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M Powerのブログ一覧

2009年07月31日 イイね!

Window Washer ALERT


先日、Window Washer液が飲みたい!!とのM3君のご要望がございました。過去の320iはHead Light Washer非装備、335iは短期間で売却した関係で、初めての経験です。ことM3に関しては、Head Light Washerでの消費が激しいように感じます。


飲ませてくれと言われても、どこから飲むんだい?というのが率直な疑問。ボンネットを開けてみて初めて「あ~あったあった確かに」という具合に、見慣れたマークの注入口がありました。ちなみにこの注入口ですが、意外につくりがちゃっちい感じでして、注入後はしっかり閉じないと、パカパカ開いちゃうかもしれないです。


たまたま↑のように持ち合わせがあったので、早速注入。M3君の飲みっぷりは半端なく、ボトル一本一気飲みで問題解消。ちなみになんでボトルを持ち合わせていたのか不明ですが、純正を購入すると結構なお値段だとのことです。ゆるネタですが、Warning 解消でスッキリしました。

Posted at 2009/07/31 03:47:47 | コメント(0) | Trouble!! | 日記
2009年07月29日 イイね!

BMW Performance@BMW Group Studio


BMW Japanのお膝元にあるBMW Group Studioへ行って参りました。先ごろ発表となったBMW Performance(BP)の実車が展示されており、Parts関係も、実車に装着されている以外に、いくつか単体展示もされていました。E9X乗りを謳ってきたきた身としては、やはり3シリーズのBP装着車が気になるところ。いいじゃないですかいいじゃないですか、わけのわからないTunerパーツを着けるよりずっとTunedな感じです。予想通りRECAROのシートを奢られたInteriorは「普通の」3シリーズとは思えませんでしたよ。でもやはりエンジングレードによっては装着不可のパーツもありますので、必ずしも自分の着けたいものが着くとは限らないご様子。ちょっと驚いたのがBrake Kit。Sedan・CoupeではFrontのみが装着可で、335iはそのFrontですらダメ(330i、330xiはそもそも対象にも挙げられておらず)。TouringはFront・Rear共に装着可なるも、やはりこちらも335iは装着不可。という具合に、335iはこの他、カーボンストラトブレース・エアーインテークなど、よりによって文字通りPERFORMANCEに直結するであろうパーツが装着不可となってしまっているのです。335iだけはちょっと窮屈を強いられるような印象で、今後専用品が出てくるのかどうかも不明、むしろ325iこそがBPの中核!?と感じさせられた分、結構意外でした。ちなみに写真はアンケートに回答した際に頂いたもの。カタログに価格表、さらにConfiguration Simulator softがInstallされたDVDもあり、お好みのBPパーツをPC上で選択して、自分だけのBP車を完成させることができるという、購入検討中の人にとってはImageを形にできる分、重宝するであろうSpecial DVDでございます。ヒネた人間なのか、それでも個人的には335iにBPパーツを着けて、M3ではなく敢えて335iというのがニクイ選択かなと思います。「比べてどうする?」と言われるかもしれませんが、そこは純正品、あれもこれも着けていくと、335i VS M3なんて比較も現実的になっちゃうほど、結構なお値段になります。

8月10日までの展示、DVDは先着限定数なので皆様お台場でガンダムもいいですが、八重洲の方がお熱いかもしれませんよ。
Posted at 2009/07/29 22:38:28 | コメント(0) | BMW | 日記
2009年07月27日 イイね!

Prospect GR DigitalⅢ


期待のカメラが登場しました。泣く子も黙るGRDシリーズの最新作、その名もまんまのGR DigitalⅢ。外見だけでは、カメラを趣味とする人でもパッと見でどこが変わったのかほとんどわからないほど、変化なしです。「買い替えても嫁にバレない」ってのが開発のコンセプトだと言う(嘘)


ふーん、まぁでもLeica D-LUX4ほどじゃぁないでしょう。プロがスナップで使っていようが、芸能人がこぞって持っていようが、わたくしがコンデジに求めるものは携帯性や流行じゃなくてレンズの明るさだよ?


