闇一郎のブログ一覧

Car & Bikeの会場はJR三原駅前。



何の変哲もない駅舎だけど、、、
他の駅にはなかなか見られない秘密あり。




三原城への案内板

これに従って歩いていくと、、、


三原駅天守台口

三原駅には、なんと城跡への専用出入り口があるのです。
よく分からんけど、これってかなり珍しいのでは？？？
ちなみに、天守台へ上がるためだけの出入り口で、ここを通って他所へ行くことはできません。

明治時代に三原駅を三原城本丸に建設したがためにこうなったようです。



天守台のすぐ隣が新幹線のホームという構造。
子供の頃から、新幹線で通る度に、ここと福山駅はお城が見えるので好きでした♪



三原城は石高の割に規模が大きい城だったそうで、堀の幅もかなりある。
錦鯉がたくさん泳いでました(^^♪


天守台ではサツキが咲き乱れておりまして、撮り甲斐がありました。

お次は駅の外に出て、下から撮影。



天守台隅の石垣に注目。
見事な扇の勾配…
城主であった小早川隆景は、腕利きの石工を従えておったのでしょうな～。



三原城周辺は今年に入ってから整備されまして、堀端が公園になってました。
散策している人も結構いて、よい感じ。

ここに映る老夫婦のように、老いた後もTOMOさんと歩きたいものじゃ( ^ω^ )

毎週木曜日はいつも広島市の公民館で仕事があるんですが、本日8月6日は職員さんが祈念式典に動員されるため広島市の施設はほとんどが休館。
オレも自動的に休みとなったので、以前から気になっていた広島城の旧日本軍遺構を見に行ってみた。



広島護国神社入り口の南側にひっそりと存在する、中国軍管区司令部防空作戦司令室。
各地に点在する防空監視哨から入ってくる敵機の位置情報を分析し、空襲警報を発令していた所です。


当然のことながら、70年前の8月6日もここでは軍人、民間人が職務中であり、被爆された方がおります。
広島が「新型爆弾」によって壊滅したことを伝える第一報はここに詰めていた女学生から発信されてます。


地面より一段低くなった入口
普段から公開されているわけではなく、いつもは施錠されて入れなくなってます。

まさに地下シェルター然とした造りになってます。



入ってすぐの部屋に構造図が貼ってあります。
直列で4部屋あり、一番奥の部屋は機密漏えいを防ぐため民間人の立ち入りは禁じられていたそうです。



天井がかなり低く、大人であれば、手を伸ばせば触れることもできます。



一番奥の作戦司令室

ここには電球付きの大きな地図が設置してあって、どの方面から敵機が侵入してきているか分かるようになっていたとか。



この壁の向こうは広島城の堀になってます。
壁が傾斜しているのは、堀端石垣の角度とは逆向きになるように建築されていて、石垣のつっかえ棒としての役割があるんだそう。
この堅固な構造のおかげで、この作戦司令室は原爆を受けても倒壊を免れたようです。


それでも所々ある小窓から吹き込んだ爆風によって、中にいた人は吹き飛ばされたみたいですが…



外から見ると、この地下に指令室があるとは一見しただけでは分かり難い。



入口脇には立派な慰霊碑が建立され、当時ここに詰めていた比治山高等女学校の生徒を慰霊するため後輩である比治山女子中学、高校の生徒から献花されてました。
ご年配の女性が手を合わされてましたが、当時の関係者の方かもしれんですね。

