
無事車検完了しました。
(写真は、お土産に頂いたブツ。味千ラーメンは自分で購入しました。)
15日の朝から高速バス「りんどう号」で熊本へ。
12時過ぎに熊本に到着し、バス停で整備士さんと合流し、工場へ。
(バス停へのお迎えは、車検が完了したばかりのシャリオでした。)
今回、足回りリフレッシュの続きと、エンジンマウント、ISCサーボ、冷却水配管の交換をしました。
足回り関係では、
フロントロワーアームのゴムブッシュが切れており、内筒が回る状態になっていました。
このまま放っておけば、どんどんゴムブッシュが削れてガタガタになるそうです。
また、フロント右の
スプリングアッパーシートの頭が異常に磨耗しており、バネが縮んだ際に異音を立てていました。
左側はまともだったので、おそらく、
ストラットタワーバーの取り付けミス(ストラット取付ナットが浮いていた)の際に傷んでしまったのではないかと考えています。
ショックも新品になり、車の動きがぐっと良くなりました。レーンチェンジしても揺り返しが来ることもなく、オンザレールで走れます。帰り国道57号でのレーンチェンジが楽しいこと、楽しいこと。
純正新品への交換ということで、ガツガツした硬さはありませんが、割としっかりした足になったと感じました。
車高はますます上がりましたが・・・(汗) (以前)
エンジンマウントは、エンジンの前後にある2個のみ交換。
ここは排気管のそばにあるため、熱の影響を受けるほか、横置きエンジンのため、前輪の駆動力の反力を受けます。
損傷はありませんでしたが、交換してエンジンの振動がマイルドになったように思います。
4G64用のエンジンマウントは、ダイナミックダンパーが取り付けられており、より制振効果が期待できましたが、4G63ターボでは、ダイナミックダンパーとターボのアクチュエータが干渉するので取付不可のようでした。(4G63NAならいけるかもしれません。)
4G63エンジンの泣き所である
ISCサーボも今回交換しました。
これでアイドル不調、サーボ故障によるECUへの飛び火もしないでしょう。
対策品に交換して、旧品は不要になりましたが、故障している訳ではなく、もったいない。
万一のときに備えストックしておきますので、必要な方は御一報頂ければ差し上げます。
冷却水用のホースはいたるところ痛んできています。
今回交換した
ターボの冷却水ホースは、ホースバンド近辺から膨らみ始めていました。
このまま放っておけば、膨らんだところから破れ、冷却水ダダ漏れの後、オーバーヒートへ繋がります。
また、
ラジエターロワーホースも弾力がなくなって、ホースバンドが食い込み、冷却水漏れを起こしていました。急遽部品を注文してもらい、車検中に交換することができました。
他にも、オイルフィルタ付近の2本はそろそろヤバイ状況。サーモケースのOリングも水圧試験中に漏れたので、液体パッキンで応急処置している状況。
水廻りは漏れたらオーバーヒートに繋がるので、早急な対策が必要です。
(ホースやOリングは数百円ですので、早いとこ取り替えます)
一通り説明して頂いた後、料金をお支払い。
コレだけ作業して貰って、さらに車検費用も込みで考えると非常にお安くして頂きました。ありがとうございます。m(_ _)m
船の時間までまだ時間があるので、
オーディオ配線の整理を実施。
「動くワイヤの上を配線通しちゃいかーん!」とばっちり指摘されてしまいましたので、センターコンソール内の配線を整理。
オーディオも簡単ながら設定を調整して頂いたようで、今までとは比べ物にならない音質で鳴ってます。
しかし、配線の関係上、30Aまでしか流せないので、現状アンプは1台のみしか駆動できず、ウーファーを鳴らせません。
という訳で、整備士さんとお別れした後、長崎には無い「超自動後退」に寄って、整備士さんオススメのオーディオテクニカの
4ゲージパワーケーブルをGET。これなら80Aまでは流せます。しかしながら、線径が10mmくらい有り、配線作業は超大変そうです。
その後、九商フェリーに乗るため、国道57号線を利用して熊本港まで移動。周りの車が異様に少なく、4車線の道でレーンチェンジし放題。足回りの動作確認にはもってこいで、「おお~揺り戻しが無い!」と感動しながら港到着。
しかし、表示板に時刻表示が無い・・・!
係員さんが駆けつけてきて、「今日は有明海のフェリーは暴風雪のため全便欠航です。明日もほぼ欠航確定です。」とのこと。
確かに、熊本市内は静かでしたが、海沿いに来るとかなりの風が吹いています。
有明海のフェリーは浅い海を航行するため、喫水が浅く、風が吹くとすぐ欠航になる・・・とは聞いていましたが、市内と海沿いでこんなに風が違うとは・・・
仕方なく、陸路で帰ることに。
熊本の整備士さんに連絡を取ると、一緒に味千ラーメン食べに行こうということで、再び工場へ戻り、合流して
味千本店へ。高菜ラーメンおいしかったです。ご馳走様でした。(奢って頂きました。ありがとうございます。)
その後、益城ICにてお別れし、高速で長崎を目指します。
速度規制80km/hで、大分道に至ってはほとんど通行止めの状態。
天候はさらに大荒れ。北熊本SA付近で急に雪が強まり、吹雪の中を走る状況となりました。
鳥栖を越えて長崎道に入るくらいで一旦天候が回復し、やれやれと金立SAで休憩。
しかし、その休憩がアダとなり、武雄北方ICを通過する目前で「この先通行止め。ここで降りよ」の文字が・・・
仕方なく、武雄北方ICで高速下車。長崎までは国道34号線を使って帰ることにしました。
しかし、佐賀と長崎の県境は峠になっています。嬉野を越えて、俵坂峠の上りに差し掛かった所で路面が凍結状態。ちょっとでもブレーキを踏むとズズズズと車がコントロールを失う状況となり、これ以上進むのは危険と判断。(4WDなので登ることは出来ても、下りの保障は無い。しかも、長崎側の下りのほうが道が曲がりくねっており、ブレーキ使用の可能性大)
今まで登ってきた道を引き返すことにしました。とりあえず、少しでもグリップ力を稼ぐため、
タイヤの空気を200kPaくらいまで抜いて走行し、(←これは意外と効果がありました。)武雄駅前のホテルで一泊。(6000円とちょっと高いが、車検で安く上がったのでその分で帳消し)
翌日もチェックアウトの10時まで待っても高速復旧の目処が立ってなかったので、県道28号、国道498号を使って鹿島市へ抜け、海沿いの国道207号を使って長崎へ帰りました。
長崎へは午後2時ごろ到着。
昨日の夜は8cmの積雪があったとのことで、無事に峠を越えていても、たどり着くのは大変だったかもしれません。
当然ながら融雪剤まみれとなりました。ロワーアーム等、交換した部品はまだサビ止めを塗っていないので、とりあえずは
高圧洗浄機で下回りを流しておきました。
雪の中の洗車は寒すぎです。気温的ににも、人の目的にも・・・
雪道の運転は気を使います。疲れました~。
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