どうもどうも、いつものチキンハートです。
本日のネタも、前から続けているパワーアンプの修理シリーズでございます。
今回の目的はパーツの交換・洗浄・回路チェックです。
今回、写真撮るのを忘れるくらいマジメに集中して作業してたので
あまり面白い写真はありません・・・ゴメンナサイ。
では、毎度同じような画像からでアレですが、
早速作業をスタートしていきましょう。
そして前回から気になっていた、
ヘンなハンダ付けがしてあった箇所のハンダを溶かしてみると・・
ビックリするコトが判明しました。


わかりますか?
これ、片方が
ぶったぎってあるんです。
どうしてこんな所をぶった切ったのかわからないんですが
ぶった切ったままでは動作しなくなるので、元に戻そうとしたのでしょう。
そのまま、無理やりハンダを盛り付けて導通させてました。
なるほど、それゆえの山盛りハンダだったのね・・・
そりゃおかしくもなるわ!!
しかもご丁寧に左側の抵抗は接着剤まで塗りつけてあり、残った足が取れない・・
抵抗自体は簡単に抜けたんですが(片方ぶった切ってあるしね)
残った足&接着剤がぜんぜん取れません。
ここを除去するのに1時間ほど格闘しましたが、無事除去完了。
基板の汚れっぷりが苦戦した姿を物語ります・・・汚してスイマセン(;´Д`A
そして外した抵抗を改めて見てみると・・・

カラーコードが 茶緑赤金 なので、1.5kΩの抵抗がついているようです。
が!
テスターを当ててみると100Ωくらいしかありません。
焦げ気味だし、壊れちゃってるんでしょうね。
同じ1.5kΩは手持ちに無かったので、
実用可能範囲内にある1kΩの抵抗を突っ込んで回路を復帰させました。
この程度の変更なら、普通に使う分には十分耐えられるハズですw
もう一箇所のほうは同じサイズの抵抗が無いので、既存の部品を利用しました。
切断された抵抗の足をスズメッキ線で挟み、基板へ差し込みハンダ付け。
文字にするとよくわかりませんが、これで接触不良や脱落することはありません。
もし脱落するとしたら、それは部品自体が壊れたときですね。

コンデンサの不要な足も除去してきれいに埋めて置きました。
ここからひっくり返してすべてのハンダ箇所を再処理し
8~9箇所ほどあったクラックも修正。
なんかくすんでいた抵抗数箇所と、足に亀裂が入っていたFETも2箇所交換。
抵抗に関しては同等品と交換、FETは互換品(後継品)と交換。
ボリューム関係も一度外して分解、洗浄を行いチェックしたところ
しっかり動くようになりました。
ここで一度動作チェックをするため動かしますが、
基板そのまま動作チェックすると放熱できず、発熱により壊れるリスクがありますので
ケースに取り付けてからチェックします・・・面倒でも機械の安全第一でw
夜中なので大きな音でチェックできていませんが
今現在、全chから問題なく出力されているようです。
衝撃を与えたりボリュームをグリグリしても異常なし!
ついでに、フロントとリアの音質の差がちょっときになったので
クロスオーバーの回路をほんの少し変更して整えてみました。(気休め程度ですw)
明日あたりに音量を上げて、本チェックしようと思います。
ちゃんと直ってくれてるといいな~。
長くなりましたので今回はここまで!
ご覧いただきありがとうございましたw
それでは、また~
眠気やら疲労やらで読み辛い文章になってたらスイマセンw
Posted at 2013/10/12 00:56:03 | |
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