餅:のどに詰まらせ25人救急搬送 男性1人が死亡--12月26日から2日 /東京
毎年この時期になると、上記のような事故が話題となります。
昨年は
某社のコンニャクゼリーでお子様がお亡くなりになったりした事故が話題になりました。
で、ちょっと考えてみたいと思います。
まず最初に、近くに居る方が喉に物を詰まらせた場合、
口をなるべく下に向けてとにかく背中を叩いてください。
あと、
ハイムリッヒ法という方法が有効です。
背中からお腹の丁度みぞおちの辺りをこぶしで締め上げて吐き出させる方法です。
他にも沢山の方法がありますが、
この二つが手っ取り早く確実で簡単です。
乳幼児の場合には、背中を叩く方法が有効だと思います。
ま、とりあえず手のあいている他の人は
救急車を呼んで下さい。
あと、民間療法で
掃除機が有効だとの意見がありますが、
有効な場合もありますし有効でない場合もあります。
やってみる価値はあると思いますが、気をつけて頂きたいことは
ばい菌の沢山ついた掃除機の吸い込み口を口の中に入れますのでそのあたりは十分ご注意を。
また、スイッチを入れるときは、
鼻も押さえておかないと鼻からどんどん空気が入って何をやっているのか分からなくなります。
”真空引き”の要領です。
じゃあ、
一体何で詰まらせることが多いのか。
主に
餅とパンです。
あと、ご飯や麺類でも詰まりますし、当然コンニャクゼリーも・・・
要は、口に入れるものは全て詰まる可能性があります。
統計を取ってみると、意外と
”おかゆ”が多いことに気がつきます。
これは、お年寄りにおかゆを食べさせていて詰まらせてしまったということが多いのだと考えます。
普通の人では考えられないかも知れませんが・・・
嚥下(力)の低下により、
飲み込む力が少なくなり詰まらせるといったところなのでしょうか。
じゃあ、この時期だけなのかといいますと、そうではないようです。
傾向的にはこの時期が多く感じるようですが、
意外と年がら年中起こっているようです。
マスコミ報道などで取り上げられる機会が多いので、この時期特有の事故かと思いがちですが、
餅やご飯なんて年中食べていますもんね。
そりゃオイラだって中坊や高校生の頃と比べると、明らかに飲み込み力は衰えてきています。
年寄りになってくるとさらに弱くなってくるんでしょうね。
一人で食べない、慌てて食べない、よく噛んで食べる・・・
これしかないのだと思います。
食べるなってなんか言いたくないし・・・
とにもかくにも、
人の生死に関わる問題です。
隣で食べている人が物を詰まらせた場合、助ける事が出来ますか?
あと、もう一つ・・・
自分が詰まらせた場合ですが・・・
”チョークサイン”というものがあります。
これは
万国共通のしぐさで、
喉の辺りを押さえていかにも喉に物が詰まっています!といったしぐさです。
まずこれをやって周りの人に助けを求めてください。
万国共通ですので、海外でも有効です。
コチラによくわかるページを見つけましたので、貼り付けておきます。
日向市消防・防災ホームページ
覚えておけば何かの時きっと役に立ちますし、自分が助けてもらえるかもしれません。
ご家族の身に何かが起こっても、助ける事が出来るかもしれません。
Posted at 2009/01/03 18:05:08 |
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ウダウダ | 日記