2010年11月05日

こんばんは、kazunariです。
今日は金曜日なんで『ザ・ハングマン』を取り上げてみました。金曜日もあるんですが、エンディングに流れるヒロスケの“あ・れ・か・ら”が聞きたかったという理由もあったんですがね…(苦笑)
『ザ・ハングマン』は警察などの目を逃れ暗躍する悪人たちを、秘密チーム「ハングマン」が資産家だったり権力層と縁故があるなど、法の網を潜り抜けて暗躍する悪人を、その罪状を世間に公表して社会的に抹殺するという意味での「死刑」を行って成敗する内容のTVドラマでした。この後のドラマが必殺仕事人でした。元々「現代版必殺シリーズ」として企画され、当初は半年間の放映予定だったものが好評を得て1年間に延長、以後シリーズ化されて、計七作品にも及ぶ長期作となった人気ドラマでした。親がこれ好きでストーリーは勧善懲悪のある意味ワンパターンでしたが、最後に悪人が『俺は悪くない、コイツに頼まれてやったんだ…』とか言い訳がましい部分とコメディアンのイメージが強かった植木等さんの演技が子供心に面白かったのを覚えています。
最初のシリーズは森山周一郎さんのナレーションで“ザ・ハングマン―― 法の追及を巧みにかわす悪党たちに怒りの制裁を加え、社会的に死に至らしめる死刑執行人である。顔を変え、指紋を消し、戸籍を抹消した人間たち……命の代償は、莫大な収入と限りない孤独だけである。ザ・ハングマン!”ってハードボイルド路線でエンディングに流れる“あ・れ・か・ら”がハングマンのやるせなさを感じさせるクールさがあってドラマを締めてました。当時はこの曲のよさが分からなかったけど、大人になって聞くとスナックのカラオケで締めの曲として歌いたくなるような名曲だと思います。歌ってるヒロスケさんって兵藤ゆきさんの旦那さんですね…ミュージシャンとしてNYに渡ってから社会学に目覚め4年制のNY市立大学に編入して現在、大学院の博士課程に進み博士論文と格闘しながら短大の講師もしているらしいです。
“あ・れ・か・ら”フルコーラス
Posted at 2010/11/06 00:07:05 | |
トラックバック(0) |
TVアーカイブ… | 日記
2010年10月30日

こんばんは、kazunariです。
俳優で声優の野沢那智さんの訃報を聞きスペースコブラを取り上げてみました…野沢那智さんって俳優業だけでなく舞台演出家や『パック・イン・ミュージック』のDJとしての顔がある多芸な方でしたが、僕はスペースコブラのコブラやブルース・ウィリスの吹き替えのイメージが強いです。姪がタレントの野沢直子さんですよね…
スペースコブラは小学生の頃だったと思うけど、週間ジャンプで連載されてて結構好きな漫画でした。アニメも同時期にやってたので毎週楽しみに見ていましたね。野沢那智さんの粋で色っぽくて男っぽくてそして軽妙洒脱な声がコブラの雰囲気にピッタリでなのに映画版になるとコブラの声が松崎しげるで『何でやねん…』って思ってました。主題歌がリアルタイムで見てた頃は何とも思わなかったけど、ルパン三世のテーマを作った大野雄二さんが作曲されてちょっと似てる雰囲気があってアニソンの枠を超えた名曲だと思います。主題歌歌ってた前野曜子さんってペドロ&カブリシャスの初代ボーカルの方で“別れの朝”をヒットさせた人らしいんですよ。高音のハスキーボイスがSEXYですよね…その後アルコール依存症になりヒッソリと亡くなり寂しい晩年・最期であったんです。
病気とはいえ72歳で亡くなるのは早いですよ。山田康夫や広川太一郎といった芸達者で独特の個性のある声優さんが次々いなくなって野沢那智さんも亡くなってしまいホント残念です。ブルースウィリスの吹き替えってだれがやるんだろうか…
ご冥福をお祈りいたします。
Posted at 2010/10/30 22:25:06 | |
トラックバック(0) |
TVアーカイブ… | ニュース
2010年10月15日