え、何?開放f値1.9?19じゃなくて?

というわけで買います。もうちょっとしてからだと思うけど。
Posted at 2009/07/27 23:38:17 | コメント(0) | Camera | 日記
2009年07月25日 イイね!

At last, BMW Performance OUT


ようやく噂のBMW Performance BRANDが本邦正式上陸となるとのことです。BMWってどちらかというともともと頑固でConservaiveな印象がありますが、BMW Japanはそれに輪をかけたようなコンサバなんじゃないかと思うくらい、BMW Performance導入には時間を要しました。何せわたくしが前愛機である335iを駆っていた頃から存在したお話ですから1年以上前のことですよ。実際のところはまぁ日本導入に向けてテストを重ねていたとのことですが、いよいよ7月28日に発表、店舗展開は8月から順次ということのようです。写真の通り1シリ3シリ用のいわゆる純正アフターパーツなわけですが、写真のカタログ表紙のように、またいちいちかっこいいのです。


ほんで実車はどうなのかと気になるところでございますが、E90LCIでは↑な感じです。フルアーマーのComplete Carだと期待しましたが、よく見るとそうじゃないし、ボンネット下のような見えない部分もあるので断言はできませんな。最初の写真でも確認できますが、なんと言ってもバンパー。Fog無しのM仕様です。デザイン的にはM6っぽい形状かなと感じますが、Fogは残してよって思っちゃいます。


まずはグリルですが、Black outされています。わたくしなどより遥かにお目が高い皆々様ならご存知の通り、BMWって同一シリーズ内でもSpecに応じてこのグリルで差別化されているわけですが、335iのように最高グレードの場合は、グリルのフレームも縦に伸びるバーもピカピカクローム仕様で、325i以下数字が低くなるモデルは全てフレームのみがピカピカクロームで後は黒になってます。でこの写真のグリルは全部ブラック。素敵じゃないですか、なんか速そうだし。でもフレーム部分も黒くなることで、グリル全体が気持ちちょっと大きく見えます。ちなみにバンパー下部には3D designのようなカーボンフリッパーが付いているのが確認できます。こちらのフリッパーはバンパー一体型ではなく、別売りになるっぽいですが、これって意味あるのでしょうか。ちなみにわたくしは初代愛機の頃から既にBlack outグリルを付けていましたけどね。ようやく時代がついてきたってことかな(笑)


こちらは美しすぎるホイール。これもどことなくM6標準のMダブルスポーク・スタイリング167Mに似ていると思います。極限まで肉厚を切削した感じがSpeed感を演出していると思いません?ちなみにこちらのホイールはBMW Performanceとしては既に2本目のデザインです。


サイドパネルもちょっと魅せるデザインが配されています。このアングルからでもホイールはかっこいいですね。


でカーボンミラーカバーです。LCIではEU内のレギュレーション変更でミラー形状が大幅に変ってしまいました。前期型のミラー形状の時でも、カーボンミラーカバーはありましたが、そちらは既に廃番だそうです。はっきりいって全体のまとまり感を損なう形状なので、車体色が白にこのミラーカバーなんかつけちゃうとかえって目立つと思います。それになんかもうカーボンはいいよってくらい最近では普通になったじゃないですか。


それからカーボントランクスポイラーは、こちら既に2代目のデザインになっており、初代のスポイラーは廃番。初代のはわたくしも付けていたやつです。詳しくはパーツレビューを。


真横から見るとどのくらい反り返っているのかがかわかります。そのとんがり具合、まるでカミソリ。でも何となく取れちゃいそう。


リアバンパースポイラーはかなり攻撃的に見えます。真ん中下のディフューザーっぽいところはカーボン製で、こちらもやはり別売りです。ちなみに写真にあるこのマフラーはBMW Performanceのマフラーです。既に国内でもSHOPなんかが輸入されていますが、音的にはかなり評判がいいみたいです。多分聞いたら好きになっちゃう感じ。


リアの全景です。Tuner Brandとかだとわからなくもないですが、純正パーツでここまでいじくりたおすというのは、「羊の皮を~」なBMWとしては随分思い切ったなと。


