テールランプ

名神高速を走っていて驚いた。
丸型テールランプを意味もなく採用した車に出会って…。

アルファはイタリアだからともかく、トヨタもアリオンやヴィッツでやってるのも知ってた。しかしホンダのアレまでもが…。

せめて丸型テールは速いクルマに採用してもらいたい。

あの丸型は光ってない中央部を注視してしまうのだ。すると前方でブレーキを踏まれた際に回避しようと他へ視点を移すのが若干遅れる。

さらにクイズ番組でも正解は赤○、マチガイは青×だ。
テレビでは正解で、前方でテールについた赤○は前方に何かあり速度をさげなきゃならない警告…。

メーカーの人はもう少し考えていただきたい。

かつて赤い丸型テールランプはスカイライン、それも廉価版のTiにはなく、走りを追及したスカイラインに与えられた。

トヨタですらスカイラインに敬意を表してあえて採用しなかったと公言していた。

バックミラーにソアラが写っても譲らないが、スカイライン、ましてＺなら道を譲ってしまうという時代があった。

あれから何年だ？

排気量とパワーが絶対正義だった。
抜き去っていくスカイラインのサーフィンラインとキャビンの造形に、そしてすぐに現れる丸テールとデュアルマフラーを見つめていたっけ…。

将来、乗るならスカイラインかＺか、それだけで延々話すことができた。

あれから何年だ？

スカイラインもＺにも乗ることなく、いまやバックミラーや前方を走るのはワゴンやワンボックス…。

そしてＺに憧れ、ポルシェに今畏敬の念をいだきながら、何年後、いや何十年か後にも、このクルマを走らせ続けていることだろう。

しかし丸型テールランプだけはいつの時代も速い車、できれば採用してほしくないのだ。

これは好みとかではなく、生理学上でも統計取れば確実だと思う。
危険回避のためにももう少し配慮してほしい。