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2009年09月16日 イイね!

KKGK第二回 ~イタリア語など 数字編 「100」~

KKGK第二回 ~イタリア語など 数字編 「100」~Intelのブンカイクンがばらしているプジョーがどうしても205GTiに見えてしまう今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
これが205でなかったら、私もCMを見るたびに怒りを覚えずにすむのですが…
「もったいないだろうが!!元に戻せないなら分解するんじゃねえ!」と、いつも思ってしまいます。

さてさて、早速やってまいりましたKKGK第二回、今回は前回の「500」の残りの「100」を取り上げてみたいと思います。

イタリア語では「100」を表す「チェント」は「cento」と綴ります。
「5+100」で「チンクェチェント」ですね。
ということは、これと同様に「600」は「6+100」で「セ…」っと、これはまた次回という事で!

あんまり一気にやるとすぐ底をついてしまうのがKKGKのすごいところですので~。

「cento」もルーツはもちろんラテン語でして、ラテン語の「centum(ケントゥム)」がその語源です。
ちなみに、サンスクリット語ではशत(śata)で発音は「サタ」となるらしいです。

これがなぜか古代英語では「hund」になってしまうのですから不思議なものですよね。
こちらの派生はドイツ語の「hundert(フンデルト)」(Tassyさん有難うございました!)、英語の「hundred(ハンドレット)」ですね。

もちろん、同じラテン語族であるスペイン語の「ciento(スィエント)」なども「centum」からの派生でしょうね。

「100」はよほど便利な単位だったらしくて、私たちの身の回りにも沢山名残を見つけることが出来ます。
百分率を意味するパーセント「percent」や、1/100ドルの「cent(セント)」はもちろん、1/100メートルは「centimeter(センチメートル)」、1世紀は100年なので「センチュリー(century)」。

おぉ、ここでやっと画像とリンクしてくれました!

ちなみに、フィンランド語では100を「sata(サタ)」と言うらしいです(Gun-mega-16vさんアリガトー!)が、音だけでいえば「セント」のSとTが入ってるのも興味深いですね。
ってかサンスクリット語と一緒?!

で、ヒンディー語では「sau(ソー)」。
ご参考までに~。

また、同じラテン語圏では、カタルーニャ語で「cent」、コルシカ語・サルデーニャ語で「centu」となるそうです。


ところで、ヨーロッパでは方言がとても大切にされております。

というか、その思い入れは方言というレベルを超えていますね~。

例えば、バルセロナはカタルーニャ地方にあるのですが、バルセロナでは「カタルーニャの人はカタルーニャ人であってスペイン人ではない」という人々の気持ちが凄く強いです。
カタルーニャ語はカタルーニャ州ではちゃんと公用語に指定されてもいます。
カタルーニャサーキットの注意書きなどの看板は、全て「カタルーニャ語」「スペイン語」「英語」で書かれているのはその表れですね。

また、世界トライアル選手権での無敵の現チャンピオン「トニ・ボウ」はこのカタルーニャ州出身ですので、応援にはカタルニャ州旗がはためきますし、一方では、F1チャンプ「フェルナンド・アロンソ」の応援には、スタンドが水色に黄色十字も鮮やかなアストゥリアス州旗で埋め尽くされます。
同じスペイン人だからといって、アロンソの応援でカタルーニャ州旗でも振ろうもんなら、それは明らかに喧嘩を売っているとしか見えないのでしょうね~。
ならば、普通のスペイン国旗を振るほうが無難ですー。

ちなみに、もちろん片言でもカタルーニャ語で話してあげたほうがカタルーニャ人は大喜びしてくれます!
そんな強烈なまでの地元愛があるというのも、なんだか羨ましくなったりして。

ところで、この「カタルーニャ」、カタルーニャ語では「Catalunya」と綴りますがスペイン語(=カスティーリャ語)では「Cataluña」となります。
「ñ」はスペイン語の特徴でもある「ニャ」「ニュ」「ニョ」と発音されるコブシの効いたナ行の音なので、このローマ字が出てきたらコブシの回しどころです~。

間違っても「カタルニア」とか「カタロニア」とか、英語風にさらっと発音してはいけません~♪


相当脱線してしまいましたが、「100」はイタリア語で「cento」、スペイン語で「ciento」、フィンランド語で「sata」。
…そういえば、フランス語ではどう言うのでしょうね?

ということで、また次回~!
Posted at 2009/09/16 01:18:59 | コメント(5) | トラックバック(0) | カーキチ語学講座 | 日記
2009年09月13日 イイね!

KKGK第一回 ~イタリア語など 数字編 「5」~

KKGK第一回 ~イタリア語など 数字編 「5」~本日は、カミさんが喉の風邪をひいております。
なので、SuperGTにも行かず、家でゴロゴロしております!
久しぶりの家ゴロ。
たまにはいいもんですね~!

さて、日頃「勉強」と名のつくものが大嫌いであっても、車がからむとすんなり頭に入ってきちゃったりすることってありませんか?
私はめちゃめちゃそういう体質です。

で、そんな私は、先日シモジマトーチカさんのブログを拝見したときに、コドラのナビを必死で聞き取ろうとしていた自分に気がつきました。
学校での授業では絶対にこんな真剣にやらなかったというぐらい…

好きこそ物の上手なれというか何と言うか…
ただ、「クルマ好き」ってことが他の興味にも繋がれば、更に豊かな趣味になると思うのです。

ということで、思いつきではじめてみるこのシリーズ、超不定期連載クルマバカのための語学素人によるテキトー語学講座、略して『KKGK(カーキチ語学講座)』です。

記念すべき(?)第一回目は、イタリア語 数字編「5」をお送りいたします。

いきなり「5」から始まる辺りがすでにテキトー。

しかーし、「5」は今、イタリア語の数字で一番旬なのは間違いなし!!
それはもちろんあのルパン三世の愛車でもある名車「フィアット500」の復活によるものですね~

いろいろなメディアのお陰で「500」を「チンクチェント」と読むことは、だいぶ浸透しましたね。

チンクチェントは「5」を表す「チンク」と「100」を表す「チェント」に分けることが出来ます。
その「チンク(cinque)」の発音は正確には「チンクェ」に近いです。

イタリア語は綴りの通りに発音すれば、ほぼネイティブな発音になるので、その点は結構ラクなのです。
ただ、「ci」は「チ」、「ce」は「チェ」と発音するのに対して、「ca」「cu」「co」はそれぞれカ行の「カ」「ク」「コ」と発音する点が注意ですかね~。
「cinquecento」には「チ」と「チェ」が含まれておりますねえ。

イタリア語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語はラテン語四天王なので、語源はもちろんラテン語ですね。
ラテン語の「5」は「quīnque クィーンクェ」というらしいです。
確かに名残がありますねえ。

また、「5」はフランス語でも負けず劣らず有名です~。
もちろんルノー「cinq(サンク)」ですねぇ。

ちなみに、スペイン語では「cinco(スィンコ)」になります~。
この「ci」「ce」は、スペイン語では「スィ」「スェ」になります。
便宜上この書き方をしておりますが、本当は日本語表記不可能な「TH」音になります。

ということで、第一回「5」編、お送りいたしました。

ちなみに、興味はあるもののどこから手をつけていいか分からないフランス語、ドイツ語やフィンランド語、ロシア語などの情報もお待ちしております~!
Posted at 2009/09/13 17:08:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | カーキチ語学講座 | 日記

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