4月22日のブログにも書きましたが
アクセルオフ時にブレーキ引き摺りに似た
「キー」という音が聞こえるのです。
当初は
ウォーターポンプを疑いました。
赤い矢印がテンショナーです。長めのメガネレンチかトルクレンチなど
力の伝わりやすいものでテンショナーのボルトを時計方向に力を加えることで
テンショナーが右側に緩んでベルトが外せます。
誤解されがちなんですがボルトを締めたり緩めたりする訳では無く
ボルトに時計方向の力を加えて
支点の無いテコの原理 (みたいな感じ) で
テンショナーの滑車を移動させるイメージです。
うーん・・・読んでくれている人に伝わってるかな・・・
テンショナーはベルトを張る方向にバネの力がかかっている物だと思って下さい。
画像はまだベルトがかかったままですが
矢印の滑車部分を外すとウォーポンプが見えてきます。
外したウォーターポンプに不具合はありませんでした。
新品と遜色ない力で軸が回ります。
犯人はウォーターポンプではありませんでした。
4月22日のブログにあるようにサーモスタット交換しています。
LLCも新しい状態だったのでウォーターポンプを外すときに抜いたLLCは再利用。
再びエンジンとリザーブタンクに戻していきます。
MPVは中々エアが抜けません。
もう一度再考します・・・・
ブレーキを引き摺っているような音・・・・
ディスクブレーキはローターとパットと触れた状態で走っているといっても過言ではありません。
「ブレーキを引き摺っているような音」ではなく「ブレーキ引き摺りそのものの音」
と仮定しました。
ジャッキアップをしてギアをニュートラルにしてタイヤを手で回すと
1回転出来ずに止まります。勿論駆動系の粘的な抵抗もありますが
パッドとディスクの擦過音が目立ちます。
ピストン固着だ!!とこの時は思いました。
という事でキャリパーのオーバーホールをします。
ところでMPVのブレーキリザーブの位置・・・・・
悪すぎでしょ('ω')
まあいいや。
ブレーキホースをキャリパーから外します。
青丸の工具はホースピンチャーと呼ばれる物。
ブレーキホースを潰してブレーキフルードの流出を止めます。
ブレーキホースをキャリパーから外したら赤丸の部分のように
ボルト、ナット、ワッシャーで塞ぎます。
塞いだらホースピンチャーは外します。
ホース潰しっぱなしが可哀想なので。
キャリパーを外しましたが・・・・
想像していた状態よりもソコソコ綺麗・・・
ピストンもパーツクリーナーだけで綺麗に出来ました。
シリンダーもパーツクリーナーと歯ブラシだけで綺麗に。
新しいシール、ブーツ類を丁寧につけて作業を終了・・・・
この辺りからIMASARAの頭は迷宮に入り込みます・・・・
オーバーホールしたんだから
ホイールクルクル回るよね
うん!回るよね!
キャリパー側の問題ではなく
マスター側に問題があって強めに押し付けられている?
それとも元々MPVはこんなものなのだろうか・・・・・
しかし問題だったアクセルオフ時の異音の出方に明らかな変化がありました。
今日はローターをクリープで回しながらペーパー当ててみようと思っています。
※miyajiiさんのアドバイスでブレーキペダル
手で押し込んだら全く遊び無し!!
次回、ついに決着か!?
Posted at 2020/09/26 11:38:28 | |
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