Interiorです。一見してシート形状が走り屋っぽくなっているのがわかります。この写真だけを見るとM ModelよりもM Modelの資格を有している感さえ漂っています。なんかM3 CSLのPrototypeが出た時みたいな気分ですもん。


細かく見ていくとまずはSteeringがわたくしも付けているヤツになっています。グリップの部分はアルカンタラ巻きの白ステッチになっているのですが、ちょっとこのアルカンタラはQualityに難を感じる今日この頃。シフトレバーもPerformance仕様で、同じくアルカンタラの白ステッチ仕上げ。パネルに至ってはやっぱりカーボン化されています。M3ではカーボン調のレザーの設定がありますが、モデルランク的に考えるとM3のものよりもお求めやすいということでしょうか…。個人的にはこちらのカーボンの方がいいかも。


でもセンターパネルは最新i driveにあわせた型取りがされているので、旧世代までのモデルにはMatching取れないのかも。見づらいですが、サイドブレーキレバーのブーツもPerformanceしてます。


それでこのシート!!レカロSportsterベースのセミバケをやっぱりアルカンタラに白ステッチを奢り、バックレストには「BMW Performance」の刺繍入り。これぞBMW Performanceのハイライトでしょう!!しかも純正商品ゆえ、サイドエアバックも付いちゃっており、生粋のレカロフリークに言わせると、「サイドエアバックなんかいらん」、「シートポジションが下がらんレカロはレカロじゃない」とのこと。そうです、シートポジション、一般のレカロみたいに下がりません。せいぜい下がっても純正シート同等とのこと。ただ、シートヒーターつきのお車の場合、その機能を継承できるそうですので、わたくしのように「レカロに座ってみたいけど、純正さを崩してしまうのはちょっと…」というわがままカッコマンな方にはうってつけじゃないでしょうか。でもこのSprotsterベースのレカロは、AUDI RS4やVW R32なんかでも純正シートとして採用されておりますので、ある意味では特殊モデルの象徴、逆にいえば「あ、これもSportsterだね」って風に見られるかも。でもわたくしが今でもE90に乗っていたらこれ付けますけどね。


これ以外にもボンネットの下に付けるパーツとしては、カーボン三昧のウルトラ高い、専用タワーバーやインテークなんかもありますし、極めつけは直6ツインターボのN54エンジンを306ps→326ps、400nmを450nmにパワーアップさせちゃうメニューなんてのもあります。N55型にRenewされてしまいそうな今日この頃でございますので、エンジンバリエーションは必然的に増えてくるのかも。売れ行き次第でしょうけど。ちなみにこうやってOfficial Photoを見ていると、BMW Performanceのイメージカラーは白・黒・黄色なんでしょうか…


さてこのBMW Performanceブランドですが、ラインナップの中にはブランド立ち上げ前から各シリーズのアクセサリーカタログに載っていたものをBMW Performanceと唱っていたりします。カーボンミラーカバー・スポイラーなんかがまさにそれ。きっとアクセサリーのIdentityを強化するっていうのも狙いの一環なんだと思います。そもそもこのBMW Performanceっていつ頃出てきたんだっけなと考えてみたところ、わたくしの記憶が正しければ2005年です。それもTokyo Motor Show。その時のSurpriseだったConcept 1 Series tiiがまさにそれかと。これが出た当時はtii化のKit販売がされるとか噂され、それが発展して1シリtiiモデルとか3シリtiiモデルなどという呼び方がされていました。


tii、こいつがそれ。「まんまじゃん」という感じがしますが。ちなみに逆文字tiiはバックミラー、サイドミラーごしにみるとあら不思議、tiiと読めちゃうわけです。要はね、「我こそはtii」というプレッシャーを前を行く車にかけるということなわけです。いまでも欧州諸国の警察がこの逆文字を使ってます、「POLICE」って。


