
気温も徐々に高くなり、二輪にしろ、四輪にしろ、屋根のない乗り物に乗る人達には良い季節になってきました。
オンシーズンといっても真夏のオープンは厳しい為、実質楽しめるのは春と秋。
気温・湿度が最適で、天気が良くて、仕事が休みで・・・なんていろいろ条件を付けると本当においしい時期って1年間に数日しかないですね。そう考えると『乗れる時に乗っておかないと』とう気持ちに駆り立てられついつい用もないのに出掛けてしまいます。
操縦技術はさておき、二輪でも四輪でも、私はタイヤで地上を走るものが割と好きなようです。
乗り物ではないですが、私は子供の頃ミニ四駆でよく遊んでいました。コースを走らせるわけでも、ましてやレースに出るわけでもないのですが、部品を交換してみてはその見た目に満足していました。組み立てることや所有すること自体も楽しんでいたのかもしれません。男性は同じ経験がある方も多いのではないでしょうか。
そしてミニ四駆と言えばバギー。ラジコンをスケールダウンしたものや、人気漫画からでてきたものなど多くの車種が存在しその人気はラジコンも同じ。
ミニ四駆に比べるとラジコンは高価で、当時私が持っていたラジコンはエントリーモデルでしたが、それでも自分で組み立てたキットを操縦するという事にワクワクしたものです。
00年代初頭なつかしいミニ四駆を手に入れたことから、ホビー熱が沸々と湧いてきて、それがラジコンへと向かいついに模型屋さんへ。目当ては小さい頃に買うことができなかったハイエンドマシン。
ある有名模型メーカーは80年代当時、FRPシャーシやチタンビス、アルミダンパーといった高価なパーツをふんだんに使ったハイエンドバギーを販売していました。実車さながらのこの試みは結果的に重量増となりレースでは通用しなかったようですが、その重厚な造りは今も色褪せることはありません。
当時であれだけすごいのだから今はどうなっているんだろうと、21世紀のラジコン事情にかなり期待しながらお店に入ると、電動ラジコンはオンロードのツーリングカー一色。バギーはエントリーモデルの数車種しかありません。
成長どころか衰退していたとは。。
お店の人の話によれば現行のエントリーモデルであってもオプションを装着すれば過去のハイエンドマシンよりはるかに高性能になるとの事でしたが、エントリーモデルはボディー形状が好みではない。。そしてハイエンド=メカニカルな造形という図式が崩壊していたことにがっかり。当時もレースで勝てなかったのだから当然か。私のラジコン熱は行き場を失い再び眠りにつきました。
ところが2005年、バギーブームだった時の車種がついに復刻されることになりました。
友人もオンロードながらラジコンを購入したことで私のラジコン熱も復活です。
当時の車種ならハイエンドでなくても欲しい。復刻モデルはまずニ駆から発売され、四駆が出るのを待ってから購入。昔憧れた車種は出ませんでしたが、それでもFRPのダブルデッキシャーシが付いた当時の上位モデルにしました。なんでもその会社のラジコン100車種目の記念車だそうです。
走らせる場所はもっぱら公園や広い駐車場。速いオンロードはやはりサーキットを走らせないと面白くないでしょうが、オフロードならジャンプさせたり、砂地を走らせたりと遊ぶ場所を選びません。
しばらくするとバギーの新型車も発売され、友人は追加でそちらを購入。
二台を同時に走らせてみると、友人のは流石新型だけあって、駆動効率がいいのか、積んでいる高価なメカのせいか動きがすごくスムーズです。正直全くついていけません。もちろんメカの差はありますが、ハンドリング、加速共に新型にはかないませんでした。。
更に新型はオプションパーツも豊富に用意され、カスタムも自在。
それに比べ私のモデルは私のは復刻版の為、破損しても部品の調達がすぐにはできず、注文してもかなり待つという状況。。。。
ラジコンを速くすることには興味がなかったのですが、あまりの動力性能とオプションパーツの差に、『これはでは十分に遊べない』と思うようになりました。
そして去年ついに私も新型を購入。
新型のハンドリングはすばらしく、相変わらず同型を持つ友人にはついていけないものの、操縦は更に楽しくなりました。
ぶつけて壊してもお店に在庫している部品が多く、修理し易い点も便利です。
冬の間は寒いのでラジコンはお休みしていましたが、そろそろやっても良さそうです。
Posted at 2009/04/06 10:25:00 | |
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