さり気なく凄い

毎週土曜日午後からの書道教室。
一応13時から教室が始まるんですが、大体の生徒が来るのは15時くらいからで、大抵19時に終わる感じですかね。
僕は最近、書く作品の数が多すぎて13、14時から19時までずっと字を書いていたりします。
昨日は19時半過ぎまでいました。
あと土曜日＝教室で、休みは先生の気分でたまにある程度です。（年末年始とかお盆とか）

自分がたまにお邪魔する書道教室では18時～21時半までとなっております。
尚且つ1ヶ月に5回教室があれば1回休み。
これが一般的な教室の感じなのかなと思います。

小さい子供らは半紙に何枚か書いて良い字書けりゃ帰るので、早い子で1時間弱で帰ります。
僕は6時間くらいいたりしますが、どっちの場合も月謝代は一緒です。
ということを考えると先生に申し訳ない感じもあるんですが、いつまで続くか分からないこの時の中で、如何に先生から多くのことを学ぶかが大切です。


昨日は18時くらいに兄弟子が現れて一緒に練習していたんですが、彼も最近”仮名”の練習を始めて（道連れにした）書いている最中に、
「この教室、漢字でも仮名でも近代詩文（漢字・仮名交じり書）でも何でも教えてもらえてありがたいね」
と囁きました。
確かにそうで、更に看板の書き方、表札の書き方、選挙の必勝ポスターの書き方なども教わりました。

特に仮名は日本人のためにある字ですが意外とみんな書けず、書道の先生でも仮名を教えられる先生はほとんどいなかったりするのが現状です。
やろうと思えば何でも出来る、そんな教室であることに20年くらい通ってようやく気づきつつあります(笑


近所だから通うキッカケになったような教室ですが、身近すぎると色々と気づかないことがあったりします。
案外身近な大切なことが見落とされがちです。
でもそれに気づけたなら幸せです。