サイズ的にはほとんど普通の1シリと違いはないのです。


tii設定では、アームレスト排除、リアシートもバケットシートライクな座り心地のやっぱりアルカンタラで、シートベルトは白。


セミバケシートは既にSportsterですが、バックレストのBMW Performanceの刺繍は当然なく、ドライバーポジションだけは青ステッチの青シートベルトのアシンメトリー。よく見るとSteeringのステッチも青。


リアシートのステッチは白。設定通りアームレストは排除されています。BMW Performanceでは「パーツを付ける」ことはあっても「外す」ことはないですが。


Cockpitは結構派手。この頃のイメージカラーはBMWロゴの白・黒・青だったんだろうな、というのがこのInteriorを見て初めてわかります。カーボンパネルではなく、White outされたものを使用しています。


お気づきの通りSteeringはLEDインジケーターや、Information Windowはまだない代わりに、タコメーターは右側回転計文字盤が白。これは素敵だと思います。ついでにダッシュボードもアルカンタラ、白ステッチ。


シフトレバーヘッドは、Exterior同様のモノトーンパターンで、ブーツとレバーの中間点に青のアクセント。この写真で左右シートのステッチの色の違いがわかりますよね。


実はボンネットもマットスキンのカーボン製!!部材だけに言及すると、もはやM3よりもCSLしてますよこれ。それからグリルはSteel製のスクリーン加工が施されたものとなっておりました。実のところ、わたくし上でご紹介したセミバケシートとこのグリルが気に入っておりまして、このグリルもこのままで出てくるのものだと信じていたのですが、結局FRPのBlack outに落ち着いてしまったのを非常に残念に感じています。


冒頭でご紹介の2代目ホイールに対し、こちらが初代のもの。まぁ悪くはないですが、E92 Mスポで似たようなデザインがあり、私は2代目が好きです。ホイールの向こうにちらっと見えてる青いのは…


BMW純正採用のBremboでございます。キャリパーにブランドロゴを配する手法は、はっきりいってBMW以外のPremium Brandはこぞって取り入れており、「なぜBMWだけ?」と不思議に、そして悔しく(?)感じていましたが、遂に頑固者がちょっとだけ素直になりました(笑)BMWって自社のこだわりを大切にするブランドだというお話を某筋BMW関係者の方からお聞きしたことがあります。言われてみればMBがサイドミラー内臓ウィンカーを導入した途端に、軽自動車に至るまで揃ってミラーを光らせておりますが、BMWを含むその他の数社は今も不採用。こういう姿勢にやられちゃいます。


で、BMW Performanceブランドではこのブレーキキャリパーは黄色になりました。正確には金色っぽい。これBrembo GT Kitと違うのかといいますと、違います。GT Kitよりは安価であり、性能的にもそれ相応です。Front6podのRear2pod。まぁでも必要十分の制動力を発揮するわけでしょうし、何よりカバーオールタイプのキャリパーを採用して、BMWロゴを配することができるようになっただけでも素敵ではないですか。今まではブレーキパッドが露出する無骨なデザインでしたが、これには重量増防止と、熱放出という確固たる根拠でもって維持されてきたStyleなんですがねぇ~。


さてここまで本格的にあれこれパーツが出てくるところを見ると、今後M Sports Packageの他に、BMW Performance Packageなんてのが出てくるんじゃないかと期待しちゃいます。そういう販売展開をしていった方が、今までみたいにアクセサリーカタログに掲載して「勝手にどうぞ」ってよりうまく浸透していくと思うんです。出だしの展開予定車種はE82/87/88の1シリと、E90/91/92/93の3シリとのことです(あとはE46も、かな?)。E90LCIのBMW Performance COMPLETEとか見てみたい、乗ってみたい。しかしご検討中の方は早まることなかれ。3シリの本格BMW Performanceモデルは次期F30系で出すと、某関係筋の情報を入手しております。どこへ向かっていくのかBMW Performance、New Model発表並みにワクワクドキドキなお話でございます。

Posted at 2009/07/25 12:37:09 | コメント(0) | BMW | 日記
2009年07月20日 イイね!

