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サーキットに対する議論が色々行われていますが、難しい話ですね。
サーキットと言ってもおわらみたいに出ても時速100kmちょっとのサーキット、間瀬とかタカスのように時速140km以上？は出るサーキット、富士や鈴鹿みたいに時速180ｋｍ以上出ちゃうサーキットもあります。
そもそもが『サーキット』という1つの単語で表していいのかどうかっていう話ですが・・・


僕の考えとしては、おわらに関してはほとんどの人に薦められます。
富士とか鈴鹿に関しては経験していないので一切薦めません。

何が違うのか？と言われるとスピード域。
おわらは出ても100ちょっと。
速い人で120くらい。
まず下手な人は100は出ない。
100出ないってことは公道における最高速度と大差ありません。
だから一般ドライバーでも大丈夫なはず、というのが僕の意見。
これまで主に僕がサーキット走ろう、と薦めているのはお山走っている人たちで、一般道でそれなりに攻めている人からするとおわらは物足りないかもしれないけど。


時速100kmを超えるサーキットになると薦めれないですね。
一般道での限界を超えています。
日本の車はそのような速度域で乗るように設計されてません（ボディーもブレーキも
ドイツ社はやっぱりアウトバーン走っているだけにそれなりの速度域での安全対策ができています（でも完璧ではない

また、人間がその速度域には慣れていないから、というのもあります。
いつもの速度域からスピードが高くなるほど危険は増します。
だから気軽に感じちゃいけない。
安全対策をなめちゃいけない。


おわら走っているからって安全に対する意識が無いわけでなく、僕は中学生の時に太田哲也さんの「リバース」という本を読んでサーキットを走ること、というより車に乗ることの恐ろしさに触れており、今も時々YouTubeなんかで昔のF1のクラッシュ事故の映像を見たりしています。
別に走りたくない人は走らなくてもいいんです。
ただ運転する限り、最悪の場合どうなるか（＝死）も知っておいた方がいいです。


おわらだから安全とは言い切れませんが、気軽に走ることはできると信じています。
気軽に走るということは安全だと自分が思っている範囲内での走りをするってことです。
攻めることは気軽ではありません。
最初から攻めまくる人は論外です（そんな人は身の程知らずと言う
徐々に慣れていくのが普通です。

「あなたは時速何kmまで”ちゃんと”コントロールできる自信がありますか？」
僕は出来ても時速70kmくらいまでしかちゃんとコントロールできないと思います。
サーキット走るまでは時速50kmくらいだったかな？


その中で「こうすると危ない」ということを認識し、また限界に近い状態の動きを確認し、交通安全のために学ぶことが大事だと思うんです。
それを学ぶために何が必要か？と考えた時、車はノーマルでも構わないです。
あとは自分自身をコントロールできるかどうかです。
無理し続けると車も耐え切れません。

攻める人、タイムを求めちゃう人はより危険な領域に入るんだから対策はより入念にしなくてはいけません。



亡くなられた方は、好きだからサーキットを走ったわけで、自分が事故で亡くなったことでサーキットを走る人が減るのは本望では無いはず。
だからサーキットを避けるのはやめてほしいと思います。

サーキットを薦める側の人間は、本当に薦めれるサーキットなのかどうか？ということを考えるべきでもあると思います。
また、サーキットを走る走らない関係なく、運転する人は、自分がいつどうなるか分からないってことを考える必要があると思います。
サーキットは一方通行＆コースアウトしてもエスケープゾーンがあるからまだ良いけど、一般道は周りの人、モノに危害を加える可能性があるのですから。




僕の意見にも賛否両論あるかもしれませんが、とりあえずこんな風に考えているということで書き記しておきます。