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2012年07月14日 イイね!

GS 7番勝負

GS 7番勝負先日購入したグランドセイコー メカニカルGMT SBGM029。

購入してから5日間連続登板中です。

コレ、正直良いですよ!

雑誌などでは、グランドセイコーの作り込みが凄いなんて書かれていたけど、実際に店頭でちょこっと見た程度だと、言われる程では、、、と思っていたのですが、なるほど。使い込む程に良さが分かってくる感じです。

日差は+3秒くらいで安定しているようです。優秀優秀。
まぁ、機械式時計を敢えて選んでいるので、日差とかそれほど拘ってはいないのですけどね。
日差は+−0に収まらなくちゃヤダ!!って人は素直にクォーツなりスプリングドライブを選ぶべきでしょう。


時刻合わせや日付合わせは、この時計が自身初のGMT時計なので、少々勝手が違いました。

今までの通常の時計であれば、日付と時刻合わせは別々で行えたり、あるいは時間を逆戻ししちゃうのは機械に負担がかかるので御法度だったりしたのですが、GMT時計は時間針と分針は個々に動かす事が出来、日付合わせは時間針を進める事で日付を進めて合わせます。

また、日付は前に進めるだけでなく、後ろに戻す事も可能です。つまりは、時間針を逆に戻しても壊れないようになってます。
今まで普通の時計しか持ってなかったので、コレには少々驚きました。GMT時計って、ただGMTの針を付け足しただけなんてことはなくて、それ専用の複雑な機構だったのね、、、。
なるほど。そりゃ、海外を行ったり来たりしてる人にはこの機能はまさに必須ですわな。
海外に行ってる暇がない自分には全く縁のない機能ですが(^^;


で、時計の基本中の基本。視認性ですが、これがまた不思議と良いんですよ。

今まで、なんでグランドセイコーは夜光針を使わないんだろうと思っていたのですが、その必要が無いんですね。薄暗い中でも、少しでも光があれば、5面ダイヤモンドカットされたドーフィンハンドとインデックスがキラキラと反射して時刻を読み取る事ができます。(勿論、真っ暗闇では無理ですが。)
↑視認性のために立体的に成形して、ダイヤモンドカットが施された針とインデックス。


SEIKOやGSのロゴはプリントでは無く、熟練の技で植字されています。
全体のデザインとしては決して悪くないのですが、欲を言えば、これは良く言われている事ですが、文字盤の SEIKO、GS、Grand Seiko と同じブランドロゴを3段重ねしちゃっててクドいです。

SEIKOのマークの所に "Grand Seiko" あるいは "GS" マークだけではダメなの?
なんか、"SEIKO" のマークが目立ちすぎて、他のセイコー量産時計と一緒に見えてしまう気がするのだけど。。。
ロレックスはかつて廉価版としてチュードルというブランドを作って、うまく差別化しましたが、セイコーの場合はセイコーの中にもラインが乱立しちゃって、セイコーの高級ラインはGSの他にもクレードルとガランテというラインガあって、その下にも沢山の廉価ラインがある。でも普通の人から見たらどれも同じ「セイコー」、、、。これはブランド作りとして問題あると思うのだけどなぁ。



ケースは切削加工ではなく、鍛造。
職人が施す「ザラツ研磨」で、見事なまでの鏡面仕上げ。
最初は、別に珍しいことではないんじゃ、なんて思っていたのですが、言われてみれば、確かに完璧なまでの鏡面で、歪みが一切ありません。これって実は凄い技術らしいです。その道40年の職人が手作業で仕上げているとか。


グランドセイコーは決して舶来時計に劣っていない。むしろ勝っちゃってるのでは?
そんな訳で、手持ちの舶来3針時計と比較してみました。


①グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs IWC MARK XII
マーク12はお気に入りで、2本持ってたりします(^^;

こうして比べると、マーク12は小さくて薄いですね。(GS 39.2mm vs マーク12 36mm)
触った時の高級感はGSの勝ちです。マーク12は貧弱で可憐な感じです。
中身にも言えることで、マーク12のムーブメントは高級時計メーカーのジャガールクルト製ですが、手巻きの際の巻き上げる感触は全く無くて、これで巻けてるの?って不安になるくらいです。時刻合わせの際もいわゆる針飛びを起こすためコツがいりデリケートです。巻き上げ効率も悪い気がします、、、。
ジャガールクルトが入ってるんだという満足感は何となくありますが。