Show in the AIR


諸事情ございまして、愛機M3のネタがないので、ちょっとずつ作り上げた先月の出張記をうPします。めちゃくちゃ長いですが、ところどころに車ネタも散りばめておりますので、気長に眺めていってください。


実を申し上げて、FranceのParis(Le Bourget)で開催されていたAir Showに行っておりました。UKのFarnboroughとFranceのLe Bourget Parisで毎年交互に開催される、ほとんど世界最大級の航空祭でございます。2009年はParis開催。UK Farnboroughは首都Londonから電車で結構揺られなきゃならないのですが、Franceの場合は車で移動できるのでLuckyでございます。しかしながら御覧の通り生憎の空模様でして、さらには経済市況を反映してか、例年よりも華やかさに欠ける感じがしました。


いきなりかっ飛んでいる2番目の写真はこれ。ワケあって、欧州Fighter共同開発計画から脱却したFranceが開発したDassault Rafale。さすがはFrance開催とあって、FighterではDemo1番機でした。Rafaleってフランス語で「疾風」という意味らしいです。


欧州が開催地ということで、やはり出てきたのは怪鳥AIRBUS A380。毎年もう何年もDemo Flightをやってますし、Operation投入しているAirlineもあるので、来場者もほとんど何の驚きもなく…という感じ。


さすがにデカくて重いのでなかなか飛ばず…。


Runwayの雨水をしぶきに変えながら、やっとの思いでTake Off。


Air ShowでのDemoともなると、民間機ではありえないような飛び方をするので個人的には面白いです。


当然ながらFighterほどのスピードはないので、悠然と空を舞う姿は、海中のエイを眺めるような感覚。


Runwayの真上をHitして…、


そのままGear Down。あまりのBank角に「Stall!!」と冗談にならない歓声が。


Landingはごくごく普通に…、


ゆ~っくりと降りるのです。


Wet ConditionでのLandingはThrust Reverseで水しぶきが上がるところがとても美しいと思います。PAX無しで軽いのか、逆噴射は内側2基のみ。


こちらはRafaleによく似た機体ですが、これが例の欧州共同開発Eurofighter Typhoonです。Rafaleよりもかっこいいかと思います。ヨーロッパではデルタ翼、カナード付きが大流行の模様です。走り好きなOwnerの車にもカナードは付いてますが、こちらのカナードは上下に傾く可変式でございます。


RunwayをFull Powerで駆け抜け、ほぼ直角にTake Off、まさにScrumbleであります。車で言えばIgnition Onでいきなり1速全開って感じでしょうか(違うしね)。


TyphoonのPilotは茶目っけたっぷりでして、インメルマンターンからスプリットSから、バシバシと難度の高い妙技を見せつけて観衆の目を奪っておりました。Fighterの飛行風景を御覧になられた方はおわかりかと思いますが、その速さたるや、ファインダーにとらえてもピントが合わないことは朝飯前でございまして、ちょっとのピンボケはご容赦ください。そしてその爆音たるや、アイゼンマン、サクラムマフラーの比ではございませぬ。


アメリカ勢も負けておりません。こちらはF/A-18 Hornet。後述のアメリカ製Fighterに共通ですが、いちいちネーミングがかっこいいのが特徴なのに、Hornetってどうなの?といつも感じます。由来としてはその軽量設計による運動性能からきているようですが、一般的に鳥類の名前が冠せられるFighterなのにHornet…。


で、離陸の準備に入りましていよいよ出番が回ってくるわけです。Demo FlightということでNavigator席は空席状態でした。ここで会議が入ってしまい、飛行風景は撮れませんでしたが、あまりの爆音にMeetingどころではありませんでした…、すごいぜHornet!!


