~VEGLIA FLASH修理~
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
先般、表示しなくなったVEGLIA FLASH。早速取り外して中を見ました。
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基板を取り外して内部を見ると1箇所ケースが変色していました。
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表から見るとくぼんでいます。この直上が熱を持った箇所でしょう。
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基板を見るとLEDのセグメント駆動用トランジスタが1ヶ昇天していました。また、抵抗も2本焦げていました。抵抗はカラーコードを見ると茶、黒、黒、銀で10Ω。念のためテスターで測定すると20Ωを示しました。発熱で色が変わってしまったのか、それとも誤差なのか?問題はトランジスタで外国製なので当然手持ちはありません。付いていたものは「BC337」でネットで互換品を調査すると「2SC1815」が使えそうでしたので部品箱から探しだしました。
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基板裏側です。一部半田が溶けており、ケース内部を熱したような痕跡があったので基板クリーニング用ツールでクリーニングをしました。どうも原因はLED表示基板と本体基板を接続しているジャンパー線のランドからリードが出ており、はみ出したリードとLEDマップランプ配線の熱収縮チューブを突き破って?半田付けで接続した部分とショートしたようです。リードはニッパーで短くカットして更に、LEDマップランプの配線を絶縁テープ2枚貼りで保護しました。
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交換する部品は抵抗10Ω/2本とトランジスタ2SC1815/4本です。
昇天したのは1ヶですが予防保全の意味で4本交換しました。抵抗は手持ちの金属皮膜抵抗 精度1%を使用。しかしトランジスタだけはすんなりボルトオン?で交換はいきません。ピンアサインが一部違うので足を曲げて加工します。BC337は1番 エミッタ、2番ベース、3番 コレクタです。2SC1815は1番 エミッタ、2番 コレクタ、3番 ベースになっているので足を「曲げる」、「かわす」、「伸ばす」などして2番と3番がショートしないように手動変換しないといけませんでしたのでピンセットと先細のラジオペンチを使って加工後、半田付けしました。
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画像が前後しますが基板の右下にある4つの黒い物体が交換するトランジスタです。LSIだけは型番をググっても出てきませんでしたのでこれが死んでいたらおしまいです。
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交換していよいよ電源ON。すると見事によみがえりました。やれやれです。
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