シートカバー取り付け（NDロードスターSSP）

どーも！

シートヒーター必須、
オープンカーのレザーシートは夏に熱い、
ということでSスペシャルパッケージのシートヒーター付きにしましたが、
純正シートのショボさは以前お話しした通り。
※RSシートが色選択できれば良いのに

997カレラ、996ターボと、
ポルシェの純正本革シートに慣れてしまった身体には、
やはり物足りませんでした。

かといってフルバケも要らんよなぁと思い、
シートカバーを付けてみました。

ホールド力もですが、それ以上に車内を明るくしようと思った次第です。

買ったのはクラッツィオのスポーツラインです。



センター部は背面・座面ともにウルトラスエードで、周辺部はPVC。
PVCは合皮と言って良いのか分かりませんが革に見える塩化ビニルです笑

そのままでも取り付け可能みたいですが、
シートを外します。

アルピナ、M3、ポルシェとお世話になっているメカニックさんが、
「外せるものは外した方が作業は楽だし正確に行えるよ」
と言ってたのを思い出したわけです笑

で、NDロードスターのシートレールですが、
六角ボルトではなくまさかの逆トルクスのボルトです。
E12ってソケットが必要。



ストレート工具で買ってきましたよ。
家から10分のところにあり、良いです。
おかげで工具だらけ笑

E12ソケット単体がなく、
Eソケットセットを購入。また工具が増えました。。。



こんなソケット、他に使う機会ないと思うな。。。


手持ちの300mmエクステンションを付けて外します。



これが死ぬほど硬い。
ネジ止め剤でしょうね。

ラチェットではまず外せない硬さです。

テコの原理を使って、長めのレンチが必要です。
これを使いました。




車両内側のレール後方のボルトは、
工具を回すスペースがあまり無いのでこの工具では無理でした。
2シーターですもんね。。。

腕力ある方なら大丈夫かも笑

他の3本は体重かけて外せます。

で、手持ちの色々でこうなりました。

垂直方向の長さが必要なことと、
回転方向はテコの原理で力を生むために長いハンドルを。。。

外せました！笑

今後のために、
600mmのエクステンションを注文しておきました。
また工具が増えます笑


シートはE12ボルト4本外すだけですが、
シート下にカプラがあります。

これを外すとエアバッグ関係の警告灯がつくかも！？
サイドエアバッグあったよな！？
と思い、
バッテリーのマイナスターミナルを
外して作業しています。

カプラは、
写真のように、
①白い部分を引き出す
②マイナスドライバーを差し込み爪を押す
③グレーのカプラ本体を引き抜く
だけです。




シートはすげー軽いです。

E46M3の電動レザーシートをフルバケに交換したときは、
死ぬほど重かった記憶があります。

レールも飛び出ていて、
ボディを傷つけそうでしたしね。

その点、
国産車はレールもシート座面より飛び出ておらず、安全に作業ができました。

日本の設計はすごい！



あとはトリセツに従って座面、背面のカバーをつけます。

今回、最初は車載したまま取り付けはじめました。
運転席の座面の内側のフックを留める場所が分からず、見えず、、、
で最初の話に戻りますが、楽に正確に作業するために、外したわけです笑

で、ここが問題の座面内側のフック。



助手席は普通に引っ掛けられますが、
運転席にはその場所がないのです。

シートを外して分かりましたが、
このU字金具に引っ掛けられました！



これは車載したままの手探りでは、
無理やろー笑

さて、取り付け完了です。



シートベルトフックは、
一度外し、カバー装着後に取り付けます。

シートを外してしまえば、
シートの向きも自分の動きも360°自由なので、
所要時間は20分/脚くらいでしょうか。

日本の企業の車種専用設計の製品なので、
フィッティングも品質も申し分ありません。


車載します。

ちなみにシートレールボルトの締め付けトルクは、
37〜54N・mです。
トルクレンチで締め付けました。



まずは1脚。
ガラッと雰囲気が変わります。





明るくなりました。




やっぱりキャメルは良い色だな〜


白黒に差し色程度で、
社外から見ると爽やかな印象になります。









※幌やドアトリム、インパネ下部も合皮にしたいならば、
レザーパッケージVセレクション（ベージュっぽいタン色ですが）とか、
ブラウントップ等の限定車を、
迷わず買うでしです！笑


座った感じは、
スエード生地で身体が滑らず、
裏側のパッドがしっかりしており、
ホールド性も高まりました。

エアーランバーサポートも生かしてますので、
腰の張りも調整でき、
ドライブメインであれば、
これで良いかなと思います。


ヘッドレストスピーカー、
サイドエアバッグともに対応していますし、
2年間の保障付きは安心できます。



というわけでおしまい。

室内が明るくなりました！


では！