
今回で3代目となる新型フリードの発売が6月末付近との事で、5月上旬に私のS660もお世話になっている嫁車フリードを購入したディーラーから先行商談の案内が送られて来ました。しかしながら嫁は既にYouTubeで新しいモデルを見て、イマイチ見た目が気に入らなかったらしくリーフレットは未開封で放置されていました。
私個人的には、現行ステップワゴンの様にシンプルですっきりしたやや懐かしさも感じるスタイリングが結構いいな、と思いましたが、上の息子は大学2年生、下の娘も今春高校生になり、これから教育費がどんどん増えていく状況下で新車買い替えは当面難しいだろうなぁ、と半ば諦めモードでした。
そんな中、嫁がふと「子供達にかかるお金の事を考えると、車みたいな大きな買い物をするタイミングは今年か来年しかない!」と言い出しました。
次期嫁車は新型NBOXのターボモデルか、ジムニー辺りがいいかも、などと維持費の安い軽自動車乗り換え前提で勝手に妄想していたのですが、嫁的には実家の家族を乗せて出かける機会があるため4人乗りの軽自動車では困る可能性がある事、そして運転免許を取得した長男が1人で運転するようになり、衝突安全性を重視して次の車も普通車にしたいとの意向でした。
このため情報収集を兼ねて、私1人で5月中旬に先行商談会に行ってみる事にしました。(嫁が行くと即断してしまう可能性もあったので。)
営業さんに色々とお聞きする中で、5月中旬時点で既に直近のオーダー枠が埋まってしまっており、納期は9月から10月くらいになるとの話を聞きました。
取り敢えずの見積書(AIRのハイブリッドの6人乗りで、ナビは最高価格と中間のモデル、下取は参考価格で)を作って貰って一旦持ち帰る事にして、帰宅後嫁にお伺いを立ててみました。
嫁が自身で購入する車なので私に決定権は無いのですが、どうせ購入するなら今のフリードと同等の装備が付いているグレードにしておかないと絶対に後悔するだろうと思ったので、グレードやナビを含めてとにかく安く済むモデルで良いと言う嫁を必死に説得、力説して、グレードは6人乗り二駆のハイブリッドEX、ナビはドラレコ付き9インチでマルチビューカメラシステムや後退出庫サポート機能を備えたモデルを軸に詳細を詰める事にしました。
ディーラーオプションはフロアマットとETC、延長保証と2回目車検までの点検パック、そして今回は納期が未定で、納車された後わざわざ遠方にあるコーティング専門店に持ち込む事が億劫だった事もあり、割高ですがディーラーにてガラスコーティングも施工してもらう事にしました。
また、youtubeで紹介されていた純正オプションバンパーの見た目が今のフリードに通じるデザインであり、嫁的にはこれだけは譲れないとのことだったので、結局バンパー代は私が小遣いから捻出する前提で一気に買い替えモードに移行しました。
しかしながら当初提示された見積書では乗出し総額420万円以上(最上位機種となる11インチのナビの場合430万円オーバー)と、もはやコンパクトミニバンの価格帯を逸脱する金額でした。
嫁が最終的に決断する金額のラインは、「現在乗っているフリードの下取分を差引いた追金が300万円以内で」と断言した事もあり、翌日ディーラーの営業さんにアポを取って、装備、オプションの見直しを含めた相談をしました。
当初の見積書は予め気になったオプションを全て盛り込んでおいた(ETCを見積に入れ忘れるという営業さんの痛恨のミスがあり、更に2万円以上高額になりました。)ので、無理に最初から付ける必要がないと思われるオプションの見直しを行いつつ、年式と距離だけで暫定的に算出した下取り車についても、現車を持ち込んできっちり査定をしてもらった結果、なんとかギリギリで持ち出し300万円以内に収める事ができました。
その見積書を再度持ち帰り嫁に了承を得た上で、5月26日に予約金の10,000円を収めて無事予約を完了しました。
この時点で既に納期は12月、場合によってはもっと先になるかもしれず詳細ははっきりお伝えできないと言われており、未だ納期見込の連絡が入らない事からもっと伸びてしまう可能性もあります。予約が1週間遅れただけで2ヶ月納期が伸び、現在進行形でハイブリッドAIR EXの納期は特に伸びている様なので、正式発売後の納期は凄いことになるかもしれません。
