
連休が取れたので泊まりで出かけてきました。
といっても目的は例年この時期聞きに行っている東京フィルの第九のコンサートなので決して遠出ではないのですけど。
これまではちょっとしたお出かけはMINIの出番が多かったのですが、今年からはMINIの代替であるチンクの出番です。
片道たかだか100kmですが、病み上がりのチンクには荷が重いか?などと不安もありましたが、結論から言うと往復の高速走行も難なくこなし、すっかり優等生になって帰ってきてくれたかなという印象です。
この先どうなるか全くもって気は許せませんが (^^;
コンサートは夕方からだったので、まずは以前からチンクで行ってみたかった青山にあるFIAT CAFFEへ。

以前から何度か来た事あったのですが、せっかくなのでいつか愛車で来てみたかったのですよね。
1階がアンテナショップみたいになってて、2回は普通のカフェですが、何気に賑わってます。
周りを見渡しても決して車マニアやFIATファンてわけでもなさそうなので、普通のカフェとして認識されているようです。
夜にはこれまたチンクで行ってみたかった汐留のイタリア街に。

汐留のビジネス街の一角がちょっとしたイタリアンに。
道も石畳でそれっぽくなってます。

実際にイタリア本国の石畳をチンクで走ったらこんな感じなのかななんて妄想してみたり。

そういえば、先日スタッドレス装着のついでに、ホイールを以前からきっとチンクに似合うんじゃないかと妄想していたミケロッティ・ディーンにしてみました。
元々16インチのアロイホイール仕様の限定車ですが、チンクに16インチはオーバースペックと思いますので、今回14インチにインチダウン。
クラシカルかつ可愛らしい雰囲気でチンクのキャラには似合ってると思います。
そうこうしてるとチンクの走行距離が2,000kmに到達しました。

8月のお盆前に納車でしたが、その後すぐにぶっ壊れて3ヶ月の長期入院だったので、実質まだ2ヶ月くらいしか乗れていないことを考えると順当な数字でしょうか。
で、クリスマスと言えばプレゼント交換なわけですが、今年はマイホーム計画もあったりしてお金がこれから掛かるし、
昨年高額な物をもらっちゃってるので、今回はお互いに無理せずいこうと決めていたのですが、いざデパートとか行っちゃうとダメですね。ついつい時計売り場に足が向かってしまう(^^;
見るだけと心に誓いながら、色々と見て回りました。
まずは少し気になってたモーリスラクロア。

群馬には代理店が多分ないかな?なので実際に手に取って見てみたかったんですよね。
気になってたモデルはポントスS。

実際に手に取ってみると、細部の作りこみはそれなりで正直残念な感じでした。
普段IWCの時計に慣れているので、そこらへんの評価は厳しめになってしまっているかもしれませんが。
でもこれで定価 378,000円はなぁ、、、。中身もETAあるいはセリタ?
20万以下なら許せるかもねぇ、、、。
次に見ちゃったのは文句無しの雲上ブランド、泣く子も黙る「パテックフィリップ」!!
ここのところ時計に関して思う事があって、今までのようにミドルクラスの時計を多数所有して散財するよりも、なけなしの財を一点集中させて雲上ブランドを1本持ってた方が賢いのではないのかという事。
となるとパテックなら3針のノーチラス。

これならスポーツ時計なので夏場の半袖シーズンでもいけちゃうし、かといってスーツとかフォーマルなスタイルにもいけちゃうだろうし。
でもこれ、普通のステンレスモデルでも260万オーバーなんですよね。
実際に目の当たりにすると、その固まり感、細部の質感に圧倒されますが、それにしたっていくらなんでも高過ぎ。車買えちゃうっつうの。
さすがにここは冷静になりました。自分はまだパテックを持つべきじゃないなと。
もちろんお金もないですが、無理してまで持つ時計じゃないと思ったし、それ以前に無理する人が持っちゃいけない時計ですね。
でもパテック見ちゃうとダメですね、感覚が麻痺しちゃって。これ以降に見る時計が安く見えちゃうこと。
100万?パテックの半額以下じゃん!安いっ!←でもそれ錯覚!みたいな (笑)
次に見たのはこれまた気になっていたセイコーのプロスペックス ランドマスター 三浦雄一郎 エベレスト 2013 限定モデル(SBDB007)

所謂デカ厚時計ですが、素材がチタンなので大きさの割に軽くて、しかもデザインもシンプルで自分好みでした。
しかも、お店に置いてあった個体のシリアル番号が自分の生年月日に関連する数字で、これはもしや運命か!?
値段もスプリングドライブ搭載にも関わらず40万を切る値段設定で安い!(事前にパテック見ちゃってるので)
と一瞬血迷いそうになりましたが、実際に使用しているシチュエーションを想像してみましたが、自分の生活スタイルには合わない、そもそも自分は山登りなんかしないし、むしろインドア派じゃないかと冷静さを取り戻しw 我慢することが出来ました。
セイコーのアフターサービスには補修部品の保有年数という面で一抹の不安がつきまとうのですが、お店の人に確認すると、このような決して安いとは言えない、しかも限定モデルでもやはり製造終了から7年しか部品を保有しないとのこと。実際にはこの話しを聞いて一気に冷めちゃったのですけどね。
次に銀座のオメガブティック本店でこれまた気になっていたスピードマスターX-33の後継モデル Z-33を手に取ってみる事ができました。