マーク12はお気に入りですが、客観的に見ると、強靱性、実用性、安心感の面でGSの勝ち、、、ですかね。



②グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs IWC インヂュニア 500,000A/m

インヂュニアはマーク12よりも更に小さいケースサイズ約34mm。現代の時計のトレンドからすると非常に小さく感じます。女性用としてもおかしくない程。
自分は手首が細いので、このくらい小さい方が似合っていると思っていたのですが、最近はデカ時計に免疫がついたのか、40mm弱くらいの時計がジャストサイズかなぁと感じています。

これも外装の仕上げとか、クラスプの作りなど、手に取った重厚感はGSの勝ちです。

耐磁性については、GSも耐磁性ありですが、そこはさすがにインヂュニアの50万A/mと比較すると足下にも及ばないでしょう。というか、このインヂュニアの耐時性に敵う時計は他に存在しません。
この脅威の耐磁性にも関わらず、見た目の貧弱な感じが逆にIWCの凄さでしょうか。



③グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs IWC GST アクアタイマー

アクアタイマーは流石にデカイですね。
でもこうして比べるとGSとそんなにかわらないかな?
(GS 39,2mm vs アクアタイマー 42mm)
重さはアクアタイマーの方が重くて、厚みもあります。なんせ脅威の2000m防水ですから。GSは10気圧防水だから100m防水。これはアクアタイマーの圧勝!!

このアクアタイマーは比較的近年の時計なので(2000年前後)、この頃のIWCになるとブレスレットの作りは重厚になって、しっかりしてます。

↑IWC アクアタイマーのクラスプ部分。こんな所にまでペルラージュ模様が施されています。

しかも、IWCはブレス調整にドライバーとかは必要なくて、附属の工具を使えば簡単にコマ抜きできます。

↑ブレスレット裏の真ん中にある丸い部分に専用の工具を差し込むと簡単にピンが抜ける仕組みです。

ブレスレットに関しても、細かい仕上げとか簡便な調節機構など、アクアタイマーの勝ちかも。

アクアタイマーは購入してからしばらくの間は不遇の時を過ごしていました。デカくて重くて、自分には似合わないと買ってから正直後悔したくらいで、全然出番無しでした。
しかし、デカ厚時計が主流の今となっては、決してデカ過ぎるサイズと言う訳でもなく、今年の正月にしばらくメイン機として使用して以来、ここ最近のお気に入りです。



④グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs IWC ポルトギーゼ 7DAYS

アクアタイマーでもデカいと思ったのに、こちらはさらにデカい直径約42.3mm。この時計のお陰でデカ厚時計に対する免疫が出来ました。

ポルトギーゼのパワーリザーブは脅威の168時間(7日間)!!対するGSは72時間でポルトギーゼの圧勝。

防水性はポルトギーゼは非ねじ込みリューズで3気圧防水なのでGSの勝ち。

見た目はポルトギーゼはドレッシーな時計でGSとは対極な感じです。GSには正直、華がありませんね。。。
ポルトギーゼは裏から覗く自慢のIWC自社製ムーブメントの装飾にしても、艶やかで色気があります。その分値段も値段なのですが。。。

↑IWC自慢の完全自社製ムーブ Cal.51011。美しいです。見せるための機械ですね。


↑GSのムーブメント Cal.9S66。キレイなブルーのローターは塗装ではなく、純チタン製の回転ローターに陽極酸化処理を施したもの。よく見ると美しい模様が入っています。キレイなんだけど、IWCと違ってやっぱ華やかさには欠けるような、、、。

GSが目指しているのは最高の実用時計。実用時計に派手さはいらないということでしょう。
皮ベルトということもあり、毎日使うのは厳しいポルトギーゼ。特別な時に使いたい時計です。
まぁ、これは目的の違う時計って感じですね。


⑤グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs  チュードル サブマリーナ Ref.76100

サブマリーナと言っても、ロレックスではなくチュードルと言う所がミソですw
外観は本家ロレックス サブマリーナとほぼ一緒。
GSと比較すると、サブマリーナは防水性こそ200m防水なので勝ちですが、この時代('80年代)のブレスレットはステンレス無垢ではなく、いわゆる巻きブレスでとても貧弱です。(これは本家のロレックスでも同じ。)GSと比べるとまるでオモチャです。
サイズもIWCアクアタイマーやポルトギーゼに慣れちゃうと小さく感じますね。(約38mm)
この勝負は全体的にGSの圧勝と言って良いでしょう。