広島城の敷地内には被爆樹木もいくつか残っておりまして、、、


中御門手前のマルバヤナギ


二の丸のユーカリ

樹木の生命力には驚かされます。。。



以上、普段の城攻めとは少し違う。
広島城ならではの遺構探索でした。

2年前にスタートして以来、毎週コツコツと買い続けたディアゴスティーニの「週刊 日本の城」。



全121巻を本日フルコンプ♪


今まで、ディアゴスティーニの「週刊○○」シリーズは、ちょこちょこ手を出すものの途中で挫折してましたから、フルコンプはこれが初めて(^^♪

毎週水曜日は日本の城、っていう生活パターンで2年間過ごしてきたので、明日から何か気の抜けた感じがすることでしょう…

また何か手ぇ出してみようかいな？？？ｗ

日本三大奇襲戦の一つに数えられる「厳島合戦」の現場を見てみたくなり、宮島へ渡りました。

今回は、マリーナホップに車を停めて、そこから船に。

マリーナホップに着きますと何やら人だかりができており、これが邪魔で桟橋の方へ行きづらかったんで辟易していたら、、、

何と警視庁特殊車両2課のパトレイバー
98式AV イングラムが！！！！



これは今度公開される実写映画に使用された1/1スケールのようです。
オレ、ゆうきまさみの漫画が大好きでして、パトレイバーもその例外ではありません。
思いがけずイイ物に出くわして興奮しつつ、桟橋へ…(^^♪

マリーナホップから宮島の桟橋までは約25分の航路。
今日は天気が良かったんで、海にはヨットやウィンドサーフィンなど楽しんでる人もいてよい感じ♪

宮島に着きましたら、さっそく戦跡に向かいます。

宮島観光に来た人たちは大概スルーでしょうけど、宮島に降り立って右手に見える小丘が、、、

宮尾城

岩国にいた陶晴賢軍をおびき寄せるために使われた毛利方の城。
戦の最前線となる城ですが、それにしては比高差も小さく何とも心もとない印象。
しかしながら当時の厳島神社は瀬戸内を治める者の信仰を集めており、陶晴賢もその一人であったこと。
加えて、瀬戸内海の重要な港でもあったので、まんまとおびき出されたんでしょうな。


現在は公園として整備されているので、当時の地形がどれほど残されているのかは不明…

最頂部から、、、

陶軍の本陣だった塔の岡を望む。
ち、近い…(^_^;)

五重塔が立ってる所がそうなのですけど、宮尾城からだと、5～600ｍってとこでしょうか？？？
この距離で対峙しておったのですね～。


続いて、その塔の岡へ。

この五重塔は15世紀初頭に建立されたもので、厳島合戦の折には既にありました。


千畳閣

豊臣秀吉が覇権を握った後に寄進した建物ですが、建築途中に秀吉が死亡。
それ以来、現在に至るまで未完成のままとなっているという…

塔の岡の殆どを占める大きさの建物ですが、厳島合戦の頃にはまだ無かった。
しかし、これが無かったとしても、陶軍2万が展開するには狭すぎるような？？？



陶の陣より宮尾城を望む。

大声を出せば、相手方にも聞こえるんじゃなかろうか。。。


最後に、宮島水族館の奥にある、、、

大元神社

この辺りを大元浦と言って、潰走した陶晴賢が追い詰められ、自刃した地とされております。
ここら一帯はおびただしい血が流れ、阿鼻叫喚の地獄絵図であったとか。。。


合戦に勝利した元就によって、血を吸った地面は削り取られ、清められたと言いますけど、、、
なかなかに壮絶な伝説ですな～(^_^;)

今日から第5週目。
第5週目は仕事がないので、小雨が降ってはいたけれど、北広島町にある
吉川元春館跡を見に行ってみた。





表門石垣

100名城以外に手を出し始めると、キリが無くなるので自重してましたが、、、
やっぱイイね♪

夏場はどこに行っても草が生えて荒れてるとこも多いのに、しっかり草刈りしてあります。


堀址

ここに水が満たされていたとは考えにくいので、空堀かな？？？
ここからは、当時の生活用品が多数出土しております。


復元された台所

唯一復元された建物。
中にはかまどなども復元してあって、実際に使える模様。

こないだの日曜にやってた、地元のローカル番組「元就」で、アンガールズがここで米炊いてたね(^_^)


吉川元春、元長墓所

屋敷跡の奥にある林の中にあります。

この屋敷跡は、元春が秀吉に使えることを嫌って隠居した時に、造営した館。
元春はしぶしぶ出征した先の小倉城で病没。
ここまで遺骸を運んで埋葬したという。



小さい城も攻めていきます。
次は、鏡山城にでも行ってみるかな。