禅語・論語

書道で書く字を考える時に、禅語とか論語の本を購入して好きな言葉を選んでいます。
自分は浄土真宗西本願寺ですが、そんなことに構わずそれらの言葉というのはありがたい、素晴らしいものばかりです。
8月初旬の展覧会の言葉も禅語の中から選びました。
これについては展覧会が終わってからまた触れようと思います。


「女（なんじ）は画（かぎ）れり」



こちらは論語で、日本を代表する石飛先生の書を参考に書きました。
「やってもみないで諦めない」という意味です。

自分も25年生きてきて、どれだけの夢を抱き、どれだけ諦めてきただろうと思います。。。
やってもいないのに諦めたこと、それはやっぱり一番つまらないと思います。
今、車で走ったりするのが好きだけど、世間一般的には「そんなお金の掛かること・・・」という目で見られたりする感じです。
「車はゲームの中だけで良いわ～。実車は燃費の良い車で」みたいな。
本物でやってる自分からすれば、ゲームは所詮ゲームで、本物とは雲泥の差です。
それを語れるのも実際に経験したからです。


自分の大学受験を思い起こせば3年生の6月になってようやく勉強し始めて、周りには「絶対国立無理やろ」とか散々言われました。
僕は「絶対に」っていう言葉が大嫌いで、その度に「今に見とれ～！」って思うんですが、負けず嫌いっていうんですかね？
やる前から諦めていたら何も始まらないし、それが悪あがきだとしてもやってみた分だけ何か残るはず。
やってみて成功したなら、その経験がもっとより良い未来を引き寄せてくれるはずである。


～などと、一つの言葉から想像力を膨らませて色々考えるのですが、書道の勉強のために禅語・論語を勉強するのは非常に有意義です。
これまた、自分の人生経験と照らし合わせるものが無ければ、書作品の案に浮かばなくて苦労したかもしれません(笑)
一生懸命書道やってなかったら出会わなかった本でしょうし、やっぱり勉強することは自分のためになって良いですね♪