ヘッドアップディスプレイ設置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
僕のINFINITI FXのスピードメーターは、
外側がマイル表記で内側がkm表記なんですが、
そのKm表記が、小さくて見難いです。
で、速度表示機能付きのレーダー探知機を装着し、
スピードメーター代わりに使ってましたが、性能が良すぎるのか、
取り締まりに無関係な電波を拾いっぱなしになって、
全く速度表示に切り替わらない時が多々ありました。
そこで、Z32時代に愛用していたヘッドアップディスプレイを設置することにしました。
フロントガラスに速度を投影する機器です。
機種は、日本精機(Defi)のVSD BASISです。
このVSD BASISをはじめとして、フロントウインドウに投影するタイプは現在生産終了です。
今は表示スクリーンと一体になったVSD Xというタイプが売られています。
これはこれで戦闘機みたいでカッコいい機器です。
表示部は本来青色のスケルトン仕様だったんですが、
趣味に合わなかったので、つや消し黒に再塗装しました。
2
VSDの配線は、「速度信号」「IGN信号」「アース」のみと、簡単です。
回転信号に接続すればデジタルタコメーターとしても使えるんですが、
僕的には不要な機能なので、
今回は回転信号には接続しませんでした。
各信号はどこから取ってもよいですが、
今回は、ナビ取り付け時に運転席足元付近に移設していたエアコンアンプから、
各信号を取り出しました。
3つあるコネクターのうち、
真ん中のコネクター(写真で赤丸で囲ったもの)に繋がるハーネスから、
「速度」「IGN」「アース」信号を取り出します。
3
そのままフロントウインドウに投影すると、
フロントウインドウが合わせガラスになっている為、
表示がブレます。
見えなくはないんですが、はっきり見えた方が精神衛生上よろしいので、
速度が投影される部分にウインドウフィルムを貼り、
ブレを防止することにしました。
ちなみに、フロントウインドウにフィルムを貼ると、車検はNGになる上、
ディーラーでの整備も断られるかもしれません。
まあ、このくらいの大きさのフィルム貼りは大した作業じゃないので、
有事の際は剥がして、再度貼り直せばいいだけの話です。
フロントウインドウにマスキングテープを貼って、
フィルムの大きさや位置を決めます。
あんまり表示の大きさピッタリにしてしまうと、
シートの位置を変えたりした際にドラポジがずれて、
速度表示がフィルムからはみ出してしまうことがあるので、
多少余裕を持った大きさにするのがコツです。
位置と大きさが決まったら、型紙を作ります。
4
型紙に合わせて、フィルムを切り出します。
フィルムは、本来ならばVSD購入時に付属するコンバイナフィルムを貼るのですが、
中古でVSDを購入すると大概付属してません。
そんな場合は、普通のウインドウフィルムでOKです。
透過率が低い(色が薄い)物を使えば、前方視界への影響は最小限に抑えられますが、
日中(炎天下)時の速度表示の視認性はイマイチになります。
なので、多少前方視界に影響が出るのは覚悟の上で、ある程度黒いスモークフィルムにしました。
これだと、炎天下の日中でもきちんと速度が視認できます。
型紙に沿ってフィルムを切り出します。
四隅は丸く面取りします、こうすると、貼り付け後フィルムが剥がれ難くなります。
5
フィルムを貼る周辺にウエスを敷いて、
フィルム貼り液を散布。
すぐさまフィルムを貼り付けます。
フィルムが張り付いたら、まずは大雑把に空気を抜き、
ガイドに使ったマスキングテープを剥がします。
あとは、丁寧に、ゴムヘラ等で空気を抜いていきます。
このくらいの大きさのフィルムなら、特に問題なく綺麗に空気が抜けます。
空気の抜け具合は、車両の外側から見ても確認しましょう、
外から見ると車内からは気付かない気泡が残っていることもあります。
6
VSDにはコントローラーユニットがあり、
これで、初期設定やマイル/Kmの切り替え、輝度調整をします。
ひとまず写真の場所に設置しましたが、
一度設定するとその後設定をいじることは殆ど無いので、
いずれ見えない場所に移設しようかと思います。
7
昼間。
写真を撮った日は雨で薄暗かったので、速度表示がハッキリ見えてますが、
炎天下の日でも、ちゃんと視認できます。
フィルムの色が少し濃い目ですが、
大きさは最小限な上、フィルム背後の風景もきちんと見えているので、
実用上影響は殆どないです。
表示部は、レーダー探知機の奥に設置し、目立たなくしました。
8
夜間。
速度がクッキリ見えて、カッコよいです。
このサイバーな感じがたまりません^^
前方を見ながら、最小限の視線移動で速度が確認できるので、かなり重宝します。
特に夜間の運転はとっても楽です。
オススメの一品です。
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