純正＝完成形

セリカ降りて3ヶ月ほど経ちましたが、未だに速いセリカを作れる自信があるし上手に乗れる気がします。
それは色んな状態の経験を積んできたからでしょうか。
学生時代という時間を有意義に使えたおかげですね。


セリカで思ったのは、純正状態での良い点、悪い点はパーツを換えたところである程度残される、完全に消えることが無いということです。
そりゃそう。
純正状態は限界が低いとは言え、一つの”完成形”ですからね。
完成形なりにバランスが取れている。

そこで大事なのは、純正状態をよく知ること。
何を意図してその仕組みになっているのかとか、どうすれば車に優しいのかとか。
それを知ることで純正からあまり仕様を変えることなく、速い車を作れるんじゃないかと思います。
要は車を最適化するということです。


セリカの時は、３つの足の状態を経験しました。
①純正足
②オーリンズ
③スーパーオーリンズ

①では結構頑張って走ってましたが、純正足で速く走れる時のフィーリングというものがありました。
未だに忘れていません。

②③の車高調入ってからの走行では、どちらもはじめはセッティングが出ていなかったんですが、ここでとある経験をしました。
速く走れるセッティングが出た時の走行フィーリングは純正足で速く走れる時のフィーリングそのものでした。
しかも③のスーパーオーリンズ導入後の場合、そのフィーリングが純正足の時より気軽に導き出せました。

これは驚きでしたね。
セリカのスーパーオーリンズなんてそんなに出てないのに、ちゃんとセリカの特性を理解して作ってあって感動モノでした。



僕は純正状態を知ることが、その車の根本的な良さを知ることに繋がると考えています。
というわけで車高調入れるまでに純正状態の良いところをもっともっと知りたいですね！