こんばんは、kazunariです。
今回は夕刊読んでたら“ルパン三世 その2”を歌ってたチャーリーコーセーさんの記事があり読みました。チャーリーさん今年還暦なんですね…ルパン三世のエンディングを歌ってた人が関西人で神戸に住んでると知ったのはつい最近でした。久しぶりに“ルパン三世 その2”と“ルパン三世のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン”が聴きたくなってルパン三世にしてみました。
ルパン三世のアニメは時代を超えて放映されてるし関西では以前日曜の12時から再放送されててリアルタイムでも見てたし再放送もよく見てました。子供の頃見ても大人になってから再び見ても面白さは変わらない稀有なアニメじゃないですか?僕は第1シリーズは再放送で見てたけど、第2シリーズは小学生の頃リアルタイムで見ていました。月曜7時からやってたと思います…(汗)第2シリーズになるとストーリー展開はハードボイルド調なのに一般受けするためか何処かコミカルタッチでジャンルが幅広かったり音楽も大野雄二さんに代わってジャズ色の強いファンク、ディスコ、フュージョン路線の楽曲を沢山使ってるから子供が見ても大人になって再び見ても『やっぱりルパンってスマートでオシャレでカッコいいやん…』ってな訳で時代や年代問わず愛されて日本のテレビアニメーションで最も再放送回数の多い作品になってるのだと思います。
僕は“ルパン三世のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン”が好きでこれはかなり上位ランクに来る『男のアニソン』だと思います。サビの部分からの歌詞が子供の頃には理解できなかったけど、大人になると『武士は喰わねど高楊枝』的やせ我慢スピリットがカッコよく感じます。詩の内容がハードボイルドなのかもしれませんが…(汗)エンディングの“ルパン三世 愛のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン)”もエンディングのアニソンとしては完成度高いと思います。これはアニメ界の『アニキ』水木一郎さんが歌ってるのですが、マジンガーZ等の絶叫系のイメージが強いアニキ水木さんがバラードを歌っててこれが大人になって聞くとシブいんですよ…そうそう、取り上げるきっかけになった“ルパン三世 その2”も70年代って時代がそうさせるのかハードボイルドの匂いがプンプンでこの頃のアニメのエンディングってどこか切ないんですよ。この曲奥田民生がカバーしていましたよね…踊る大捜査線のエンドロールは第1シリーズのエンディングのバイクが走るシーンをオマージュしてるとかしてないとか聞いた事ありますが、本当かな?
あとルパンの声は栗田貫一さんも最近サマになって嫌いじゃないけど、やっぱ山田康雄さんだよなあ~何か風貌までルパンだし時々見せる深みのある声がいいんですよね。
“ルパン三世 その2”
“ルパン三世のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン”
“ルパン三世 愛のテーマ(ヴォーカル・ヴァージョン)”
Posted at 2010/10/16 00:03:21 | |
トラックバック(0) |
TVアーカイブ… | 音楽/映画/テレビ
2010年09月14日