良く考えてみると、現行モデルはすでに登場から8年目というかなりの長寿モデルであり、事実上のライバルがトヨタのシエンタしかない事もあり、今回のモデルチェンジで新型に乗り換えを検討する層はかなり多い事も容易に想像できます。
なお、2代目フリードは約8年落ちであっても未だ驚くほどのリセール(嫁車はワンオーナー無事故かつ走行距離4万km代という好条件な要素もありますが)を誇りますが、ハイブリッドモデルはミッションがDCTで故障時の高額修理費の不安も大きく、この点が我が家では乗り換えを後押しする要因の一つになりました。
そして今回の先行予約により、結果としてフリードについては初代から3代続けて全て現物を見る事なく注文する事となりました。全く覚えていませんでしたが、過去の投稿を見ていてみんカラを始めたきっかけが初代フリードを予約したことだった様なので、改めて感慨深く思います。
ただ、これまでフリードだけで15年以上乗り続けてきて、嫁も私も車のサイズ感や使い勝手に慣れきってしまった事もあり、特に不安は感じてはいません。
とはいえ、6月下旬の発売後にディーラーで現車を見る事ができるようになるよりも先にせめて一目実車を見ておきたいと思い、県内で先行展示をしているショッピングモールやディーラー等を調べて、やっと某ディーラーに展示してある現物を直接見て、触れることができました。
残念ながら展示はクロスターしか無くAIRは写真しかありませんでしたが、運転席や後部座席に座ったりエンジンルーム等を覗いたり、その他細かい部分をじっくりと観察することができたのは良かったです。
実車に触れてみた感想としては、特に運転席に座ってみた際、「今の車とあまり変わり映えがしないなぁ」というのが第一印象でした。
運転席周りを含め内装の質感は上がり当然良くなったのですが、様々な部分の操作感はほぼ一緒であった為当然といえば当然なのかもしれません。
残念ポイントとしては、ドア内張などの薄いぺらっとしたプラスチック感が今のフリードや私のS660と変わらず、この部分はもう少し肉厚な素材にするだけでも随分と印象が変わるのになぁ、と少々残念に感じました。
外装は全体的にまとまっていて良いと思いました。写真やYouTube動画で見るよりも実車は格好良いと感じられる方が多いのでと、思います。
個人的に気になっているのはオプションのテールゲートスポイラーで、この手のパーツに嫁は絶対お金をかけないと思われるので、フロントバンパーと同様私自身で金策せざるを得ない点が悩ましいですが、ディーラーオプションなので、発売後現物を見てから判断したいと思っています。
なお、ドア内張に限らず、内装部品の多くはホンダ車でお馴染みのプラ素材ですが、少々傷が目立ちやすくなった様な気もします。写真は後席の乗り降りの際に靴が当たる部分なので傷汚れが付いて当然の部分ではありますが、写真を撮り忘れましたが他の箇所でガッツリと傷が付いている部分があり少々気になりました。
思い出補正かもしれませんが、昔乗っていたオデッセイ(RA6とRB1)などは、2台とももう少し分厚いプラスチック素材で、傷も目立ちにくかった様な気がします。↓
タイヤサイズは現行フリードと同じだったので、昨シーズン購入したばかりのスタッドレスタイヤを無駄にする事なく活用することができそうな所が嬉しい限りです。ホイールオフセットは現時点で不明ですが、スタッドレス用車外ホイールは格安ノーブランド便で元々内側に入り込み気味だったので、ハミタイの心配は無さそうであり、問題なく装着できるものと信じています。
また、現在装着している車外品のステップマットは多少形状が違っているとは思われますが大幅なカット加工等しなくても多分流用できそうなのと、OBD接続のレーダー探知機も最新である必要はなく、上手くいけば現在の様に電圧やエンジン回転数等、様々な情報を表示できたりすると楽しい上に便利なので、こちらも流用できることを願っています。