自作LEDリングライト

ＦＫ製エンジェルアイ・ヘッドライトは一応リングライトが付いているんですけど、T5のウェッジバルブでリング状のカバーを後ろから照らす“ナンチャッテ”仕様でした。
そこで、LEDのリングライトを自作することにします。
本当はCCFLを入れたいところですが、Ｈｉ側に適合するサイズを見つけることが出来なくて断念しました…。

用意した材料・道具は
・直径5mm×長さ1mのアクリル棒2本
・ハンダゴテ・ハンダ
・電源用コード（適当なもの）
・透明両面テープ
・スピーカー用小型平型端子
・平型端子用スリーブ
・LED
・はさみ、カッター、電工ペンチ等

※LEDはバラで用意すると色々めんどくさいので、僕はT5サイズのLED（SMDタイプ）をソケットから抜いて使用しました。
予め１２V仕様になってますし抵抗も組み込まれているので、並列・直列どちらで配線してもOKだと思います…たぶん(^_^;)

まずはお馴染みの殻割です。
これができないと先に進めません。
今回はファンヒータで温めてて分解しました。

そしてリングを作ります。
アクリル棒をオーブントースターで3分くらい熱してやると柔らかくなりますので、ライトの大きさに合わせて丸く成形します。
僕はガムテープを必要な大きさまでサイズ調整し、その外周にアクリル棒を巻きつけることによって円を作りました。

できあがったリングは、裏側半分だけに一周ぐるっと2mm間隔位で刻みを入れてやります。
このときにハンダゴテの先で撫でて溶かすようにすると、楽に刻みが入れれます。
ラフに作業しても、表側からみると結構きれいに見えますので安心してください。

んで動作確認。
こんな感じでリング状に光ります。

リングの両端はペーパーで均してさらにコンパウンドで磨いてツルツルにしておきます。
これをやっておくと光が真っ直ぐ入って、リング全体の光量が増します。

LEDは平型端子用のスリーブを短くカットしたものを使ってリングに固定しました（接着剤等は使ってません）。
その後コードをLEDの足にハンダ付けし、＋と－が接しないように絶縁しておきます。

リングライトが完成したら、ライトユニットに組み込んでやります。
コードはライトハウジングの目立たないところに穴を開けるか、適当な隙間を利用しますが、
僕のはナンチャッテリングの固定用穴が開いていたので、そこに通しました。
で、余分な穴はアルミテープで塞いで目立たなくしておきます。

できあがったリングを本体にセット。
大きさの微調整はオーブンで軽く温めることで可能です。
若干イビツな円になりましたが、ピッタリフィットしてます。
固定は透明両面テープ。

途中作業をかなり端折ってますが、一応これで完成です。

長い時間がかかり苦労もしましたが、自分的には満足いく仕上がりになったと思います。
なにより、楽しく作業できて良かったですね。

以下、関連ブログです。
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