すっごく気になる車が登場しました。
クラリティ PHEVです。
ざっくり性能のご紹介
エンジン
1.5L アトキンソンサイクル
DOHC i-VTECエンジン
77kw [105ps]/5,500rpm
134N・m[13.7kgf・m]/5,000rpm
熱効率 40.5% (フィットハイブリッドは39.5%でした)
走行用電動機
135kw[184ps]/5,000-6,000rpm
315N・m[32.1kgf・m]/0-2,000rpm
燃料タンク
無鉛レギュラーガソリン/26L
リチウムイオンバッテリー
27.3Ah 310.8V 17kwh
ボディーサイズ
全長(m)/全幅(m)/全高(m)
4.915/1.875/1.480
◇特徴
・ボディがデカい
トヨタクラウンより幅が+7.5cmワイド。
日本での取り回しはちょっと大変です。
・燃料タンクが小さい
ボディのわりに燃料タンクはわずか26L
そう考えるとこの車は、プリウスPHVよりもEV側に近く、BMW i3REXよりはハイブリッドに近い微妙なライン。基本は充電して使うEV。
遠くへはEVとガソリンでという使い方だろうか。航続可能距離は両方満タンで600kmほど。
・高価
発売価格は588万600円
これ売れるの?という強気設定。
買いたい人だけ買えば?という価格ですね。
で、この車はどうして作ったのか・・・
答えは簡単。
アメリカのカリフォルニア州で売るために開発した車みたいなもので、日本でもPHEV売っておくかというスタンス。売る気はあまり感じませんね。
で、なぜカリフォルニアかというと、カリフォルニア州で年間2万台以上の車を販売するメーカーには、ZEV規制というものに引っかかってしまいます。
(Zero Emission Vehicle規制)
その内容は、2018年モデルの新車販売のうち、4.5%以上を燃料電池自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド車のクルマにするよう各メーカーに要求するもの。
去年まではハイブリッド車や、天然ガス車も対象となっていたが、2018年からはガソリン車と同等の扱いとなってしまう。
という背景で生まれたこの車。出すだけではだめで、販売台数を稼がなくてはならない。
もし守れなかった場合、テスラ等のEVを多く発売しているメーカーから、『クレジット』と呼ばれる温室効果ガス排出枠を購入するか、カリフォルニア州へ罰金が必要となってしまう。
ということもあり、アメリカでの発売価格は・・・
370万5,797円@7/25現在
安いなぁ(´・ω・`)
この価格で売っても、クレジットを購入するより安いということなのでしょうかね。
この値段見てから日本での発売額を知ってしまうと、買えないw
回生ブレーキを調整できるパドルシフトとか、エンジンで発電して50%まで溜まったら自動でEV走行に戻るモードとか、結構使い勝手のよさそうな機能が装備されているけど、一般の人使いこなせるのかな??
ホンダから一般に買えるPHVを発売したということで、今月だけで30か所以上のホンダディーラーに急速充電器が設置されています。
うちの近くだと、
どの店舗も高岳orJFEの50kwの高出力タイプ。
リーフのZESP2の充電カードだと他社扱いで15円/分とられるんだろうなw
空いていそうだから、急いでいるときなんかは知っておくと便利です。
Posted at 2018/07/25 22:32:15 | |
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