平仮名

平仮名っていうのは日本人なら最初に習う字なんですが、まず上手に書ける人なんていません。
僕も書道をしてきたのですが、ずっと漢字ばかり書いていたので平仮名というのは難しく感じます。
筆の握り方からして違いますしね。
でも漢字から出来たものということで元の字を意識して書けばいいそうです。


画像を見て頂ければ、
『山のしらゆき　ふるさと　さむく』
と書いてあるのが読めると思います。

これを元の状態に戻すと、
『山乃之良由支　不留左止　左武久』
となります。

”之”という字が”し”になります。
その書き方は上まで上がらないので一本線に見えるのですが、微妙に曲がっています。
この微妙具合が非常に難しいのです（笑

元の字を連想出来る様に書くのは難しいです。
最後の”く”は”久”という字なんですがこれはなかなか分かりやすい。
始まりの部分がちょっとシケイン（笑）になってます。


平仮名は何がやりにくいかと言って、細筆で書くのがとにかく難しいなと思います。
毛も短く、墨を蓄えられないのですぐ枯れてしまう。
あと、字の太い細いが出しにくいですね。
それと字を続けて書くので大小を付けにくい。
でもこの小さい字の中で調整が出来るようになれば上手くなるだろうなと思います。



とにかく今、書道が面白くてなりません！
17年間やってきてこれほどハマってるのは初めてだと思います。
何がどう面白いのかも自分にはよく分かりません（笑

ただ、自分の理想とする字のラインが出た時のあの喜びは何ものにも変えがたいですね。
これだけ経験積んでもまだ自分の理想をすぐ字にすることが出来ないなんて本当に奥が深いなと思います。
でも先生は一発で手本とか書けるからすげえや・・・