ちなみにHornetを含め、数々の名機を生み出したBOEING社のChalet前にて、New E-Classを激写いたしました。Chaletというのは商談用のブースの総称で、大小様々な企業が出店するわけですが、会社の規模に比例して豪華絢爛になっていきます。軽食から本格的な食事まで、基本何でもござれな企業もあります。FranceなのでChalet内ではワインが振舞われたりして、場合によっては商談どころの話ではなく、Chaletを出る時は千鳥足という人もいます。ちなみにこのNew E-Class、ナンバーがBOEINGなだけに74で76な感じで素敵でした。フランスはNew E-Classが既に走り出しており、LEDにメロメロなわたくしとしましては、やはりこのデイライトLEDに釘付けでございました。近年のAUDIといい、欧州車はLED全盛ですがこのLED、保守国家JAPONではNGというシロもの。故にJAPON国内を走るAUDIもLED部分の輝度は本国に比してクリプトン球並みだという印象を受けます。本国LEDは、それはそれは明るくて昼間でも視認性抜群でございます。BMWも次世代あたりからLEDにこだわってもらいたいなと思う今日この頃。


航空祭は業界人にとってみれば、格好のBusiness Chanceではあるものの、それとは無縁の参考展示、PR展示なんかもあり、古くからの航空ファンもNostalgicになれちゃう機体が転がってたりもします。こちらはベストセラーのDC-3。かつては日本の航空会社も使用していたのです。こちらの写真からは2日目の快晴下での写真。


こちらはわたくしにとっては憧れながら、皆さんはきっと2・3個ご自宅に転がっているであろうBREITRING社の機体。さすがに航空機と縁が深いだけあって、民間企業初のアクロバット飛行チームを保有、その名もBREITLING JET TEAM。


こちらもBREITLING社所有のレトロな機体。Flyableなスパコンは初めて見ました。


こちらAIRBUS社のChalet。本社所在国の言わばHOMEでの航空祭ゆえ、展示位置も極めて中心。遠くからでも「あそこがAIRBUSのChalet」と一目瞭然。


前日悠然と空を舞ったA380もこの日は地上展示。


航空祭なのでBoarding sideの反対側にもBoarding Stairが展開されていますが、こちらはChaletから直結で、いわば購入検討中のCustomerを含む関係者Onlyの連絡通路。


こちらがNose Gear。「何インチ?」と趣味からくる、お仕事には関係ない疑問を抱いてみたり。


当然ながら既発注済のAirlineがいぱーい。JaponのAirlineの名はありません。買う予定もないようです。何せテロから始まり、リーマンショックの現在に至るまで、航空業界は不況にさらされているわけで、「Love BOEING」なJaponのAirlineがこんな飛行機を買うわけもなく、国内空港ではSpot Inできる空港も限られてます。言いかえればマンション在住の人に「何でAUDI Q7買わないの?」と言ってるような感じ。セレブなマンションは別ですけどね。


んでBoarding sideのStairはごく普通にこんな感じで「勝手にどうぞ」みたいな。


一応Securityもつけてますがほとんどやる気なし。よそ見ばかり。


エンジンは泣く子も黙るROLLS ROYCE。ENSINE COVERには「入っちゃダメ」のマークが。


どんだけデカイかというご質問にお応えして、先ほどのやる気なしSecurity(身長2m弱)に立ってもらい比較。よくわからんがとにかくデカイのです。


絶好調のAIRBUS社ですが、意外とその起源はAmerican AirlinesのPilotの考えたConceptが具現化したものだったりします。“バスのように気軽に空の旅を!!”というテーマをそのまんま社名にしちゃったのです。発起人のこのAAのPilotも、まさか母国のBOEINGの覇権を脅かすほどの巨大企業に成長するとは思ってなかったでしょうね。


欧州政府と二人三脚でバシバシ飛行機売りまくってBOEINGとの2トップに成長したAIRBUSですが、そのBOEINGから「役人と組むなんてずるいよ(怒)」と茶々を入れられて、そのBOEINGも「自分だって政府一体の売り込みやってんじゃん!!」とAIRBUSに言われ、裁判、裁判、雨、裁判の泥仕合。最終的にはAIRBUSの株式会社化で一応終結した感がありますが、近年両社一進一退のシェア争いを展開。既出のA380が難産で納期遅延を起こし、BOEINGが腹を抱えて笑った途端、B-787も生産スケジュールの大幅遅延で今度はAIRBUSが笑い、さらにAIRBUSの秘蔵っ子A350も遅延しそう…と実は仲良しなんじゃないかと思うくらい似たり寄ったりな2人なのです。


