
最近やたらと
車上荒しの話を聞きます。
別に、最近特に増えているわけではなく、
昔からよくある話です。
車ごとゴッソリ!って言うものから、
ナビやオーディオ、金目の物やゴルフ用品、パソコンなどが主流なのでしょうか。
場合によっては、
USBメモリーや重要書類を狙った物もあるようです。
これの場合は明らかにストーカーされています。
気をつけておきたいのが、車好きの人なら何か付けていると思いますが、
アルミホイールを始めとする社外(車外?)パーツです。
ワタクシもマックガードでナンバープレートとホイールはロックしていますが、例えばの話COXマフラーはちょっとがんばればスグに外れます。
ドアミラーのミラー部分だけなら、15秒もあれば盗難可能です。
コツンと当てて割ってしまっても結構高額な商品です。
単車のパーツ盗難と一緒ですよね。
単車の場合、
マフラーロックなどのパーツが売られていますが、あまりアテになりません。
抑止効果としては無いよりマシなんですが。
最近良く聞くのが、
ブレンボを始めとするブレーキパーツ一式をゴッソリやられる話ですね。
あまり書くと、やる人間が出ると困りますので書きませんが。
じゃあ、
セキュリティーを付けておけば大丈夫なのかと言いますと、システム上あまり関係ないような気がします。
警報が鳴ってスグに駆けつけることが出来る場合は効果的なのかもしれませんが、殆どの場合無理です。
また当たり前ですが、ヤル方も警報が鳴り出せばスグに逃げます。
エリアセンサーやショックセンサー、傾斜センサーなどである程度は防ぐ事はできますが、やられる時は何をやっていてもやられます。
ナビの盗難防止に、
特殊な取り付けビスが発売されていますが、余り効果はないと思います。
行き当たりばったりで盗難を行う人は別ですが、
殆どの場合がある程度目星をつけてそれなりの道具を持って挑みます。
確かに特殊ビスは外しにくいですが、
取り付けるビットが存在しますので同じビットを使えば取り外し可能です。
それなりにトルクのかかる部品ですので、ビスの頭の形状の種類なんてタカが知れて居ます。
もっと言えば、ある特殊な工具を使用すればいとも簡単に取り外し可能です。
写真は、ブルーポイントのビットセットですが、これだけでもかなりの線までいけます。
ホイールロックにしてもそうですが、ある工具を使用すれば殆ど解除可能ですし、あるルートでは
マスターキーなるものが入手可能です。
だってね、ホイールロックなんてホイールナットの役目もかねているんだから、少なくとも締め付けトルク100~120N・mの強さに耐えられるものでなくてはなりません。
そうすると自ずとキーの形状の種類には限界があります。
ま、
マックガードなどのそれなりに考えられた物
ならかなり難しいかとは思いますが。
こうなってくれば、
盗難されやすい状況を作らないことです。
例えば、明らかに中にお金の入ってそうな車や暫く動いてないような車、物凄くくかなパーツが剥き出しになっている車などなど。
施錠は当たり前ですが、
ガレージ内だからと言ってキーをつけたままにしている人も居ますが、キケンです。
当然、セキュリティーを搭載するのも一つの手ですが、
セキュリティーをつけているが故の車両盗難や車上荒しもあります。
詳しくは書きませんが、
物凄くアナログな世界です。
考えた人はセキュリティーの事を完璧に熟知している人だと思います。
完全にセキュリティーシステムの盲点を突いたやり方ですね。
Posted at 2009/01/14 20:07:44 |
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くるまあそび | 日記