
小林可夢偉は来年のF1シートをほぼ諦めたようです。ロータス狙いでしたがそこは無理となり、他の空きもたぶんダメと言う感じ。
日本人的にはこの、まだまだ元気で活躍しそうなドライバーだけにあちこちで悲壮感が。確かにそう。でも冷静になって見ると毎年誰かが弾き飛ばされる。お金の問題であったり、単に遅いからであったり。
今回のケースでは速いのにお金で負けたみたいな風潮はあるけど、意外とそういうケースで日本人がシート奪ってきたパターンも。
開拓者中島悟、1987年からロータスホンダに乗りましたが、その前年ロータスはルノーエンジン。その時に居たドライバーはセナとダンフリーズ。セナは別格としてダンフリーズもまだこれからといった感じの28歳だったけど、彼の成績プラス、87からホンダエンジンと言うことで追い出され、実はそのままF1引退。イギリス人は微妙に恨んだと思います。
佐藤琢磨、2001年はジョーダンホンダのテストドライバー。翌年からレギュラー保障されていたのもあるけど、その年の終盤、アレジを引退に追い込みデビュー。時期だったとはいえ、アレジファンはどう感じたのか。ホンダエンジン付きだからと思ったでしょうなぁ。
中島一貴、2007年こちらもテストドライバーだったのを佐藤と同じパターンでブルツを引退に追い込み実戦デビュー。これも当然トヨタエンジンパワー。。
ほんと巡り合わせなんでしょうけど、追い出されるってのは辛い。特にまだ速さと若さがあると諦めきれん。でもイスの数が決まっている世界、実力と金と運、これがそろわないと上手く行きませんなぁ。。
写真は1986のロータスルノーのダンフリーズ。彼はその後他カテゴリーで活躍。実は1800億円ともいわれる資産の大金持ち。なんだかなぁ。。
Posted at 2012/12/18 16:17:52 | |
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