⑥グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs ロレックス エクスプローラー Ref.114270

先代のエクスプローラーです。現行のはケースサイズが大きくなったようですが、先代は約36mmとIWC マーク12と同じくらいで、GSと比べると小さいです。
最近のロレックスはブレスレットもバックルも改良されて、より高級感が出ているようですが、この頃のブレスレット、バックルはお世辞にも高級感があるとは言えません。ブレスレットの作りはGSの圧勝と思います。



3針時計じゃないですが、、、
番外編
⑦グランドセイコー メカニカルGMT SBGM029 vs ロレックス デイトナ Ref.16520

↑こうして写真で比べると、GSもカッコ良くて、決してデイトナに負けてないように思います。

このデイトナはムーブメントがゼニス社のエルプリメロで、ロレックス自社製に切り替わる直前のいわゆる最終型 Pシリアルと呼ばれるモデル。一部ではプレミアが付いてるモデルです。といっても外観では分からないのですけど。

以前はこのデイトナも自分にはデカくて派手で似合わないと思っていたのですが、ケースサイズ約40mmと、今となっては決してデカいとは言えないサイズで、今では全く違和感なくなりました。
クロノグラフなのに、むしろGSよりも厚みが無いのでスッキリとした印象です。

ブレスレットはデイトナといえども、この時代のロレックスの流儀に則ったもので、GSと比較しちゃうと決して高級感があるようには感じずチャチなものです。ただ、ロレックスのマークが入ると高いもののように感じちゃいますが。。。
全体の質感にしても客観的に見るとGSはデイトナにだって負けてないと思います。




という訳で、色々比較してみましたが、時計の作り自体は高級舶来時計に決して負けてません。むしろ勝ってる部分だってあります。
グランドセイコーが負けてるのはブランドイメージだったり、ブランド力だと思います。
1万円以下で買える機械式時計「セイコー5」と「グランドセイコー」が同じ「セイコー」じゃ納得いかないですよね。
世界にアピールするためには、ロレックスとチュードルの関係のように、グランドセイコーとその他下位グレードのラインとは明確に分けないとダメなんじゃないかなぁと思います。





結論;ブランドのマークを隠してブラインドテストすれば、多くの人はGSを選んじゃうかもw




いずれはハイビートも、、、
Posted at 2012/07/14 00:37:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | 腕時計 | 日記
2012年07月08日 イイね!

「いつかはGS」って言うよね

「いつかはGS」って言うよねその「いつか」が唐突に来ました(^^;





昨年末にもギリギリまで悩んで、結局IWCの時計をプレゼントして貰ったのですが、いつか機会があれば次こそは買おうと心に誓ってたグランドセイコー。
しかし、しばらくするとそんな思いも薄れ、(予定外の寄り道もしましたが。)時計の所有本数も増え過ぎたこともあり、これ以上増やしても出番のない時計が増えるだけで宝の持ち腐れだよなぁと、新たな時計の購買意欲は収まった、、、はずでした(^^;


先日までは時計購入のことなんでこれっぽちも頭に無くて、BMWのX6や5のハイブリッドを買っちゃおうかなと妄想していたのですが、普段通勤で乗っているE46 318iのスタビリンクを交換してから改めて良い車だよなぁ再認識。決して速い車ではないけど、通勤+ちょこっと峠レベルであれば必要十分だし、無理して今買い替える必要はないかと冷静になって思いを改めたところ、それまであった購買欲の矛先は必然的に時計に向く事に。
車と時計の購買欲が交互に訪れるようで、もはや不治の病ですねこれは、、、。


それまで車を買う事を妄想していたので、車に比べたら時計なんてどれも安く感じてしまい(錯覚ですが)、ロレックス エクスプローラーII Ref:1655 の自分と同い年のアンティークモデルなんて素敵だなぁと。
自分はロレックスよりもIWC好きを公言していますが、ロレックスはシリアルナンバーでその時計の製造年がおおよそ判るので、いつか自分の生まれた年のアンティークモデルを1本持ちたいなぁと前々から思っていたのです。
自分と同じだけ時を刻んでいる時計を身につけるなんてなんだかロマンティックですよね。