発表から結構経ってるのに全然見かけないなと思ったら、まだ扱いはココでしかないとか。
実際に手首に乗せてみると、その非常識なまでの分厚さに圧倒されます。厚さはなんと約20mm。

何故にここまでデカくするのか。ここまでデカイとさすがに自分には無理。
というよりも、こんなにでかくちゃ実際のミッションに支障をきたすんじゃ、、、。
前身のモデルであるX-33は所有していますが、厚みは常識範囲内の14mm程度でした。
しかも、Z-33はフライトマスターのケースデザインを踏襲しているので、見た目からしてもはやそこにスピードマスターの面影無し。
定価は51万4500円、、、。自分には残念ながら縁がなさそう。
そしてそして、次に見たのがジャガールクルト。

以前から興味はあったし、自分の所有しているIWC マーク12やインヂュニアにもジャガールクルトの機械が搭載されていたり、IWCとは同じリシュモングループに属しているので何となく親近感はあったのですが、いかんせんオトナなイメージだし(しかも高いし)、これまで実際に手に取って見た事はありませんでした。
時計好きの間では、IWCもそうですが、ジャガールクルトの作り込みは特にハンパないとの評価が大半だと思いますが、雑誌等で見る限りはその良さが今一分からなかったんですよね。
で、ショーケースの中に並ぶ時計の中からなんとなく見せてもらったこの時計。

マスター・ウルトラスリム。
写真だとごく普通の手巻き時計に見えます。
ところが、実際に手に取るととても上品でエレガント。ホントに美しい時計でした。

ケース径は38mmとまぁまぁ大きいのですが、その名の通り厚みは6mmちょっとしかなくて、ここのところのデカ厚時計に食傷ぎみな自分としてはまさに衝撃。とてもインテリジェンスを感じる佇まいです。これなら年をとっても似合いそうです。
正直、今流行のデカ厚時計は日本人の年寄りには似合わないだろうなと思ってしまうのですよね。
そしてジャガールクルトといえばレベルソ!

時計がひっくり返る機構を持つアレです。
今までスクエア型の時計には全くもって興味なかったのですが、実際に見てみるとこれまた良いんです。
時計をひっくり返す機構もしっかりカッチリしていて、作りの良さが伺えます。
そして、この時計をひっくり返す所作がなんだか「トランスフォーマー」みたいで男の子心をくすぐります。
女性用にはこんなのもあったり

今まで彼女には頼まれてもないのにチュードル・MINIサブマリーナ、ロレックス・エアキング、IWC・マーク12レディースをあげてる(彼女は時計に全く興味ないのにw)のですが、気づけば全部スポーツモデルばっか。
ちなみに彼女自身は全然スポーティな感じじゃありません(汗)
でもレベルソなら女性的で似合いそう。
自分と違って物欲の無い彼女も気に入っていた様子でした。
最後は毎度おなじみのIWC。

ポートフィノ・クロノグラフのメッシュブレス仕様。
時計ももちろん良いのですが、時計本体というよりも、このレトロなメッシュブレスがとても気になりました。
試着させてもらったところ、これがまたドレッシーな雰囲気で、素敵でした。
装着感も良くて作りも貧弱な感じは全くありません。

今回のお供は丁度1年前に彼女からプレゼントしてもらったポルトギーゼ7days。
この1年間、ちょっとしたイベントの時にはなるべくこの時計をするようにしていましたが、革ベルト仕様しかないのので汗をかく夏場とか雨の日はちょっと難しく敬遠してました。
そこでこのメッシュベルトを自分のポルトギーゼに流用して装着すれば夏場でも使えるし、イメージチェンジにもなるし、革ベルトだけよりもさらに出番が増えるかなと。
というわけで今年のクリスマスプレゼントはこのメッシュベルトにしてもらいましたヾ(@^▽^@)ノ ワーイ

実際にはこれに決まるまで銀座和光とその周囲のデパートの時計売り場を行ったり来たりでどうしようこうしようと3往復くらいしました。昨年も同じ事してた気がしますが (^^;
いかんせん、ベルトだけとはいえ簡単に即決できるほど自分にとっては安くなかったので、、、。
注文になったので2、3ヶ月はかかるのかな。
ちょっと楽しみが増えました(^^)
もちろん時計ばっか見て回ってたわけじゃなく、ちゃんと彼女の買い物にも付き合いましたよ。
ちなみにボクは今回ささやかながらこれをあげました。ありきたりですが。
そして今回の収穫物。
それにしても良かったなぁジャガールクルト、、、。
次はジャガールクルトをペアで買うのを目標に頑張ろう。