ステアリングを下げるスペーサーはよく選べ。

シートを座面の低いセミバケやフルバケに交換したりすると、気になり出すのがステアリングの高さ。

スバルはヴィヴィオのE型からプレオ、R1･R2、ステラとチルトステアリングの設定がありません。

なので、スペーサーを挟んでステアリング位置を下げるのが定番となっているワケですが、ステアリング剛性を落とさない為にも、使うスペーサーはちゃんとしたモノを選ぶ必要がある。

選択したのは、ホームセンターで売ってる8×40のスペーサー。

これを4枚積んでテープで固定し、8mmの厚みにしたモノを作った。

40mmもある大きなスペーサーを選択しなければならない理由は、ステアリングシャフトが結合されている部分を見れば解る。

結合部の当たり面を極力減らさない為だ。

20mm幅のワッシャー入れて調整するのは愚の骨頂、やるなら取り付け剛性くらい考えないと駄目だと思う。

この大きさのスペーサーだと結合面積を大きく確保出来るので、ちゃんとした取り付け剛性を得られる。

これを手前4枚づつのもの2個、後2枚づつのもの2個を挟んで固定して終わりです。

手前側に8mmも積むと、コラムカバーとアンダーカバーの隙間は全く無くなります。

でも多分、10mmまでなら無理な加工なしでイケそうな…。

ステアリングの位置は、ここまで下がります。

流石にここまで下げると、色々特典がつく…上コラムカバーがステアリングを落とさなくても外せるようになるし、その恩恵を受けてメーターカバーも外し易くなる…とかね。

しかし、STIシートでポジションが下がったところに、ステアリングの位置を下げてくると、何だかヴィヴィオのようなポジションで落ち着いていい。