↑ロレックス エクスプローラーII Ref:1655  197X年モデル。現行のモデルよりも断然カッコ良いと思います。
車にしても時計にしてもそうですが、現行モデルよりも型落ちした古いモデルの方に惹かれることが多いです。
相場は120〜140万てところでしょうか。車と比べれば安いけど、冷静に考えれば高いよね(^^;

どうしようかと悩みながら悶々としていたのですが、何気なくネットでグランドセイコーのHPにたどり着くと、そこには「メカニカルGMT10周年記念モデルが限定発売」とあるではないですか!
すっかり忘れてたグランドセイコー熱が再燃。

↑SBGM029 メカニカルGMT10周年記念の限定モデル。
ケースは初代GMT SBGM001の復刻。(在庫処分ってことないよね??)
文字盤はグランドセイコーのブランドカラーである濃紺「グランドセイコーブルー」。
24時針と文字盤の「GMT」の文字が金色。


裏はシースルーで、回転錘はチタン製。陽極酸化処理が施されて奇麗な青色です。



ちなみにコッチは現行タイプのメカニカルGMT SBGM027。
文字盤のインデックスが変更されたり、ケースとリューズガードがゴツくなってたりで、自分の好みではありません。
あと、このモデルはマスターショップに限った販売ではないので、ディスカウントショップでも買えちゃうモデルです。


もともと限定という言葉に弱いし、時計好き、しかも日本人としては1本くらい持っとかなくちゃいけないグランドセイコーだし、自分好みの初代GMTの復刻だし、狙ってたエクスプローラーII に似てるしw、何より税込み504,000円!エクスプローラーII Ref:1655 の半額以下!! 安いっ!(←だから錯覚だってw)

まぁ、世界で700本の限定モデルだから、これっばっかりはタイミングと、実際に実物を見てからだよなと。
という訳で行ってきましたセイコーのお膝元、泣く子も黙る銀座和光。

実際に手に取ってみると、ケースサイズが39.2mmなので、デカ過ぎず小さすぎず重すぎずで丁度良い感じ。
限定文字盤の濃紺もキレイな色で、角度によっては黒にも見える落ち着いた色。
GMT針のゴールドも落ち着いた色で、文字盤の濃紺との相性バッチリ。
ムーブメントは機械式 9S66。自分の第二の故郷、岩手県の雫石製!(←ココ重要w)

でも第一印象は「これに50万かぁ、、、」ってのが正直な感想。
なんていうか、他の量産セイコー時計との違いがパッと見で判らないというか。普通の人は同じ金額だすならロレックスに行くよなって感じ。
でも、ひねくれ者の自分としてはまさにそれこそ望む所じゃないかと。
ロレックスのエクスプローラーII ではなく敢えてグランドセイコーGMT!!みたいな。


で、、、



買っちまいました!


ホントはせっかくなのでセイコーのお膝元 和光で買い物したかったのですが、結局は昨年12月にお世話になった松屋銀座で購入しました。
理由は、、、特典割引があったから(爆)
額が大きいと1割引でも今の自分には結構デカイ。和光の名前にその1割を払えなかった、、、。
いつか和光で割引無しで買い物できる大きな人間になりたいです、、、。


半日付けてみてのとりあえずの感想ですが、時計好きがいずれはグランドセイコーに辿り着くと言われる所以が少しだけ判った気がします。
パッと見は普通の時計ですが、さすがは日本製。細かな所が本当に丁寧に作られていて、文字通り「最高の普通」なんだなと。(グランドセイコーにしてはこのGMTは若者向けのデザインで、邪道なのかもしれませんが。)
これは実際に所有してみて、時間とともに喜びが増すタイプの時計だと思います。
でも女の子ウケを狙うなら間違っても選んじゃいけない時計でしょうね。黙ってロレックスにしましょうw

車に例えるとロレックスがベンツならセイコーはトヨタ。グランドセイコーはレクサスといった感じに思うのですが、レクサスが海外でもそれなりにプレミアムメーカーとして認識されているのに対してグランドセイコーはどうなんだろう。海外じゃ一部のマニアを除いて相手にされて無いのかな?



精度など細かなインプレッションはまた後日。
Posted at 2012/07/08 23:21:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | 腕時計 | 日記
2012年05月10日 イイね!

