
こんにちは、Kazunariです。
昨日の衆議院選挙に行かれましたか?一夜明けると気のせいか妙な静かさでした…結果はマスコミ等が『民主党300議席越えか?』とか言ってたので『300議席超えて政権交代かな…』くらい軽く考えてましたが、実際に選挙速報を見ながら公明党の党首や自民党の大物議員たちが持ってた議席がオセロゲームのように民主党に変わっていく姿に衝撃的でした。今までの自公政治に対しての鬱憤が溜まってたとは言いつつも、ここまで振れ幅が大きいと期待よりも不安というか怖さを感じたのも事実です。大阪のおばちゃん風に言うと『自民党にお灸をすえたってん…』みたいな感じかもしれませんが、お灸どころでは済まされない話になってきているのも事実で鳩山代表の顔もかなり引きつってましたからね~僕も一夜明けて新聞読みながら期待よりも今日の曇天の天気のようなドヨ~んとした気持ちが強いんですよ…上手くは言えないけどこの結果になって政権交代して負の部分を背負う責任がもてるかどうかみたいな…(汗)民主党で当選した人を見ると30代や40代の若い新人さんが多くて『何が出来るんやろう…』って思ってみたりしてると本当に有権者の一票って怖い。
いまさら言っても結果論になるけど、自民党は負けるべくして負けたんじゃないかな?って思います。前回の郵政選挙は一体なんだったのかを総括せず数の論理で押し切って首相も代えたら放り出し国民不在の好き勝手だと何時かはこうなりますよね…選挙期間中も民主党をマニュフェストを揶揄したアニメCM、民主党の悪口ばかりのビラを配りまくるといった“ネガティブキャンペーン”を繰り広げるという政権与党とは思えないやり方のオンパレードで『政策選択』とか言いながら民主党を批判するばかりの麻生総裁の演説も正直聞いてて辟易してました。政権与党は受けて立つ側なんだから横綱相撲で正面から受け止めて政策で勝負したらまだ傷が浅かったかも知れない気がするんですよね。ネガティブキャンペーンもいいけど、やりすぎはアカンですよ…麻生総裁の『敗戦の弁』をTVで見て聞いてましたが、福田前首相の『あなたとは違うんです…』の逆ギレ会見に近いキレっぷりで正直言って『なんやねん、これ?』って最後まで麻生さんは麻生さんでした…(笑)
あとはテレビ見てて違和感があったというか気分悪かったのは東国原宮崎県知事がTBS系に出てたのですが、今回のキーパーソンの一人で、ある意味“影のMVP”でアレコレ話題を振りまいて自民党をここまでにしておきながら『自民党に逆風が吹いた』とか『地方自治がどうこう…』などよくも他人事のようにシャーシャーと言えるなあ~って僕は気分悪かったです。TBSの選挙特番の視聴率良くなかったのは何か因果関係があるんじゃないかと思うんですよね~フジTVも視聴率がイマイチだったけど、画面が見づらかったのと演出が大げさじゃ無かったですか?
民主党がここまで国民の期待を受けてても、マニュフェストを見てて『こんなんホンマに出来るの?』って思うような内容もあるし政権交代してすぐに成果が出るとは思いません。しかし小松政夫ではないですが、なが~い目で応援していくしかないんでしょうね…しかし昨日はNHKでないですが、歴史が動きました。
毎日新聞からの引用です…
第45回衆院選は30日、投開票され、480議席のうち民主党が小選挙区と比例代表を合わせて単独で過半数(241議席)を大きく上回り308議席を獲得した。1996年の旧民主党結党以来、13年で悲願の政権交代を果たした。93年衆院選で自民党が過半数を割り込み非自民8党派による細川連立政権が発足したが、2大政党間の政権交代は戦後初めてで、戦後政治の大きな転換点となる。首相指名選挙をする特別国会は9月14日の週にも開会、民主党の鳩山由紀夫代表が首相に指名され、同党を中心とした連立政権が発足する。【高塚保】
与党は自民、公明両党で公示前の計331議席から計191議席を減らし、自民党は1955年の結党以来、初めて第1党の座を失う大惨敗を喫した。麻生太郎首相は30日夜、NHKの報道番組で「責任を負わなければならない」と述べ、自民党総裁の辞任を表明した。
自民党総裁の任期は9月末で、特別国会後に総裁選を実施し新総裁を選出する。来年夏の参院選に向け党勢の立て直しを迫られるが、新執行部にとって苦難の船出となる。
民主党は小泉改革で広がった格差への対策として、マニフェスト(政権公約)に子ども手当の支給、高校教育の無償化、農家への戸別所得補償、高速道路原則無料化などくらしを重視する政策を盛り込み、実現を訴えてきた。
前回の05年衆院選で民主党は大都市部で苦戦し、東京では菅直人代表代行の1議席しか獲得できなかったが、今回は21議席を奪取。首都圏の埼玉、千葉、神奈川でも復調を果たし、自民党が86年に獲得した戦後最多の300議席を上回った。
民主党は、すべての常任委員会で委員長ポストを独占したうえで委員の過半数を確保できる議席数である絶対安定多数(269議席)を超え、政権与党として安定した議会運営が可能となる。
民主、社民、国民新、新党日本の4党では319議席で、参院で否決された法案を衆院で再可決できる320議席には達しなかったが、民主系の無所属2人を加えると320議席を超えた。
自民党は景気対策の継続と自公連立政権の実績を訴えたが、国民の間に「政権交代」への期待感が広がる中、牙城としてきた地方の小選挙区でも多くの議席を失った。首相経験者では海部俊樹元首相が落選した。
公明党も「政権交代」ムードが高まる中で苦戦を強いられ、太田昭宏代表はじめ小選挙区で立候補した8人全員が落選。比例代表も公示前の23議席を下回った。
自公批判を前面に出したみんなの党は公示前議席を上回った。共産党は9議席、社民党は7議席を獲得し、それぞれ公示前議席を維持した。国民新党も政権交代選挙の中で埋没し厳しい戦いを強いられた。
今回の選挙では、比例代表で民主党の当選枠の数が立候補者数を上回るなど計4議席が他の党に割り振られる事態となった。民主党では比例近畿ブロックで2議席が自民、公明両党に振り分けられた。また、みんなの党では東海、近畿両ブロックで1議席ずつ獲得できる得票に達したが、重複立候補者が小選挙区で得票率10%に届かず、復活当選できず、東海は民主に、近畿は自民に回った。
Posted at 2009/08/31 13:20:35 | |
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