↑はそのB-787。Dream Linerとかって愛称が付いてますが、今となっては夢は夢でも悪夢みたいな。Launch CustomerのJaponのAirline(青い方)もいつまで「全世界に先駆けて導入します!!」とかって広告を掲げていなければならないのかと今にもプッツンしそうなのでは。噂では「787を忘れないでね!」という備忘の思いを込めて(というか単なるAIRBUSへのあてつけ?)この航空祭期間中にも初飛行を予定していたものの、通算5度目の生産延期を発表と最悪の事態に。なんでも胴体と翼がうまく付かないからとか…って「そんな致命的なん!?」と誰もが思うことでしょうね。日本を含む世界的に名の知れた企業を下請けに従えて開発するのが悪いとは思いませんが、世界初のComposite機開発のタイミングでというのはちょっと無理があったのでは…。某Q国のAirline CEOはBOEINGの不甲斐なさに対しマジギレでございました。


BOENGがタラタラしている間に、AIRBUSもA350XWBなる謎の新型を発表、もはや初号機発表の時期も787とほとんど変わらなくなってきた今、どうするBOEING??




話は変わりますが、出展メーカーのChalet前を彩る車はほとんどS-Class祭りでした。猫も杓子も皆S-Class状態で、次に多いのが既出のNew E-Class。


ちなみに政府要人などのSuper Special Guest達は、宿泊するホテルから航空祭会場までSとかEとかに乗って大渋滞の朝のHighwayをフランス国家憲兵隊の先導のもと、どけどけオラオラの緊急車両扱いでスルー。会場横づけどころか、場内の実機展示場の真横まで乗り付ける始末。写真は言ったそばからSとかEとかではなくCitroënですが、こんな感じでロシアの要人ご到着の図。


まさにS-Class国際試乗会同時開催!!みたいな。


でもさすがにRolls RoyceはBMWでございますよ。遠いかの地でBMWを見るとなんだか安心です。


New 7-Seriesもちらほらと。M sportsは出てもM7はやっぱり出さないって本当ですか?


今度はFighterの地上展示です。前日にサイケなDemo Flightを行ったTyphoonのChalet。素敵です、金かかってます。


こちらはTyphoon。レジ番を見ると、Demo Flightに使用されたのとは違う機体でした。


来ましたF-15。某戦わない国の軍人さんの主力機(戦わないんだから主力も何もないんでしょうが)。いまや某国軍部はFX(為替取引じゃないよ)を合言葉に、国民の血税をいかにして無駄に浪費するかに大忙し。Typhoon然り、F-15FX然り、F/A-18然りで、後述の大本命と次点の2機を候補として、「もしも」「万が一」を免罪符に大選考会を開催中とのこと。Typhoonはヨーロッパ製だし、F/A-18はNavyの戦闘機だし、F-15FXは4.5世代だから…と選考機種に並べておいて、ハナから買う気はないご様子。国家の犬な方々を始めとする、お役人さんたちのマニュアル主義的なお仕事の仕方にはある意味敬服致します。


こちらは世界でバカ売れのF-16。通算4000機以上を販売したそうです。これと激似のやつが某戦わない軍隊にてF-2という名で飛んでますが、戦う前から羽根にヒビとか入っちゃったり、離陸した途端におっこっちゃったりしてるみたいで大変そうです。


で、これが某戦わない軍人さん垂涎のF-22、通称Raptor。Weaponは腹にしまって露出することはなく、形も今までの戦闘機とは明らかに一線を隔す存在。なんでもレーダーに映らない(実際は映りにくい)のが売りらしく、既出の戦闘機と模擬戦やったら100回中100回勝っちゃうくらいの圧倒的な性能を誇るそうで、まさに世界最強最高額の戦闘機なんだそうです。本来であればDemo Flightを!!という運びになるはずですが、予定が変更されてしまい、Demo Flightどころか地上展示もかなわず、1/48スケールのShabbyなモデルが飾られるのみでした。何でもこのF-22の共同開発国に加盟していないFranceでDemo Flightをすることはおろか、領空内に侵入してFrance空軍のレーダーに映ったらイヤだから、というのが理由らしいです。おいおい全然最強じゃないぢゃんかっ!!