メルセデスAMG、IWCシャフハウゼンとスポンサー契約

メルセデスAMG、IWCシャフハウゼンとスポンサー契約この記事は、メルセデスAMG、IWCシャフハウゼンとスポンサー契約について書いています。

F1のメルセデスAMGチームが、IWCシャフハウゼンとスポンサー契約を締結し、2013年1年からIWCシャフハウゼンが公式エンジニアリング・パートナーとなることを発表したそうな。


ということは来年のマシンにはIWCのロゴが入って、メルセデスAMG F1モデルの時計がリリースされたりするのでしょうかね。

IWCファンであるとともにBMWファンでもある自分としては、ある意味BMWの敵でもあるメルセデスとIWCが組むのは複雑な心境ではありますが、IWCにとっては広い層にアピールできるので良い事なのかな。


ところで、お気に入りのIWC インヂュニア 500,000A/mなのですが、分針の夜光部分が一部脱落してしまったため、夜光部分の入れ直しと、そのついでのオーバーホールに出していたのですが、昨日無事に帰ってきました。

今回は総代理店であるリシュモン・ジャパンではなく、以前他の時計でお世話になった事のある宇都宮のトコヨ時計店にお願いしました。
かつて他の時計をある時計店に修理に出したことがあるのですが、そのお店が夜逃げしてしまって、結局お金も時計も帰って来なかったというとても苦い経験があるので、リシュモンに出した方が安心なのですが、リシュモンに出すと過剰な程のサービスで昔のオリジナルパーツが新しい物に交換されてしまう恐れがあるため、今回は敢えて時計店での修理を選びました。新品パーツへの交換は時計にとっては良い事なのですが、どうしてもお魚マークのリューズを維持したかったのです、、、

オーバーホール期間は2週間とリシュモンに出した時よりも早く、費用もオーバーホール代 22,000円、夜光入れが5,000円ととても良心的でした。また利用しようと思います。


これでまた安心して普段使いにガシガシ使えます(^^)


そういえば今日、仕事のお客さんがIWCの時計をしてたのでなんだか嬉しくて話しかけちゃいました。
してたのはコレ。

GST クロノグラフ。しかもIWCとPRADAのWネーム。
職業は薬剤師さんだとか。
IWCユーザーは医者とか薬剤師とか医療関係者に多いと聞きますが、ホントみたいですね(^^)

Posted at 2012/05/10 23:56:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 腕時計 | 日記
2012年01月13日 イイね!

再考 IWC INGENIEUR

ここのところ連日インヂュニアが登板。
休みの日にちょっとおめかししてお出かけって時はポルトギーゼって感じです。



いやぁ、インヂュニア サイコーです!
サイズ的に自分に丁度良いってのもあるし、耐磁性がハンパないので仕事でパソコン使ってても帯磁の心配いらずだし。
見た目も派手すぎず、地味すぎず。
白文字盤にゴールドの3針とインデックスは視認性バツグンだし、適度な高級感もあります。



で、インヂュニア気に入っちゃったので、いろいろ調べた事を忘れないようにまとめておきます。

自分の所有しているインヂュニア500.000A/mの直接の先祖にあたるのが、1976年に登場したインジュニアSLというモデル。軟鉄性のインナーケースにより80,000A/mの耐磁性能を誇りました。

ケースと一体化したブレス。5つの穴があいたネジ込み式のベゼル。
この独特な出で立ちは現行のインヂュニアにも引き継がれています。

デザイナーはかのジェラルド・ジェンタ。


他に雲上ブランドであるパテック・フィリップのノーチラスなども手がけています。
(最近バナナマンの設楽さんがしてるやつですw)

↑パテック・フィリップ ノーチラス
言われて見ればベゼルの感じとかインジュニアと雰囲気似てますね。
ベルトなんかはそのまんまって感じだし。


自分の所有しているインヂュニア500.000A/m(Ref.3508)は1989年〜1992年までの短期間(たった1年間という話もある)販売されたモデル。


ドイツのシュトラウマン研究所で開発された"ニオブ・ジルコニウムという特殊合金をムーブメントの脱進機内のパーツに使用することによって実現した 500,000A/m という超耐磁性能がこの時計の最大の特徴。

50万A/mという数字は実は控えめな表記らしく、本当はテストでは3.7百万A/mという途方も無い磁力に耐えたらしい。
しかも、理論上は更に強力な磁力にも耐え得たらしいけど、それ以上の磁力を発生する装置が無く、検証できなかったらしいです。