疲れてます…kazunariです。
久しぶりのTVアーカイブネタですが、今回はドラマ『パパはニュースキャスター』です。キッカケは先週までCSで深夜再放送されてて『懐かしいなあ~』って眠い目こすりながら見ていました…(汗)ストーリーは仕事が出来るのに酒癖が悪くて記憶が無くなるほど酔っ払い女を口説く40歳独身主義者のニュースキャスター鏡竜太郎の元に12年前に酒の席で口説いた3人の女との間に出来た娘が現れ、いきなり3人の父親になるというコメディドラマです。主役の酒癖の悪いニュースキャスターを田村正和さんが演じていました。
これがリアルタイムで放映してた頃は僕は中学生だったと思いますが、当時毎週楽しみに見ていました。久しぶりにドラマ見たのですが、脚本が大人の世界や父親の存在を痛烈に皮肉ったシニカルな風刺劇になって笑いの中にホロっとさせるドラマになってるんですよ。見た目クールな田村正和の人間臭いドンクサ振りが面白くて西尾、大塚、鈴木の3人の女の子で愛情の愛と書いて“めぐみ”チャン達と鏡竜太郎とのやりとりが最大の魅力じゃないですか?僕も結婚して娘が生まれたら愛情の愛と書いてメグミと真剣に名づけようと思ってる位ですから…(汗)小癪で小生意気な子供を芸達者な子役がソツなく演じてて僕は大塚さんが好みで小柄で可愛らしく笑った顔が好きでした…(笑)ドラマの最初は演技が上手い西尾さんを軸にストーリーが展開してるのにドラマの終盤になると大塚さんを軸にストーリーが動き出して『人気が高かったのかな?』って勝手に思ったりしてました。僕は3人同じ年齢だと思ってたのですが、実際は大塚さんの方が少しお姉さんでドラマ見てると少しお姉さんキャラに感じました…
当時は子供側の目線でドラマを見てたのですが、今の自分は竜太郎と歳が近いんで竜太郎目線で見てしまってました…ずっと独身でいい加減で自分勝手に生きてきたのにいきなり3人のパパになり戸惑って怒鳴ってばかりなんだけど、見えないところで愛ちゃんの事が気になったり最後一人になるとどこか寂しさを感じる所に少しホロっとしました。相方キャスターを演じた浅野温子や所ジョージが演じた隣の松本さん一家など脇を固める役者さんたちの芸達者ぶりも面白く竜太郎を上手く転がす浅野温子の小悪魔キャラも明るいキャラとサバサバした性格が醸しだして嫌味がなく3人の娘とあわせて4人娘みたいです。当時26歳くらいで今の上戸彩の同じ年齢だったんですね…ちょっとビックリでした。
ドラマがヒットしたのでその後続編に当たるスペシャルドラマも3本製作されてるのですが、最後のスペシャルドラマは前作から5年後子供だった愛ちゃんもお年頃になり娘の行く末が気になる新たなパパ像も出てきたりして最後に大塚さんに語りかける場面にウルッとする傑作だと思います…
もう20年以上前のドラマで子役もすっかり大人の女優さんになって時々チョイ役でドラマに出てくると『あの愛ちゃんや~』って思ったりするくらい僕の中ではベスト5に入るくらいのお気に入りかな?(笑)主題歌を本田美奈子が歌ってるんですが、彼女も天に召されてしまってそう考えると主題歌が何か切ないです…
Posted at 2010/09/14 23:12:12 | |
トラックバック(0) |
TVアーカイブ… | 音楽/映画/テレビ
2010年06月20日

父の日ですね…Kazunariです。
今日は父の日らしくキャラの立った父親が出るホームドラマを考えたらが“男!あばれはっちゃく”頭に浮かびました…(汗)
“男!あばれはっちゃく”は小学校5年生の主人公『桜間長太郎』が巻き起こす痛快ホームドラマで、関西は土曜日の夕方にやってたのですが、遊んで帰ってくると妹と毎週これ見ていました。当時小学校低学年だった僕はケンカも弱く腕っ節も無かったので、正義感が強くガキ大将な長太郎に憧れていました。そんな主人公・長太郎が学校や街で、事件に巻き込まれます。まず解決をこころみるのですが、そのやり方が事件をさらに深刻にするのです…家に帰ったら『母ちゃんただいま~』ってランドセルを放り投げたり壁に逆立ちするのを真似してオカンに怒られたなあ~(笑)
主人公の長太郎もキャラが立ってたけど、ガンコ一徹なオヤジの長治もキャラが立ってて長太郎が問題を解決しようと問題を起こすたびに『この大馬鹿野郎!』と殴り飛ばした後『てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ』って毎回言って最後は『このすっとこどっこい!』『おめーみたいな息子はもういらねぇ。どこえでも出て行きやがれ!』親子ゲンカするのがお約束でした。しかしこの言葉の裏にはわが子の問題も自分の事として悲しんでる我が子に対する愛情が入ってて、自分は父親ではないですが父親になったら不器用だけど人情の機微に溢れるオヤジになれたらとか今の自分がこのオヤジの世代に近くなってるんで考えます。目上の人にペコペコするくせに我が子に対してはエエカッコする所は正直チョット嫌やけど…(苦笑)父ちゃん役を演じた東野英心さんは初代水戸黄門役で有名な東野英治郎さんの息子さんで中学生日記の先生役などを好演してた矢先に50代で亡くなってしまいます。いい役者さんで人情ある市井の人を演じたらピカイチだったんで残念でした…
Posted at 2010/06/20 09:58:12 | |
トラックバック(0) |
TVアーカイブ… | 日記