それでも某戦わない軍隊がよだれを垂らして眺めるほどのものらしいのですが、そもそもこの戦わない軍人さんの国は、共同開発国に加盟してもいない上に、そもそも戦わないにもかかわらず、単純に「すごい」「最強」「最新鋭」などの極めて抽象的かつ一時的な言葉に完全に逝っちゃっているご様子です。そんな背景を悟って、開発主導国家アメリカもご存じの通り「禁輸」の一点張りを貫いているのです(嘘)。それでも欲しがる戦わない軍人さん達は、さながらデパートのおもちゃ売り場で駄々をこねる幼児のようです。「ままん、これ欲しい!!」って。
とはいえこのF-22、米国でもYes we canな方が、予算圧縮の一環で調達中止を明言しており、輸出どころか、そもそもの生産自体が終了となる可能性もあるようです。そういう場合ってやっぱクルマみたいにプレミアつくんでしょうかね?当時の販売価格の3倍!!みたいな。



そこで出てきたのがこちら、F-35 LightningⅡ。F-22の廉価版みたいな感じだそうです。


某戦わない国は、「これ買ったらいいじゃない」みたいな感じでアメリカさんから勧められているらしいです。政治屋っていやですね。


F-22同様にぶっ飛んだ形をしており、廉価版だけあって尾翼の形状なんかも「大丈夫か?」と思っちゃうくらいいいかげん。まぁそもそも戦わないんだから仮に血税大放出でもこの辺で手を打ったら?っていうか今の戦闘機で我慢しろって感じですね。


ちなみにこの愛称であるLightningⅡですが、初代Lightningは大戦中のP-38。その昔ファミコンで1943というのがありましたが、あの飛行機なんですね。年がばれそうですがハマリましたよ1943。


↑ってな会話をしてたかどうかわかりませんが、こちらのメーカーさんはまぁ余裕綽々でしたよ。何しろ次代の戦闘機競争において間違いなくリードしてますから。


ちなみに戦闘機の展示には制約が多々あり、例えばその向きとかも重要らしいです。このF-35に関して言えば、Rear周りがまさにそれで、遠目にでしか確認できないように展示がなされていました。当然ながら軍事機密満載なんでしょうね。


でその戦わない海と空の軍人さんたちもいらしていました。世界各国の軍人さん達はこういった国際展示会を訪問する場合、軍服着用が基本のようで、USAFなんかもガッチリ足長体系でパリッとした軍服を纏いつつ、肩で風を切って歩いておられました。それにしても戦ったことがないからなのか、見るからに弱っちい感じです。ミリおたのコスプレ御一行様かと思っちゃいました。


ミリおたコスプレも見れて満足したので会場を後にすべく歩いていたところ、Citroën C5に遭遇。FranceなのでPeugeotとかCitroënなんて別に珍しくもなんともないのですが、このC5は3シリに似てないですか?特にE90LCIなんかとだと一瞬迷ってしまう感が個人的にはあります。なんというか、E90のテールレンズをひっくり返したような…たまたまでしょうか。


ほとんど収穫もなくつまらなかったので早々とホテルへ戻り、夕刻からParis市内をぶらぶら。それにしてもShabbyなホテルで窮屈すぎて死ぬかと思いました。きっと収穫もなくつまらないだろうと思い、翌日のAir Show訪問を先陣を切ってCancelし、嫁から頼まれた買い物をして帰国した次第です。
ほとんど車と関係ない話題のうPで失礼いたしました。最後まで眺めてくれた皆さんどうもありがとうございます。



おまけ。
最近やたらと気になるマセ様。必要以上、身の丈以上のものを欲しがる戦わない国の軍人さんの気持ちがちょっとわかっちゃったっ!!(笑)
Posted at 2009/07/21 01:15:23 | コメント(0) | Travel | 日記

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