ムーブメントはETAベースのCal.2892-A2。
ちなみにこのETA Cal.2892は1976年にリリースされ、以降様々なメーカーの時計に搭載されている超有名なムーブメント。
自分が他に所有しているIWC GST アクアタイマーのムーブCal.37524もコレがベースだったりする。

良くETAのムーブメントを載っけてるからダメだという人がいるけど、自分の場合は適材適所で使う分には良いと思ってる。さすがに100万オーバーの時計にETAだとなんか寂しい感じはするけど、、、。

それにIWCの場合はETAをそのまま載せるいわゆる「ETAポン」はせずに、徹底的にリファインして載せていることは有名



1992年にはRef.3521にモデルチェンジ。
外見は500,000A/mモデルとほぼ一緒ですが、こちらは風防に日付拡大用のサイクロップレンズ付き。


ムーブメントは高級時計メーカーのジャガールクルト製がベース(Cal.887/2 マーク12と一緒)。
耐磁性能は80,000A/mに落ちましたが(といっても超耐磁性には変わりないけど)、IWCとしては珍しくクロノメーター認定の時計です。(そもそもIWCはクロノメーター規格に参加せずとも、社内規格がクロノメーター規格よりも厳しいので参加する意味がないというスタンスらしい)
文字盤には500,000A/mに代わって "CHRONOMETER" の文字が。
だけど同時に "INGENIEUR"の文字も消えってちょっと寂しい感じ。
2001年まで販売されましたが、ここで一度インヂュニアは消滅します。



そして2005年に復活を果たしますが、ここからややゴツく派手な路線になっていき今日まで続きます。


現在はAMGとコラボしたモデルもありますね。AMGに興味ないけど。





↑ビッグ インヂュニア クロノグラフ Ref.IW378406
ムーブメントはCal.80110。
この80000系、当初は完全自社製ムーブメントとの触込みで登場しましたが、実際にはETA社のポピュラーなクロノグラフムーブメント Cal.7750を改良して、巻上機構をIWC独自のペラトン式にしたものなので、完全な自社製とは言えないようです。決してそれが悪いとは言いませんが。
ケースサイズは45.5mmもあってデカ過ぎです。自分のポルトギーゼよりもさらにデカイ。




↑ビッグ インヂュニア Ref.IW500502
自分が持ってるポルトギーゼと同じ完全自社製 Cal.50000系搭載のモデル。
やはりサイズがデカ過ぎの45.5mm。



時計にしても車にしてもそうなのですが、気に入るとそのもののルーツとかバックグランドについて知りたくなります。

ヤバいヤバい、インヂュニアのせいで、知らなくてよかったパテック・フィリップについての知識が(^^;
ノーチラス欲しくなっちゃったじゃん(汗)

パテック・フィリップなんかになると、もはや自分にとっては文字通り雲上の存在です。
(自分も以前はそうでしたが、時計について詳しくないとロレックスが一番高級だと思っている人多いですよね。時計に詳しくなると上には上があって、ロレックスはあくまで ”実用時計" の中での王様ってだけで、しかもそれは、素人でも知ってる知名度であったり、使い勝手の良さであったり、それなりのステータス性であったりのトータルバランスで優れているっていう意味だと現在は理解しています。そういう意味ではやっぱロレックスとメルセデスはイメージが被ります。)


それと気に入ると予備が欲しくなっちゃうという悪いクセがあるんですよねぇ、、、(^^;
実際、マーク12は2本所有してますし、実家の車庫はM3のストックパーツだらけ。M3GTのカーボンパーツだけでも何個予備があるのやら、、、

まずい。インヂュニアSLやルクルトインヂュも欲しくなってきた。
先日までグランドセイコーとか言ってたくせに(^^;

Posted at 2012/01/13 23:24:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 腕時計 | 趣味
2012年01月12日 イイね!

またまた時計ネタ

またまた時計ネタ前回のエントリの後日談ですが、、、。

これまで抑えていた物欲が一気に欠壊してしまい、、、年初めに別の時計をさらに2本購入してしまいました、、、。









まずはこちら、IWC Mark 12 レディースモデル Ref.IW4421-001
これもメンズモデル同様、中身はれっきとしたジャガールクルト製のムーブメントです。
(Cal.964 31石 28800振動)



レディースモデルですのでもちろん彼女用として買いました。



お揃いになりました(^^)
メンズモデルと比較するとまるでミニチュアですね。


彼女からプレゼントしてもらったポルトギーゼが高かったせいもあり、自分が彼女にあげたプレゼントでは値段的に釣り合いが取れなかったのでその調整分ってことで購入しました。

