
一年間待ちに待った「Yokohama Hot Rod Custom Show」、行ってきました~!!
いやー、最高でした!!!!!!
会場となったパシフィコ横浜の駐車場には「青森」「岩手」「石川」「尾張小牧」「島根」「熊本」などのナンバーをつけた車がずらり。
これからしてもう既に熱いじゃないですか!!
こちらも、弥が上にも盛り上がってきます!
エレベータを降りてみると、すでに会場入口には長蛇の列!
会場内にはバイクもクルマもテンコモリで、展示車輌も物販ブースも東京モーターショウ以上に盛り上がってたんじゃないかってぐらいの熱気に包まれていました~。
やっぱこういうショウはよく出来てますね~。
ということで、いきなり主役にご登場願いましょうか!
はるばるアメリカからのゲストは、サザンロックバンドの大御所「ZZ Top」のギタリスト、ビル・ギボンズ所有の「Mexican Blackbird」♪
ここまで完成されたKustomは日本でもアメリカでも、ほとんどお目にかかることがないでしょうね~。
ビル・ギボンズはカスタムカーマニアとしても有名で、自己所有のホットロッドマシンをアルバムのジャケットやPVに出していることからも、彼のホットロッド愛が伝わってきます!

ベース車輌は「'58 Ford Thunderbird」。
オリジナルのよさを絶妙に引き出したカスタムが、ビル・ギボンズのセンスの良さを感じさせます。
まあ、私ごときが「センスが良い」なんていうのはおこがましいのですよ!!!
ブラック×ゴールドのやってはいけない定番ツートンにも関わらずこの仕上がり。
ライセンスプレートが「MEXBIRD」と、決まりまくっちゃってるわけです♪
で、Hotrod系筆頭がお馴染み(?)Pumpkin Sally製作の'32 Ford。
ワタクシ憧れの一台でございます。

チョップされまくったルーフ、Cピラーの旭日日章旗が泣かせます。
で、それを純和風に調理するとこうなる、と。

竹矢来や獅子脅し、浴衣のマネキンディスプレイとともに、「和」のテイストが随所に。
日本のカーショウなんですから、やはりこういうマシンを見たいわけですよ!!
また、それをメキシコ風に解釈するとこうなります。

うーん、アミーゴ!!!
クリアブルーのボンネットフードが秀逸ですねぇ。
でも、結局私の好みのスタイルはこうなってしまうのですね~。

屋根?
雨?
なんですかそれ??
で、1969年生まれマシンの特集ブースにあったのがこの'69 Dodge Dart。
ハイ、足元はR32純正ホイールで決めてます。

こういうアイディアが、Hotrod & Kustomの魅力ですね~。
そして、もう一台の釘付けマシンが、コイツ。
AMC AMX!!!!
日本にあったんだ~、それもこんなコンディションも個体が…

私、AMC大好きッス!!!!
ちなみに、コイツの足元はワタナベ8スポーク。
RSワタナベ、偉大すぎます。
で、私の夢の車がもう一台。
基本的にはヒップアップスタイルは好みではないのですが、このDodge Challengerはツボでした。
なんといってもグラフィックスが良いですよね~。

角型フォグもサイドマフラーもヴァイナルトップも、上手くまとまってます!
さて、国産部門にもこんな渋~いマシンが。

泣く子も黙る510ブルは、ハイテックチューンされて現代にも通用するマシンに。
FRブレーキにはCOXのキャリパーが奢られていました。
ちなみに、会場にはこんなマシンも。

Hotrod界の大御所、故Ed "Big Daddy" Rothの愛車だったHonda Civicです。
若かりし頃、エド・ロスはこのシビックで各地のカーショウを回っていたのでしょうねぇ。
シビックつながりでこんなプラモデルもありました。
細部まで作りこまれたこのシビックには、ファンタジックなストーリーがつけられていて、それがまたなかなか良い味を出しておりました。

ドラッグシュートは唐草模様という懲りよう♪
Hotrodとは対極にあるようなホンダの製品ですが、結構アメリカでは人気があります。
で、考えてみたら、本田宗一郎さんも魂はホットロッダーだったんだなあ、と。
「人と違う事がやりたい!」「やるなら究極を目指したい!」という気持ちは、まさしくホットロッダーのそれですよね。
人種が違っても国籍が違っても、ロッダーはロッダー。
それがホットロッドカルチャーの魅力なのです。
しかし、振り返って今のホンダは…ねぇ。
で、最後に今日のイチオシマシンをご紹介します。

遙々カリフォルニアからやってきたこの'55 Shevy BelairはGasser(ギャッサー)スタイルです。
Gasserとは、主に'50~'70のクラシックスタイルドラッグレーサーのことを指して、ストレートのフロントアクスルにリフトアップされた車高が特徴ですね。
ちなみに、このGasserのオーナーさんは、この6マイル/ガロン(2.4km/L !!!)のマシンを日々の通勤にも使っているらしいですよ~!
おまけに車内はスプリングの抜け切ったボロボロのノーマルシート+細いノーマルステアリング。
有り得ませんから!!!!
でも、こういうクルマを日常で乗ってしまうのが心意気なんでしょうねぇ。
というか、「危ないなんて考えたこともねぇよ!」って言われちゃうんだろうなあ。
このShevy、惚れた♪
いつもモータースポーツ漬けですが、たまにはこういうイベントも良いですね~。
勉強にもなりますし刺激にもなりますし。
うん、楽しかったです!!!
では「SAYANORA」!!!!
PS:ホットロッドやカスタムの世界は果てしなく奥が深いので、私ごときの浅はかな知識では信憑性などは求めるべくもありません。
なので、誤解・間違いを発見された方は、どうか「優しく」ご指摘下さいませ~!!