんとか避け、且つ勝たなくては参戦の意味がないとなっているのでしょう。
しばらくこの件は法廷闘争に入っていきそうですが、なんだか残念で。昔からレギュレーションの裏を掻くというのはいっぱいあり、その度にあんまりそれで強すぎると、結果から削除されてきました。なんでそんなにみんな、いきり立つのかというと、それだけお金が突っ込まれ、結果がスポンサー等にとってあまりに重要であるからです。はっきり言ってF1はスポーツでなく企業間の戦争の場と化してしまっています。
裏は知りませんが、パリダカなど、トップは企業間の争いですが、それ以外はまだまだみんな協力してレースするという雰囲気あり、見ててみんな応援したくなります。F1もそこまでは無理にしても、もう少しなんとかならないものかと思ってしまう今日この頃です。
長々自己主張済みません。。。
Posted at 2009/04/15 12:30:41 | |
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