まぁ、これもらって女性が喜ぶかどうかは別にして(^^; 
これ見ても同性はきっとこの時計の価値分からないでしょうねぇ。よほど時計に詳しい男性なら気づいてくれるかもしれませんが。
「お揃い」ってことに意義があるので許してください(^^;




と、ここまではまだ許されるかもしれませんが、、、。


色々見ているうちに我慢出来なくなり、、、
もう一本逝っちゃいました(爆)


↑IWC INGENIEUR 500,000A/m Ref.3508
 ムーブメントはETAの汎用ムーブベースのCal.2892-A2。21石 28800振動


「インヂュニア」は 、ドイツ語で「エンジニア」の意味で、医師や放射線技師など、電磁波の影響が心配される特殊な職業の従事者のために開発されたモデル。

さらにこのモデルは 500,000A/m(アンペアメーター。ちなみに約80A/m=1ガウス)という"超"が付く程の耐磁性を備えたレアなモデルになります。この記録は未だ破られていないらしい。
(某ロレックスの耐磁時計"ミルガウス"の耐磁性は 1,000ガウスなので 約80,000A/m。)



↑ケースサイドに誇らしげな500,000A/mの文字。


ドイツのシュトラウマン研究所で開発された特殊合金をムーブメントの脱進機内のパーツに使用することによって、この500,000A/mという超耐磁性を実現していますが、コストが掛かり過ぎたために短期間しか製造されませんでした。

サイズはケース幅34mm、厚さ8.8mmと、現代の時計に比べると可憐な感じがして、とても500,000A/mもの超絶耐磁性を備えているようには見えません。

参考までに、密着状態での磁界の強さを列挙すると、肩こり用の磁気製品が〜144,000A/m。磁気ネックレスが〜96,000A/m。携帯電話が〜22,400A/m。
理論上はこれらの磁界にもビクともしないことになります。

500.000A/m なんて数字、民生品にオーバースペック過ぎやしないかと思いますが、そんな時計を作っちゃうところがIWCたる所以。
だからIWCは「真面目」とか、「質実剛健」とかって言われるんだと思います。
そこがまたたまらなく好きなのです(^o^)


この次のモデルであるRef.3521 は見た目はほぼ変わりませんが、耐磁性能を 80,000A/m まで下げて(といっても十分超耐磁性と言えるのですが)、ムーブメントはジャガールクルトのCal.889に変更されました。

500.000A/mモデル とRef.3521(ルクルトインヂュ)のどちらを買おうか悩んだのですが、同じジャガールクルトのムーブメントを積んだマーク12を持っているので今回は耐磁性の方をとって、500,000A/mモデルを選びました。

使い勝手からすれば、正直ジャガールクルトのムーブメントが決して優れているとは言えないんですよねぇ。
巻き上げ効率が悪いし、時間合わせにしてもとても繊細な印象です。
普段使いなら断然ETAベースの時計の方が楽だと思います。


白文字盤にゴールドの針、インデックスが清潔感がありとても美しい。
サイズも自分の細い手首にジャストな大きさ。
控えめで派手すぎず、インテリジェンスな佇まい。
今後のメイン機になりそうです(^^)

(現行のインヂュニアは残念ながら、デカく派手になりすぎました。しかも耐磁性まで無くしたモデルもあるとか。それじゃインヂュニアとは呼べないんじゃ、、、。)




自称IWCファンのわりにIWCの時計あまり持ってないじゃん、と昨年末に思ってから6本まで増えました。
(1本は彼女のだけど。)
これでIWCファンて言っても良いかな?


もうしばらくは時計買いません。というか買えません(^^;

M3の支払いこれからなのにどうしよう、、、orz
Posted at 2012/01/12 00:07:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 腕時計 | 趣味

プロフィール

「@alfa-jiji クワドリフォリオか、飾ってあったジュリアGTジュニアにされたのかと予想してました💦
ただ、あれだとカッコ良いですが、かなり目立ちますね😅しかも既にあの車両は登録済みだから新古車になるのかな❓
グレカーレかトナーレが出たら是非お願いします😁」
何シテル?   05/16 19:53
基本的に他人と一緒は嫌なヘソ曲がり(^^; WindowsよりMac ロレックスよりIWC コカコーラよりペプシ 任天堂よりSEGA そしてもちろ...
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