
ここ1週間、毎晩ブログ書いてる途中で落ちてました(苦笑)
体力の回復が遅くなってますな~。
なさけなや。
ということで、なんとか初の林道イベントも無事に終える事が出来、素晴らしいエントラントの皆様には感謝感謝でございます!
遅ればせながら改めまして、エントラントの皆様、ご見学の皆様、お疲れ様でした!
そして、ご参加いただきまして本当にありがとうございました!!
また、お手伝いいただきました奥様方にも深くお礼申し上げます!!
ということで、スベルノスキー・ラリーを振り返ってみたいと思います。
と思ったのですが、すべてが見渡せない林道ステージ、おまけに当日もドタバタで全然どんな状況だったか分からないのですよ~(汗)
なので、その辺りの詳しい模様は皆様の濃ゆ~いブログをごらん下さいまし~♪
で、私はイベントの裏側などをご紹介してみましょう!
私が初めてK's Factoryの鈴木さんにお目にかかったのは、「ラリー北志賀」でタイム計測のお手伝いいただいた時にさかのぼります。
そのあと、グラベルのヒルクライムにA/m/sさん経由でお誘いいただいたり、鈴木さんがナビで出られていたラリー北海道でお会いしたりしておりました。
一方で、鈴木さんはスキー場のゲレンデを使用した前述のヒルクライムや、林道を閉鎖したターマックヒルクライムなどを開催されてらっしゃいました。
そんな中、冬に他の地域とは違った特色あるイベントを開催したいと思ってらっしゃった木曽の地元の方の思惑と、鈴木さんの独自性のあるイベント構想とが合致して、今回の「オールジャパン御岳スノーフェスティバル」開催という運びになったということです。
ところで。
RFANとして2年間、やれる範囲でいろいろイベントを開催してきたのですが、基本的には「用意された場所で走るだけ」とならざるを得ませんでした。
ま、もちろん個人主催ではこの辺りが限界なのですが。
例えば、「公道占有許可申請」なんて、個人の遊びでは絶対出してくれません。
というか、手続きに行って何度も説明する時間すら捻出できない(笑)
JAF公認クラブですら、警察署への説明や地元の役場の方たちとの連携など、それはそれはご苦労の連続でようやく許可が下りるというレベルです。
マラソンなんて、簡単に日中から道路封鎖できるのにね~!なんて、いくらイジけてみてもこればっかりは仕方ありません。
そういう国なんです。
モータースポーツは文化だ!なんて一部のマニアにしか通用しないのです、今はまだ。
そんな中で開催できた今回のイベントは奇跡だと思うのです。
木曽町の皆様の多大なるご理解と、K's FACTORYさんの継続してきた実績とがあって初めて開催できたのだと思っています。
当日も申し上げましたが、K's FACTORYさんの凄いところは「走れる場所を自分達で作ってしまおう!」を実践されているところです。
それも地方自治体から直接ご理解を頂いて。
こんなショップさんって他にありますか。
少なくとも私は知りません。
なので、RFANにユルイベント担当で~、とお声をかけていただいたときは本当に嬉しかったですし、身が引き締まる思いでした。
K'sさんのイベントが成功してもRFANでトラブルが起きれば、すべてK'sさんにご迷惑がかかるわけですから。
事故が起こったら = 来年以降はナシ!
住民の方から苦情がきたら = 来年以降はナシ!!
ゴミをポイ捨てして帰ったら = 来年以降はナシ!!!
何かあれば来年以降はナシ!になるかもしれない。
そう思うと、いろいろと緊張したわけです~。
今回のスベルノスキー・ラリーは無事に終える事が出来ましたが、オフィシャル側としては反省すべき点も多々あります。
例えば、安全の確保の為にコース中間にトランシーバー持った人間を配置する、とか。
スタック車両の救出にはやはりクロカン四駆が必要かな、とか。
でも、残念ながら、そういうことには全て出費がついて回るわけです。
RFANの例は卑近すぎましたが、例えば今回の除雪はほとんどK's FACTORYさんでご用意いただいたブリザード排土板仕様と、パジェログレーダー仕様(画像)とで道を切り開いていただいたのです。
これをもし、本格的な除雪車を頼んだら、除雪だけで一本のコースで軽く7ケタ行くらしいです。
ということは、ざっと考えて、1シーズンで延べ数百台の参加が必要になります。
さらに、圧雪路をどうやって作るかという話もあります。
イベント後の補修をどうするんだ、という悩みもあります。
ターマックサーキットは一度コースを作ってしまえばそれでオシマイ。
でも、グラベルは毎回毎回路面の補修を入れないと使い物にならなくなってしまいます。
ましてやスノーは、そもそもイベント開催期間が圧倒的に短いです。
更に輪をかけて難しいのは、圧雪路は「多少の非合法を覚悟すれば」タダで好きなときに走れてしまうことです。
じゃ、お金払っていただいてまで走行会で走っていただく価値はどこにあるのか、と。
それも、競技会じゃなくてRFANのユルイベントに。
これは、イベント前からずっと思っていた課題でしたし、いまでも解決していません。
イベント前も今も、ずっと不安なままです。
だから、なんとなく今でもイベントが続いているような気さえしております。
自分で書いていて支離滅裂な文章だと思いますが、自分の頭の中もやはり整理できておりません。
「スベルノスキー・ラリー」は、すごく勉強になったし、すごく悩みの多いイベントでした。
ただ、とにかく来年も沢山の方にお越しいただきたいですし、お越しいただいた方には思う存分イベントを楽しんでいただきたいと思います。
そしていつか、「第一回はバタバタで大変だったね~!」と笑って語り合える日が来ることを心から願っております。
今回お越しいただきました皆様は、ひょっとしたら日本のウィンターモータースポーツの転換点にお越しいただいていたかもしれません。
いや、そう思えるようにするかどうかは、今後の頑張りにかかっているのでしょう。
微力ながら出来る範囲内で頑張っていきますので、今後ともお付き合いのほどをよろしくお願い致します。
最後になりますが、ご参加いただきました皆様に改めて感謝申し上げるとともに、イベントの締めのご挨拶とさせていただきます。
本当にありがとうございました。