シビックというクルマは

こんにちは～

ジュネーブモータショーで、市販版新型シビック　タイプＲが発表になりましたね。
素晴らしい性能のクルマらしい。ニュルＦＦ最速なんてもうスーパーカーですね。



そして、デザインも申し分ない。
ただコンセプトカーのリヤスタイルが、強烈にカッコ良かったため少し大人しく見えてしまいますが（笑


ただ、値段も強烈に高いらしい。英国ではＯＰ付きで610万円とか。


さて、今日の本題ですが、この新型シビックの話ではなく私の昔話すこし。

今回の主人公は1983年から販売された3代目シビック。


通称ワンダーシビック（Ｅ－ＡＴ型）
新型シビックとは、価格も性能も全く違うクルマでしたが、
ワンダーシビックというクルマは、実は私の人生にとってかけがえのない1台だったんです。

コーダトロンカ（砲弾）理論により、スパッと切り落とされたテールを持つ独特なシルエット。
始めはバンか？と思ってましたが見るうちにそのデザインの素晴らしさの虜に。
このころから、エアロフェチだったのかも（笑



マイナーチェンジを機に、途中追加されたＳｉグレード
もう、ビビットきました。恋焦がれました。
そして、これが初めての愛車に。


話はもう少しさかのぼり、スーパーカーブームだった中学校時代。
私もいつかはスーパーカーを買うぞと、貯金を開始。

印刷業を営んでいた実家でバイトをしながらコツコツと貯金を。
そして、100万円たまったところでそれを頭金にシビック購入。
大学2年生の春でした。



2年間毎週のようにディーラーに行きクルマを見ていましたから相当の顔見知りになった
セールスマンの田中さんにある日、満を持して『今日は本気で商談に来ました』と。
喜んでくれました。

今でも覚えている総支払額160万円。破格の値引きでした。
フロアマットとバイザーはセールスマン田中さんのサービス。

シビックを購入してから大学生活が楽しかった。
（勉強してません。お父さんお母さんごめんなさい）

みんなと一緒に、心霊スポットツアーといい深夜ドライブに行ったり。
彼女と毎週のように、ドライブデートしたり。
大きなテストが終わると、50㎞離れた博多までラーメン食べに行ったり。
国道3号線では、前にいる遅いクルマの集団と一緒にＰカーも抜き連行されたり（涙
峠では、コーナーを相当元気よく出て行ったところで、Ｐカーと御対面し、再び連行されたり。

そのうちに、お世話になってたタイヤショップ横尾の女性社長さんに誘われて出たジムカーナで運よく表彰台に上がったもんだから、それからモータースポーツにどっぷり。





翌年からは本気で参加し始め３年後には、
ＪＡＦ地区戦でシリーズ入賞を果たし、年末の全国大会に！







別の学生大会では、その時東京の大学生だった山野哲也選手と同じコースを走りました。
そのころから山野選手は速かった。
（記憶が間違ってなければ山野選手は優勝。私はただの人）

そんなこんなでシビックは私の礎を築いてくれた大切なクルマ。

そう、シビックというクルマは今でも私のスーパーカーです。